もーあしび旧記

模型工作をはじめ、趣味の話題などもろもろ。

停留所の風景

2007-06-28 00:04:43 | 資料室
電車停留所(電停)は、路面電車レイアウトに欠かせないアイテムの一つです。
私のレイアウトにも設置予定ですが、実物の例を観察してみます。

画像は、京津線の東山三条停留所(現・廃止)です。
京都でも交通量の多い三条通りの上にあった停留所ですが、横断歩道側にガード・停留所のポールが建っているだけのシンプルな作りです。

最近は安全面・サービス面からも車道側にガードフェンス、屋根を設置している停留所が多いので少数派です。

ポールも鉄柱に看板を取り付けただけのシンプルな物で、京阪電車独特の物です。
模型で再現すると、場所の特徴を出しやすそうですね。


ポールのアップです。
ゼブラ模様のガードが目を惹きます。模型化の際にポイントになりそうですね。



時刻表部分のアップです。
『準急通過』の表示も京津線ならでは・・・ですね。
実際、この駅で待っていて準急に通過されると、かなり怖かった思い出があります。



忘れた頃にパワーパックその2

2007-06-27 11:57:05 | 四宮電力・保線区
このブログの最初の頃の記事で書いたパワーパックが完成しました。

回路やサイズは、ココの記事を真似てみました。
変更点は、12V/2Aと定格を大きくし、LEDによるパイロットランプをの回路を追加しています。

コンパクトにまとまったのは良いのですが、プラケースを使用した為にケースを半田鏝で溶かすという初歩的なミスをやらかしました・・・(汗
また、裏ブタとの接続をタッピングビスでする構造なので、ケース内スペースを有効に使えないという欠点も実感しました。

小さいケースを使う際は、アルミシャーシの方が有効なようです。

香港からの挑戦に決着

2007-06-18 21:44:48 | 四宮電車工場
さて、香港トラムもいよいよ仕上げです。

台車枠と取り付けたプラ板をつや消しの黒に塗装し、台車枠を取り付けます。

屋根を組み付け、ドアの横に開いてる穴にバックミラーのパーツを差し込みます。
軟質のプラなので、少し強めに押し込みます。

最後に、外しておいたポールを差込みます。

そして試運転。
車体を揺らしながら走る姿は単車ならではです。
車体がダイキャストということもあり、ウェイトを全く積んでいないのによく走ります!!!

デキタ━━(゜∀゜)━━!!!

香港からの挑戦状に勝利した瞬間です。
























ちなみに、パスポートを持っていない私は実物を見たことがありません。。。(汗)

香港からの挑戦状その3

2007-06-17 21:29:58 | 四宮電車工場
今日は予告通り、各部の組合わせ加工です。

屋根裏から伸びたセンターポールの端に、2mmのネジをダイスで切ります。
屋根からセンターポールが抜けないので加工しづらいのですが、2箇所だけで長さも元からネジが切ってある部分の半分程度で充分です。

床板と台枠の取り付け加工に移ります。
床下のパワートラックとあまり干渉しない場所に、t1.2・8mmX24mmに切り出したプラ板を2枚重ねて接着します。
この際の位置決めは、センターポールの貫通する穴・台車枠の取り付け穴がかかる場所を選びます。
プラ板の大きさは目安程度です。

プラ用接着剤でがっっちり固定し、台車枠を取り付けたパワトラを置いてプラ板が干渉する位置があれば、ルーターで削ります。
また、車体と床板を嵌めて、プラ板の幅が広すぎて干渉するようなら削っておきます。

調整を終えたら、床板にセンターポールが貫通する穴を開けます。
元から開いている穴をガイドにφ2.1の穴を開け、屋根を嵌め、センターポールが貫通することを確かめます。場合によっては、穴の大きさを現物合わせで調整します。

台車枠は、パワトラの車輪と干渉しないか走行テストもしながら取り付け位置を決めます。
干渉するところがあったら、削ります。
位置が決まったら、台車枠の取り付け穴をガイドにφ1.5mmの穴を開け、2X8mmのタッピングビスで取り付けます。
取り付け後、再度試運転をして問題無ければ、全体的な仮組みです。
床板と車体を嵌め、2本のセンターポールを穴に貫通させながら屋根を取り付けます。

