ストレイジ・ナンバー・サーティーン

THE 13TH UNIT
２０１４年
アメリカ
８３分
パニック／ホラー
劇場未公開




監督：
テオフィル・レイシー
脚本：
テオフィル・レイシー
出演：
エイダンブリストウ
ロビー・デイモンド
ロッキ・デュチャーメ
ジョン・アレン・フィリップス



＜ストーリー＞
70数年前、大量虐殺があったとされる地下貯蔵施設に閉じ込められた7人の男女。必死に出口を探す彼らに追い討ちを掛けるように異界からの怪物が放たれる。



－感想－

で？あの化け物は何なの？
エイリアン？
悪魔？
黒魔術がどうたらこうたらと言ってたから悪魔系になるんかなぁ。
どんな姿をしているのか、その全貌を最後まで見せないから、なーんかムカつく。
全身作るほどの予算が無かったんやろかね。

作品そのものもかなりの低予算。
その“何か”に足を掴まれ奥に引きずり込まれる人間の描写がメイン。
喰われてる？とかそういうシーンは一切無し。
その後の喰われた？人間の死体描写も殆ど無し（ちょこっとだけある）。
なのでグロ度は全く期待されない方が宜しいですぞ。

兎に角、“何か”に追いかけ回される人間達がひたすら彼方此方を走って逃げているだけの映像が後半はひたすら続くので白ける。
前半も個々のグループが道に迷ったからと、皆でああだこうだと文句言い合いながら歩いているだけなのでかったるい。

舞台となるのはとある貸し倉庫。
これ、あれだ。
うん、あれの真似事に近い亜流作品ですわ。
監督は相当にあの作品を気に入って自分でも同じ様な物を作ってみたかったんだろうかね？
全然足元にも及んでないけども。
耳から汚い液体垂れ流していたら、その人間は最早人間ではないらしい。
では何なのか？
わっかんねーｗｗ

同じ貸し倉庫ホラーなら断然（あれと書いた）『ストレージ24』の方をお薦め。
あちらは演出に努力が見られたが、こちらは監督の力不足が目立つ、目立つ。
比べてみると、その出来加減の違いがよーく分かるよ。

にしても、この作品、ネットでの情報が少な過ぎ。
それだけ超マイナーな作品なんやろうね。

評価：★☆
１４／１２／０５ＤＶＤ鑑賞（新作）
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日：2014-12-03
メーカー：アサルトワン