銀幕大帝α

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リアル・スティール

2012年05月24日 22時59分26秒 | 洋画ドラマ
REAL STEEL/11年/米/128分/ロボットアクション・ドラマ/劇場公開(2011/12/09)
-監督-
ショーン・レヴィ
過去監督作:『デート&ナイト』
-製作総指揮-
ロバート・ゼメキス
スティーヴン・スピルバーグ
-原作-
リチャード・マシスン

-出演-
ヒュー・ジャックマン…チャーリー・ケントン
過去出演作:『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
ダコタ・ゴヨ…マックス・ケントン
過去出演作:『マイティ・ソー』
エヴァンジェリン・リリー…ベイリー
過去出演作:『ハート・ロッカー』
アンソニー・マッキー…フィン
過去出演作:『アジャストメント』
ケヴィン・デュランド…リッキー
過去出演作:『アイ・アム・ナンバー4』
カール・ユーン…タク・マシド
過去出演作:『アナコンダ2』
オルガ・フォンダ…ファラ・レンコヴァ
ホープ・デイヴィス…デブラ
<ストーリー>
高性能ロボットたちが死闘を繰り広げ、巨額の富が動く公式リーグに人々が熱狂する近未来。夢もプライドも失くした元ボクサーが、最愛の息子との絆を取り戻していく姿を描く。

「リアル・スティール」――。
それは、親子の絆が生み出す、“本当の強さ”。


<感想>

ボクシング映画は必然と傑作に成り得易いとは良く言われているけれど、例えファイターが人間からロボットに変ろうともやっぱり傑作になっちゃうんだねぇ。

本作は駄目オヤジと一人息子との親子の絆をロボットボクシングを通して取り戻していく話なんだけれど、王道的でありながらも実に魅せられるストーリーになっていて、ハイライトシーンでは思いっきり泣いてしまった。

元ボクサーだったオヤジ・チャーリーがボクシングに対しての情熱を取り戻し、はつらつとした姿でロボットを操る勇姿を見て息子マックスが嬉しそうに涙を流すシーンがそれ。
マックスの父親に対しての気持ちが、最低から最高へと完全に移り変わった瞬間でもあり、誇りと男らしさをマックスへと与えた瞬間でもあるこの場面には心から感動させられちゃいました。

『オーバー・ザ・トップ』的なロードムービーと『ロッキー』的なボクシングムービー(どちらもスタローン主演!)を組み合わせたファミリー向けアクション・ドラマですが、リング上で戦うロボットたちの動きはリアル過ぎる故に熱く興奮させられるものがあり、その合間に流れる父と子のやり取りにはぎくしゃくしたものが徐々に解れていく中で、次第に心を通わせていく微笑ましき様が丁寧に描かれている事もあり、アクション映画としてもヒューマンドラマとしても見応え十分。
ジャンルの境目に気付く事無く最初から最後までじっくりと物語の流れに身を任せられるのが本作の強みであると感じました。
見せる脚本作りの上手さ、魅せるアクション作りの上手さ。
両方が光っているだけに作品の完成度も自ずと高くなっており、面白かったと思うのも当然の結果やろうね。

多額の借金を抱え、生活も荒れ放題で相当なダメ男であるチャーリーだけれど、不意に見せる優しさにはドキッとさせられる。
父親としての尊厳を取り戻した時の表情にはカッコ良さも抱かされます。

父以上に頑固者であり世渡り上手なマックスも、ガラクタ同様だったスパーリング用ロボットを自分の手で巧みに改造し、どんな相手でも対等に戦えるまでに生まれ変えさせた天才ぶりには舌を巻かれるけれど、一つ一つの行動にはまだまだ幼さがあって可愛さを感じさせてくれる。

