銀幕大帝α

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チャッピー

2015年09月25日 21時23分32秒 | 洋画アクション
CHAPPIE
2015年
アメリカ/メキシコ/南アフリカ
120分
アクション/SF
PG12
劇場公開(2015/05/23)



監督:
ニール・ブロムカンプ
『エリジウム』
製作:
ニール・ブロムカンプ
脚本:
ニール・ブロムカンプ
出演:
シャールト・コプリーチャッピー
デヴ・パテルディオン
ヒュー・ジャックマンヴィンセント
ニンジャニンジャ
ヨ=ランディ・ヴィッサーヨーランディ
ホセ・パブロ・カンティージョアメリカ
シガーニー・ウィーヴァーミシェル



<ストーリー>
犯罪の多発するヨハネスブルグで生まれたAI搭載ロボット・チャッピー。自分を誘拐したギャングと接し、5日間の寿命の中で生きる術を学んでいく。

…ボクを…なぜ怖がるの?…

-感想-

あのヒュー・ジャックマンがボッコボコにされちゃうのをケラケラ笑いながら、加えて心の中ではスカッとするものを得つつ、チャッピー頑張れ!チャッピー負けるな!チャッピー死んじゃ駄目だ!!と拳に力を込めて見入っちゃう『第9地区』の世界観に『ロボコップ』を放り込んだ様なSF作品。

まさかここまで屑野郎なヒュー様だとは予想にもしていなかった。
私欲と強欲だけで生きているような男だもんよ。
良かったな、チャッピーが創造主から「人を殺すな」と教え込まれていて。
本来なら仕返しとばかりに四肢切断されてぶっ殺されてもおかしくはない事をテメェはヘラヘラとチャッピーだけに対して無慈悲な暴力を与えてきたのだからね。
命奪われなかっただけでも感謝しぃや。
コイツだけは本当に同情の余地無し。

無抵抗のまま痛めつけられたり、悪い生き方を強制的に教え込まれたり、挙句約束を破られ裏切られたりで、観ててチャッピーが可哀想で可哀想で胸が苦しくなってしまった。
同時に人間達の非道さに腹が立ってきて無意識に貧乏揺すりが激しくなってた(笑)。
いや、マジでそうなる位に途中まで観てるのが辛かったんですわ。
監督も幾らロボットとはいえ、惨い事考えるなぁて。

それでもストーリーそのものは非常に見応えがあった。
オチなんて正にアイデア勝利の賜物。

もう直ぐ死んでしまう。
だったらどうすればいいのか。
あ!精神、知能を別のボディに移し変え(転送)ればOKやん!

そういう手があったか!と。

面白い脚本を書く監督さんだわぁ。
感心しちゃったよ。

確かに中盤までは苛々を隠せずにはいられなかったけれども、ラストを見届けた後は妙に心を温められた自分がTVの前に満足げに座っていたのを今でもはっきりと思い出せちゃうなぁ。

オチ以外に救いだったのはニンジャが仲間の死を間近にて目撃した事で改心したのか、どんどん良い奴になっていったて所でしょうかね~。

で、そのニンジャを演じたニンジャですが、仲間の女性(役柄的には恋人になるのかな?)ヨーランディを演じたヨ=ランディ・ヴィッサーとは私生活でも仲良きパートナーです。

2人の間には子供もおりまして、夫婦は「Die Antwoord」という名のバンドを組んでおります。

そりゃあ(映画の中の話とは云え)愛する夫が殺されそうになってたら妻が危険を顧みず助けに行くのも当然だよね。
ヨーランディの亡骸を胸に抱き泣き叫ぶニンジャの演技って「素」じゃねぇの?て思えるほどの迫真さ。
私生活で育んで来た夫婦の愛が映画の中でも男女間の愛としてきちんと演技に反映され活かされてたってのは監督の思惑通りになっており演出的には大成功。
これから鑑賞予定の方は夫婦で共演して恋人同士役をやっているのかぁと、そんな目線で観るのも楽しいかも。
実際に愛娘がいるからこそチャッピーに対して母性本能を出すヨーランディの姿に目を細めて観てあげるのもアリ。

因みに映画内ではニンジャが謎の日本語ズボンを履いておりましたが、あれ、普段のライブでも履いておりますw

私物かよっw
とある楽曲のMVにはニンジャが作品中に使用していた愛用の銃も登場するんです。
色々と夫婦の私物が本作には出ている様ですが、使わせてくれって監督に頼み込んだのかな?(笑)。

