銀幕大帝α

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侵入者 -逃げ場のない家-

2018年01月12日 15時28分05秒 | 洋画サスペンス
INTRUDERS (SHUT IN)
2015年
アメリカ
89分
サスペンス
劇場未公開




監督:
アダム・シンドラー
出演:
ベス・リースグラフ
ジャック・ケシー
マーティン・スター
ロリー・カルキン
ジョシュア・ミケル
ティモシー・T・マッキニー
レティシア・ヒメネス




<ストーリー>
広場恐怖症におかされたアンナは、外界から隔離された生活を送っていた。末期の癌で余命幾ばくもない兄と、彼女に定期的に食糧を運んでくれる男以外、彼女は外部の人間と接することができなかった。そんな彼女の静寂に包まれた生活は3人の凶悪犯の侵入で突如として、一変するのだった。

―感想―

長年兄と二人だけで暮らしてきたアンナは広場恐怖症。
数日して兄は癌により死亡。
定期的に食料を運んできた配達員の青年の愚痴を聞いていたアンナは「このお金があれば好きな事が出来るわよ」と好意で大金を渡そうとするも青年は「悪いけど受け取れない」と拒否。
しかしこの青年が友人にポロっと「あの家には金があるぞ」みたいな事を喋った為に、その友人が仲間2人を引き連れて強盗目的で侵入してきた。
家からは出れないアンナ。
果たして彼女の運命はどうなるのか!?

みたいな話なんですが、ところがどっこいでして、なんと中盤から立場が逆転しちゃうんですね~。

この画像は強盗組から逃げ隠れるようにして身を潜めている際のアンナ。
観ているこちらからしたら、何時見つかってもおかしくはない状況だけに冷や冷やさせられます。
んが!
実はなんと、このアンナが住んでいる屋敷、カラクリ装置満載!!
アンナの存在を知った強盗組は彼女を捕える事に躍起となるが、このカラクリ屋敷のせいで今度は強盗組が地下に閉じ込められてしまうのです。
その時のアンナの表情がこちら。

この変わりよう。

無理矢理屋外に出されて恐怖でおもらししていたアンナが、悪魔の形相になっちゃってますよ。
何でこの屋敷はここまでカラクリ装置が搭載されているのか。
地下にある誰かも分からない死体や、監禁部屋は何を意味するのか。
それらの真相は徐々にアンナの口から明かされていくのです。

きっぱりと書くと、このアンナと亡くなった兄は犯罪者を捕まえ地下に閉じ込め、そして懺悔を促し殺しまくっていた仕置き人、悪を許さず成敗してきた少し頭がイッちゃっていた兄妹だったて事。
ずばり!盗みに入った場所が悪すぎた、となるでしょう。

ラストではリーダー格の男に更生の余地無しと判断したアンナは、もういいわ、と男を解放するんだけれど、男もアホだわ、さっさと逃げれば良いのに、この家燃やしてやる!と灯油撒いている最中にアンナと遭遇して撃ち殺されてしまうんだもの。
いや、腰に銃を差してたのはお前なんだから、その銃使ってアンナ撃てよとは思ったけどね、ここだけは男の行動のバカさが理解出来なかったが。

だけど、只侵入者の魔の手から非力な女性が逃げ回って何とかするだけの内容かと思ってただけに、突然カラクリ屋敷になって、脅す側が逆転するという展開には驚かされた。
意外性があるという意味でも自分的にはこういうのは好きだな。

全てを清算する事によって、アンナは広場恐怖症を克服出来たと解釈していいのかな、あの最後は。
兎に角、アンナの豹変ぷりが一番怖かったでごわす。

評価:★★★☆
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