小説『雪花』全章

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傾聴

2012-02-03 16:08:49 | Weblog
 耳を傾けよう
 黒闇から抜け出せない時に、先人の言葉に「傾聴」(耳を傾ける)ことがいいかもしれません。
 優れた思想家(先人たち)が、その時代において、常になんらかの意味で常識を超えた思想を残しています。その思想がつぎの時代に染み込んで、変化していくのです。
 少しでも、よりよく生きようとするならば、先人の言葉に耳を傾ければ、先人の知恵が聞けます。
 昔の人の方が、才覚に長けているから、しかも現代人より、もっとも難しい時代に生きた人たちだから、その語る人生訓は有用で味わい深いと思います。
 そして、人間の生活の根底に「無自覚」的にせよう、ついて、反省し、正しい生き方を考えるということになります。
 ある日本の方が書いた「黄門様」の逸話です:
 「ある年、日照りが続いて、農民たちが雨乞いをした。しかし、雨は一向に降らないです。農民たちの嘆きが黄問様の耳に入った。黄門様は雨乞いをやめさせ、かわりに、祭りばやしを奏させた。そして、村民一同に踊ることを勧めた。構わないから連日続けよ。歌い踊れ、とけしかけた。そのうち、待望の雨が降ったというのだ・・・」
 この逸話は何の意味でしょう?伝わるのは歌や踊りで雨を呼んだのではなく、むしろ、とにかく気分を一新させ、ものごとを暗い方向に考えるのでなく、「楽天的」という意味ではないでしょうか。
 「書物数」は心の中に足していきたいですね!