センターポールの床下に出てきた部分に2mmのナットで固定し、最終的な仮組です。

走行させて問題無ければ、いよいよ仕上げです。

香港からの挑戦状その2

2007-06-16 20:34:45 | 四宮電車工場
香港トラムの加工をはじめました。

先ずは分解ですが、外せるようなネジやシカメが見当たりません。
唯一それらしい物は車輪脇のネジを通してある出っ張った穴がありますが、屋根の方から押し込まれており床側からはネジを外せそうにありません。
少し考えて、この出っ張りを破壊する強行手段に出ました。
ニッパーで出っ張りの根元を咥えて、ぐるリと一回転。
綺麗に破壊され屋根を引っ張ると、上から屋根・車体・床板・台車と各パーツに分かれました。
さらに、屋根のポールを抜いておきます。

車体を止めている構造は、屋根裏に設けた取り付け穴に上下にネジ(ヤスリの目のようなネジ)を切ったセンターポールを床板に取り付け穴まで貫通させる・・・というシンプルな構造です。
ネジの目が細かい為、少し径の小さいプラ製の取り付け穴に押込めば外れない構造になっていました。

さて、分解も出来たのでメインの加工です。
動力は、天賞堂ブランドの花園製作所製のパワートラック
厄介な書き方をしましたが、要はパワトラです。
厄介な書き方は、品薄へのアテツケだったりします。。。。。

閑話休題。

加工の方は、パワトラの取り付け穴を床に開ける所から始めます。
位置は当然車体中心になり、屋根のポール取り付け位置から下ろしてきた中心線と、床幅の中心の位置開けます。
単車なので、取り付け金具は使わず床に直接φ5.5の穴を開けます。

パワトラを仮止めしたころ床板がやや高いようなので、パワトラを取り付ける部分の床板を現物合わせで削ります。(台車枠真ん中にあるバネと車体の隙間が開きすぎない程度に。)

台車枠は、先日のモデルワークスの『ブリル76E 31mm』(税込み¥756)です。
31mmなので、楽勝~!!!
・・・と思いきや、パワトラがスンナリ入ってくれません。

タイヤハウス部分が狭く車輪に干渉したり、軸距が32mm(なんでやねん!!!!)
だったりと、手を焼かせてくれます。
現物合わせで削ったり、軸受けの穴を大きくして31mmで入るようにします。
ヤスリで削っていましたが、ここは文明の利器・ルーターに登場してもらいガリガリ削ります。

パワトラの車輪と台車枠が干渉しない事を確認したら、台車枠をつけたパワトラ・床板と車体を仮組みし、台車枠と車体で干渉する部分がないか確かめます。

結果、台車枠端の台枠(?)が表現された部分が干渉したので、現物合わせでカットしました。

明日はは台車枠・車体・屋根を固定する加工です。

香港からの挑戦状

2007-06-15 00:40:12 | 四宮電車工場
別にジャッキー・チュンと勝負しようという訳ではありません。
羽田空港の売店で購入した、香港の二階建てトラムのディスプレイモデルの話です。

HOサイズ位だなぁ・・・走ったら面白いなぁ・・・なんて思いながら、衝動的に購入してしまった物です。

旅先のホテルで箱を開けてみると、全て中国語で書かれた説明書と別パーツでバックミラーのパーツが付属しているだけでした。
説明書・・・というより、このメーカーへのダイレクトメール申込書のようです。
(訳してみようとも思わないのでわかりませんが・・・)

モデルの方は、ダイキャスト一体の車体に、プラ製の屋根と床板の組み合わせです。車輪は金属製で回転します。
ディテールの方は美しく派手な広告印刷もさることながら、室内の椅子や階段、運転台ハンドル、トラップドアー(客室内の床下点検口)も表現されています。
屋根にはプラ製ながら繊細なポールが載っており、じっとさせておくのは勿体無い出来です。

