
THE DEEP HOUSE
2021年
フランス/ベルギー
85分
ホラー
劇場公開(2022/09/16)
監督:
ジュリアン・モーリー
アレクサンドル・バスティロ
脚本:
ジュリアン・モーリー
アレクサンドル・バスティロ
出演:
ジェームズ・ジャガー・・・ベン
カミーユ・ロウ・・・ティナ
エリック・サヴァン・・・ピエール
<ストーリー>
YouTuberカップルのティナとベンは、湖底に沈んだいわく付きの屋敷を撮影することに。水中に潜り屋敷を探索していると怪現象が次々と起こり始め、さらに出口が塞がれてしまい…。
極限の酸欠ホラー・ムービー浮上!!
―感想―
モキュメンタリー的な始まり方をし、水中ではカメラ目線にて恐怖を体験していく作風。
良かったな、風呂で呼吸を止める練習していて。
その成果が現れるラスト・・・あ~そういう終わり方ですか。
一種のいけにえみたいな話やったね。
曰く付きの湖底に沈む家の場所へ案内した気持ち悪いおっさんが実は、といった真相は判明するが、分かった時点で既に後の祭り。
家からの出口が見付からなくなり、彼氏は憑依され、やっと水面の光が見えたと思ったら酸素不足。
人間どれだけ長く息を止められるのか、それが試された脱出劇ではあった。
潜るまでの前置き長いわ!
初っ端から見せ場作るモキュメンタリー界の神・白石晃士監督の作品観て、ちょっとは勉強しろ。
潜ったら潜ったで、全く怖さもハラハラさもない。
ふわふわ水中遊泳しながら追い掛けてくる霊観ててもテンション上がんないですけど。
恐怖が襲い掛かった時なんて、何処を何を映してるのか訳が分からん、なんかぐるぐると回ってギャーギャー叫んでいただけ。
一体俺は何を見せられてるんだ?と。
霊よりも空気の泡の方を沢山観た様な気がする(笑)。
水の中に沈む呪われた家を潜って探索するというアイデアだけは新鮮で優れていたが、それだけの映画。
極度の怖さや、スリル、高まる緊張感を求める人には到底おススメは出来ない代物だった。
評価:★★
23/01/15DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-01-11
メーカー: インターフィルム