銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で15周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

新宿スワンII

2017年06月21日 19時39分00秒 | 邦画アクション
2017年
日本
133分
アクション
劇場公開(2017/01/21)




監督:
園子温
『ひそひそ星』
原作:
和久井健『新宿スワン』
主題歌:
MAN WITH A MISSION『Dead End in Tokyo』
挿入歌:
UVERworld『エミュー』
出演:
綾野剛白鳥龍彦
浅野忠信滝マサキ
伊勢谷友介真虎
深水元基関玄介
金子ノブアキ葉山豊
村上淳時正
久保田悠来洋介
上地雄輔森長千里
広瀬アリス小沢マユミ
高橋メアリージュンアリサ
桐山漣鼠賀信之助
中野裕太ハネマン
中野英雄田坂晃
笹野高史砂子
要潤梶田
神尾佑倉石
山田優涼子
豊原功補山城神
吉田鋼太郎天野修善
椎名桔平住友宏樹



<ストーリー>
スカウト会社「新宿バースト」のエース格となった白鳥龍彦は、社長・山城の命により、幹部の関玄介と共に横浜へと送り込まれる。しかしそこは、タキと呼ばれる男が支配する難攻不落の王国だった。

また、戦争がはじまる。

-感想-

新宿VS横浜という構図やね。
お互いにスカウトの縄張りを広げようとそれぞれの土地に出向き、揉める。
その中で新宿の関と横浜の滝とによる因縁の戦いと決着も描かれています。
それだけの映画かな、内容的にはあんまり面白くなかった。

バトルシーンは園監督だけあって、演出に本気が見れる。
殴っているように見える、ではなく、殴っているようにしか見えないと思わされる所は園監督らしさ。
この辺の拳と拳のぶつけ合いは迫力が生まれていて楽しませて貰った。

あ、そうか。
この映画が園監督で、あの映画が三池監督か。
勘違いしてたわ。
え?いや、こっちの話です気にしないで。

やっぱ前作に出ていて死んだ秀吉こと山田孝之の存在感は半端なかったなあ。
そういう独特なオーラを放つキャラクターが2作目には居なかったてのが、遥かに質を落としてはいるよね。
上地雄輔じゃあ代わりとしてはちょっと弱いかな。
放たれるオーラで画面がビシッと引き締まる風があった1作目と比べたら、2作目は頭が劇的に弱そうなスカウトマン達がゴチャゴチャ問題起こし、コンテスト会場でガヤッているだけの感じだし、中年の大人たちはとなるとヤクザ絡みでのプライドと地位を守る紛争をバタバタとやっているだけ。
胸にグッと突き刺さるような場面が無かった。

女優陣はかなり頑張っていたでしょう。

山田優を頼り甲斐のある綺麗なお姉さんとして観れるのはこの作品だけかもしれない。
横浜に潰された自分の店のキャバ嬢を全員引き連れて、コンテスト会場に乗り込んでくるシーンはとても美しく格好良かった。

133分、結構長い映画だけど、言うほど退屈せずに観れたのは、主役の綾野剛でも準主役の浅野忠信でもない、男に決して弱みを見せない強い女性という絵図が一番に作品として活きていたからだと思う。

今作の広瀬の姉貴は好きですか?図鑑

借金塗れの自分をどうにかしたくて龍彦に店を紹介して貰うマユミ役の広瀬アリス。


コンテストで踊ったあのヘンチクリンなダンスは可愛かった。
貴方はアリス派?それともすず派?
俺はすず派。

評価:★★★
17/06/21DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2017-06-02
メーカー:講談社

オフィシャル・サイト

関連作:
『新宿スワン(2014)』(第1作)
『新宿スワンII(2017)』(第2作)
『新宿スワン 歌舞伎町スカウトサバイバル(2007)』(TV)

コメント

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AIR/エアー | トップ | Zネーション<サード・シーズ... »
最新の画像もっと見る

邦画アクション」カテゴリの最新記事