DAWN OF THE PLANET OF THE APES
2014年
アメリカ
131分
SF/アクション/アドベンチャー
劇場公開(2014/09/19)
監督:
マット・リーヴス
『モールス』
出演:
アンディ・サーキス:シーザー
ジェイソン・クラーク:マルコム
ゲイリー・オールドマン:ドレイファス
ケリー・ラッセル:エリー
トビー・ケベル:コバ
ニック・サーストン:ブルーアイズ
ジュディ・グリア:コーネリア
コディ・スミット=マクフィー:アレクサンダー
テリー・ノタリー:ロケット
<ストーリー>
猿のシーザーが仲間を率い、人類への反乱を起こしてから10年。猿たちと人類が森で遭遇し、一触即発の危機が発生する。
ヒトの世紀が
終わろうとしている。
-感想-
2014年
アメリカ
131分
SF/アクション/アドベンチャー
劇場公開(2014/09/19)
監督:
マット・リーヴス
『モールス』
出演:
アンディ・サーキス:シーザー
ジェイソン・クラーク:マルコム
ゲイリー・オールドマン:ドレイファス
ケリー・ラッセル:エリー
トビー・ケベル:コバ
ニック・サーストン:ブルーアイズ
ジュディ・グリア:コーネリア
コディ・スミット=マクフィー:アレクサンダー
テリー・ノタリー:ロケット
<ストーリー>
猿のシーザーが仲間を率い、人類への反乱を起こしてから10年。猿たちと人類が森で遭遇し、一触即発の危機が発生する。
ヒトの世紀が
終わろうとしている。
-感想-
平和の秩序を乱す者が一人でも現れると、その全てが崩壊してしまうという、良い意味でも悪い意味でも我々人類にとってはお手本として捉え、鑑賞するべき作品。
普段孤独に生活している人には何とも無い内容かもだが、集団生活している人(学校・職場・家族もそうだわな)にとってはハッとさせられる部分があるだろうし、考えさせらるものも出てくると思う。
全員が一致団結しないと、争いや憎しみ・確執なんかも自然と起き得るんだと、痛感させられるんじゃないかな。
本作では猿側がコバ、人間側がカーヴァーやドレイファスに当てはまるかと。
彼等がきちんと状況を理解し、共存を目指して正しい行動をしていれば、こういう悲しい結果にはならかったはず。
世界はどうなってしまうんだろ。
この後が凄く気になる。
悲観的な余韻を残すと共に、その続きを色々考えさせられる点においてもベストな終わり方。
前作同様にストーリーも映像も上手く作り込まれた素晴らしい2作目でした。
猿以上人間同等な知能を持つシーザー達のビジュアルは前作超えじゃない?
人間との共存を願うもそれを叶える事が出来なかったシーザー、その父の行動に疑問を抱きコバの決起に力を貸してしまい自分がした事は愚かだったと気付かされた息子ブルーアイズ。
喜怒哀楽、一つひとつの表情がグッと胸に突き刺さる。
評価:★★★★★
15/02/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-02-04
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
オフィシャル・サイト (日本語)
オフィシャル・サイト (英語)
関連作:
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011)』(第1作)
『猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014)』(第2作)
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017)』(第3作)
猿側のほうが人間らしいというのも皮肉なものです
同種を殺す稀有な動物は人間というのがありますが、
今回シーザーが「人」の立場をも理解していて
なおさらあの措置をとったのだとすれば、今後の行き先が
どうなるのか気になって仕方がありません
こういうのを観るとつくづく人間は愚かな生き物だと痛感させられますよね。
シーザーとしては人間との全面戦争を決意したかのような表情でした。
猿達の圧倒的力をもって地球を滅亡させ、正に「猿の惑星」へと変わっていくのでしょうね。
動物としての本能がそのまま出ちゃったて感じでしょうか。
シーザーが寄り人間の思考に近づいてしまったが為に、コバとの間に確執が生まれてしまったとも考えられますよね。
この映画、結構深い所まできちんと描かれてます。
今作は『最後の猿の惑星』なんでしょうけど、
旧シリーズの最終作が人と猿の共生の道を示して終わったのに対し、
新シリーズではもう破滅へまっしぐらですね。
でも旧シリーズとの関連性を考えると、
新シリーズの次の作品とつながる作品がないんですよね。
どうなるんでしょう?
いろいろと考えさせられる作品でもありました。
猿側も人間側もお互いを理解しあい歩み寄る機会が何度か見受けられただけに、両者の主義主張の相違や誤解が元でボタンの掛け違いのようにどんどんずれて行ってしまう辺りは観ててどこかはがゆいものがありましたね。社会を形成するとやはり人間に限らずどこかしらに大なり小なりの『不和』というものが生じてしまうんでしょうねぇ。
そして続きがあるにしろ無いにしろ確かにとても気になる終わり方でした^^また年数一跨ぎするのなら、今度は息子のブルーアイズの物語かもしれませんね?
コメントありがとうございます。
旧シリーズと比べると、真逆な進み方をしていると思います。
そこがやっぱり“リブート”であるという証なのかもしれませんね。
次作は完全オリジナルな話になるのでしょうか。
何にせよ、続きが気になります。
コメントありがとうございます。
他人事で済まされる内容では無かったように思えます。
戦争を好む地球人を上手く遠回しに皮肉っているのかも。
コメント&TBありがとうございます。
誰か一人でも考え方の違う者がグループにいると、統率は取れなくなるんだと、映画を通して改めて我々に感じさせているように思えました。
人間程愚かな生き物はないんだよ、ていう監督からの忠告かもしれませんね。
この後どうなんるんだろう、ていう終わり方で、凄く気になります。
監督次第では出来の良し悪しは出てくるかもしれませんが、シーザーや息子ブルーアイズがどうなっていくのか知りたいので、続編作って欲しいです。