銀幕大帝α

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ザ・デッド:インディア

2015年08月09日 13時17分13秒 | 洋画ホラー
THE DEAD 2: INDIA
2013年
イギリス
98分
ホラー
劇場公開(2015/01/10)



監督:
ハワード・J・フォード
ジョン・フォード

『ゾンビ大陸 アフリカン』
製作:
ハワード・J・フォード
脚本:
ハワード・J・フォード
ジョン・フォード

撮影:
ジョン・フォード
出演:
ジョセフ・ミルソン
ミーヌー
アナンド・ゴヤル




<ストーリー>
インド郊外で風力発電の開発に従事するアメリカ人・ニコラスの携帯電話に恋人から緊急事態を告げる連絡が入る。市街を見下ろすと、人間が人間を襲う地獄絵が広がっていた…。

-感想-

「未体験ゾーンの映画たち2015」最終兵器、満を持して他作よりも1番最後にレンタルで登場。

アフリカに行っていたインド人が現地で(ゾンビ)女に腕を噛まれ、そのままの状態で帰国。
後に彼はゾンビとなり人々を襲い、その感染は瞬く間にインド全域に広がっていく。

とまぁ、前作『ゾンビ大陸 アフリカン』の流れをしっかりと引き継いではおりました。
これはこれで単体の作品なんかと思ってたので、その辺は意外でした。
となると「アメリカン」とか「チャイナ」とか考え様によっては幾らでも続きを量産出来るのではないかと。
何ならこの監督で「ザ・デッド:ジャパン」を作ってくれないかな。
割と高めのゾンビメイクに仕上げてくれているので、そのクオリティを維持したまま日本人キャストにもメイクを施して欲しいな、本気のジャパニーズゾンビを一度観てみたいなと、ふと思った次第。

親元に残したインド人の恋人をアメリカ人の主役ニコラスが、途中で出会った現地の孤児少年をガイドとして行動を共にしながら、約500キロの道のりを移動し危うき現場に留まる彼女を救いに行く、ロードムービー的な作り。

これは前作でも感じたのだが、『サンゲリア』を彷彿とさせる、ゆらゆらゾンビがとっても良い。
ただ無数のゆらゆらゾンビが現れる事だけは非常に良いのだが、展開自体には大した怖さや、求めていた緊迫感が余り感じ取れず、妙にまったりとしたお話になってしまったなぁと、前作と比較すると大分演出が悪い意味で落ち着いてしまっている様な気がした。

ホラー要素よりも今回は青年と少年との絆の深め合いを重点に置いており、孤独の中でも人は懸命に愛を抱きながら生きなければならない、そんなメッセージを作品として残しておきたかったのかも。
宗教臭く終わるラストはイマイチ。
シンプルに絶望感だけを画面上に表して終えた方が自分的には好みだった。

観終えた後にもう一度オープニングを観てみたら、バラバラに生活している作品においての重要な人物達を一気に映し出している事に気付かされた。
この別々の場所に居た人々が最後は同じ避難所に集っているというのは少年の言う「運命」だったのかもしれない。

評価:★★★
15/08/09DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-08-05
メーカー:インターフィルム

関連作:
『ゾンビ大陸 アフリカン(2010)』(第1弾)
『ザ・デッド:インディア(2013)』(第2弾)

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