エンドロール最初は彼らの楽曲が使用されておりましたが、なんか聴けば聴くほど癖になるというか、スルメみたいなメロディソングで、ちょっとCDを買ってみたくなっちゃった。

エンドロールに流れる「Enter The Ninja」の公式動画貼っておきますね。

評価:★★★☆
15/09/25DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-09-18
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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20 コメント

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こんにちは~ (りお)
2015-09-26 10:06:33
ヒュー様、珍しく悪役でしたね。
超クズでしたが、若い才能に対する嫉妬心、功名心からの行動なので、
気持ちはわからなくはないという感じではありますが。

ニンジャのあのテンションパンツは自前だったんですね…(笑)
しかもヨーランディも履いてる!
そして子供が怖い…
2人は夫婦 (そよ)
2015-09-26 15:33:57
ニンジャとヨーランディ、そうだったんですね
ニンジャがチャッピーにあんまりなことするもんで
もー腹が立って腹が立って

ヨーランディ、見た目はヤンキーですがママの優しさがよかった
実生活でもママだからこそ、ですかね
>りおさんへ (ヒロ之)
2015-09-26 22:19:21
こんばんは!
コメントありがとうございます。

確かに嫉妬心からああいう行動に出てしまう気持ちも分からなくもないですね。
それでもちょっとやり過ぎだったかなぁと^^;

この写真のお子さんはちょっと怖い感じですが、他の写真を見たら結構可愛かったですよ
ママ似かな?
>そよさんへ (ヒロ之)
2015-09-26 22:41:05
こんばんは!
コメントありがとうございます

実生活では夫婦だというのと、後本職はミュージシャンだというのを知り、驚きました。
ニンジャのやり方に不満爆発でしたが、最後には心を入れ替えていたのは救いでした。

自分に本当の娘が居るからこそ、映画の中でもヨーランディはチャッピーに対して優しく接し、母性本能を自然に出してたのかもしれませんね
Unknown (ふじき78)
2015-09-27 06:35:47
正確には「テンション」じゃなく「テンシヨン」だったのね。謎パンツだ。
>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2015-09-27 11:51:21
こんにちは!
外人が着る日本語服って微妙に表記がおかしいですよね。
このズボンって本人が作ったものか、それとも向うで売ってたものなのか謎の品ですが、正直ちょっと私欲しいかも(笑)。
こんにちは (maki)
2015-10-03 10:14:43
「チキンなんてほしくねえよ。興味ないね」とか悪ぶってて笑いました。
チャッピーが愛らしいんだけど、その裏では非常に
ブラックな感じを受けました
機械化ハッピーエンドですから…
人間にもう愛想をつかしているのかな?監督、と思っちゃった
>makiさんへ (ヒロ之)
2015-10-03 13:36:20
こんにちは!
コメントありがとうございます。
確かに表向きはハッピーエンドでも何処かブラックさを見え隠れさせている作品ではありましたね。
監督さんは人間の汚らしさをニュースやネットで見る度に、愚かな生物だと嫌気を感じているのかも。
それを作品に反映させているのかもしれませんね。
今晩は (morkohsonimap )
2015-10-03 19:33:56
ようやっと見ることができました。
レンタルのBlu-rayくらいはノーカット版だと思っていたのが敗因でした
セルだけがノーカット版
普通だとセルにも一応公開版も一緒に記録されてるはずなのに
ソニーはもう手抜きというかローコストでしたねぇ

ま、映画自体は満足のいくものでしたので、
ってかニンジャってのはまんま芸名でもあり役名でもあったのですね
奥さんもまんまの名前で出演してたし
テンションパンツが良かった
激遅海苔♪ (Puff)
2015-10-04 01:28:31
良かったですよねぇぇ!
ニール・ブロムカンプ監督は、前作の「エリジウム」がもう一つだったので、
「第九地区」のようなヨハネスブルクを舞台にした地元密着映画の方が面白いと思いましたっ

それにしても、ヒュー様のくそっぷりには驚きましたね!
何時も正義感溢れる役が多いので、今回のような悪人は新鮮でした。
実は良い奴?とか最後には改心するんじゃ?とか思っていたのですが、
最後の最後まで嫌な奴だったので良い意味で裏切られました。笑)

ニンジャさんご夫婦。
いやー、こんなに親日だとは思いませんでした。
嬉しいなあ。
そそ、ご夫婦というのを知ってから再見するのも楽しいですよね、また観たくなりました。

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