さて、気になる部分の寸法を測ると、

G(ゲージ)=16.5mm
HB(ホイールベース)=31mm

31mmのパワトラと二軸単車用の台車を用意すれば走行も可能です。
走らせろと言わんばかりの挑戦的な寸法です。
ついついヒートアップしてしまい・・・昨日の日記の如くパーツを揃えてしまいました。

午後からの遠征

2007-06-13 21:28:01 | Weblog
今日は休みでしたので、午前中に洗濯物を片付けて午後から都内へ。

秋葉原で電子パーツを購入した後、トラムウエェイさんへ。
休みと営業日が合うときはなるべく顔をだすようにしているお店です。

これと言った目的も無かったのですが、部品コーナーで捜していた軸距・31mmの単車用のブリル台車を発見しました。
青森モデルというメーカーが作っている事は知っていましたが、今日見つけたのは、モデルワークスの製品でした。
自社のキットに合わせて製作したようですが、青森モデルよりも断然安いく加工もしやすそうだったので迷わず購入しました。

パワートラックも購入して、久々のHO車両工作になりそうです。

ストラクチャー

2007-06-11 13:04:34 | 名前の無い工務店
レイアウトに使うストラクチャーの工作もはじました。

街コレ・市販品を中心に買い集めていますが、その中の一つが完成しました。
津川洋行の商店キットを組み上げ汚したものです。
この『商店』のストラクチャーは、少し前までは店頭にも並んでいた定番商品だったのですが、いつの間にか姿を消してしまい今は通販で塗装済みキットのみの販売のようです。

組み立て自体は難しいところはなく、接着剤を使う街コレ・・・といった感じでしょうか。

自分のキットは屋根が若干歪んでおり、妻板のラインと合いませんでした。
そこで、瞬間接着剤でを点付けして仮止めし、屋根を妻板のラインに合わせてマスキングテープで位置決めした後に瞬間接着剤を流し込んで固定しています。

この辺りは書くほどの技法でもありませんが・・・。


窓をアルミサッシに交換さあれたように見せたかったので、窓に銀を挿しましたがあまり目立ちません・・・。

組み立ての最後に看板を取り付けます。
看板は無地なので、パソコンで簡単に製作し雑貨店にしてみました。
一応、店名はモデルになった店から貰いました。
モデルの店は、平屋・瓦葺のようですが・・・(“実物”を見たことが無いので分りりません・・・・w)

最後に、薄く溶いたエナメル塗料を平筆に染み込ませてウエェザリング。
少し汚しすぎたかもしれません・・・。










敷石

2007-06-10 12:17:27 | 四宮電力・保線区
最近の路面電車の軌道敷は、アスファルト舗装が多くなりましたが敷石の方が街並みは美しいですね。

さて、建設中のレイアウトの併用軌道部分はお手軽にトミーの併用軌道セットを利用します。
しっかりと敷石が表現されていますが、敷石部分を目立たせるように目地にスミ入れをしました。

エナメル塗料のつや消しブラックを広幅の筆でドバーと塗り、乾いたら溶剤を染み込ませたティッシュペーパーで拭き取る方法で作業を進めます。
溶剤が回りすぎて、綺麗に拭取り過ぎてしまい、再度塗料を塗り直す事が何度かありましたが、少しづつコツを掴んできました。

作業のコツは、最初に溶剤の染み込んだティッシュペーパーで軽く拭き、その後乾いたティッシュペーパーで拭く・・・という作業を状況を見ながら繰り返すと程よく目地に塗料が残るようです。

小さなレイアウトとはいえ結構な量があり、作業を終える頃には手が真っ黒に・・・^^;



電気工事

2007-06-09 22:42:35 | 四宮電力・保線区
今日は夜に帰宅してからの作業です。

昨日、敷設した線路のギャップ毎に、コードを配線します。
フィーダーを含めて、レール側面に直接半田でコードを接続しています。

将来的にはコントロールパネルを作る予定ですが、運転会までには製作出来ないので内側・外側で一つにづづにまとめてとりあえず走る状態にしました。