好感が持てるこの親子の魅力もまた見所の一つ。
ヒュー・ジャックマンは当然ながらも子役ダコタ・ゴヨすらも素晴らしい演技を見せてくれて、映画の中に仄々さと心地良さをしっかりと味合わせてくれました。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★★☆
12/05/23DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-05-16
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは~♪ (ちゃぴちゃぴ)
2012-05-24 23:28:17
おひさ♪
ボクシング映画にハズレは、やはり少ないようですね。
ふん、ロボットのボクシングもんなんてさって思ったら、間違いですよね。(観る前はちょっと思ってた)
これ、私も泣いたわ~~。
気持ちよかったわぁ。
バランスがよかったのもあるし、子役も光ってたし、ヒューも危なっかしい父親でもあったけどステキでした。ロボットっていうのも、見せ所だったしね。
この映画は、スゴく好き。

最近、ほんまに映画観たい気分けど、観てないんですよぉ。昨夜は、10時過ぎに寝てたし…(^0^;)Discがたまり放題だわ(爆)
>ちゃぴちゃぴさんへ (ヒロ之)
2012-05-24 23:43:24
こんばんは~★
コメントおひさです。
ちゃぴさん、ちょくちょく記事更新してらっしゃるのでパソコン付けたら覗きには行ってますよ~。

でで、この映画。
本当に全てが上手く作られていました。
ロボットの動きもそうですが、アクションシーンが迫力と興奮があって本当に面白かったです。
ハリウッドの技術は凄いなとホトホト感心させられましたよ。
男の私としては、操りてぇ!!と心から思っちゃいました。
それとこの作品はドラマ部分がしっかりとしていましたよね。
親子の絆の再生をきちんと描いていてとても好感でした。
ヒュー様は相変わらずカッコいいですし、子役も可愛かったですしね。
ラストは不覚にもホロリで御座いました。
ボクシング映画は感動を生み出してくれますなぁ。

ちゃぴさん、お疲れな日々なのでしょうか?
焦らずゆっくり溜まったディスクを消化していって下さいね^^
こんにちは。 (みぃみ)
2012-05-25 10:53:07
輝きを失ったパパと旧式ロボットが、どちらも輝きを取り戻していく姿、本当に感動的でした。
キラキラのパパを嬉しそうに見つめる息子の様子にさらにジーンとして…うるうる。。。
2人(1人と1体)が再び立ち上がるきっかけを作るのもこの息子君なんですよね~♪。
ダコタ君の一挙一動も愛らしかったですね。
迫力のロボットファイトアクションと感動両方で魅せてくれる映画でした(^^)。
>みぃみさんへ (ヒロ之)
2012-05-25 18:58:07
こんばんは^^

コメント有難うございます。
物語が凄く良かったです。
それ故にすっかり内容に入り込んでいた私ですが、その事でラストでかなりグッと熱くさせられるものがありました。

ヒュー様のダメ親父ながらも何処か優しさを持つ所とか、ダコタくんの天才だけれど可愛らしさを醸し出している所とか、2人の演技・表情が凄く良かったように思えます。
単なるロボットアクション映画かと思っていましたが、いやいや涙腺崩壊の素敵な感動作でした。
大味に非ず (メビウス)
2012-05-25 21:32:41
ヒロ之さんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

ロボットなどの描写が緻密でリアリティもありましたし、同年にトランスフォーマーもありましたから大味な内容を抱いた方も少なくないと思いますが、フタを開けたら良い意味で裏切った作品でしたねw
険悪な仲だった親子が色々な出来事を通じて絆を深めていく・・。ありきたりだし結末も予想の付く範囲で分かってはいるんですけど、それでも感動してしまうのは演出上手なのかはたまた自分がただ単に涙脆いのか・・?^^;最後のチャーリーの勇姿もカッコイイですし、マックスもアトムじゃなくチャーリーの方を見てたってのがまたジーンと来ちゃうトコですね♪

そいえばこのリアル・スティールはPS3と360のダウンロードゲームとして配信されていますけど、面白いんでしょうかね~?^^;
>メビウスさんへ (ヒロ之)
2012-05-25 23:01:40
こんばんは~^^
コメント&TB有難うございます!!

なんていうか単純にロボット映画で終わらせず、ドラマ部分をじっくり丁寧に描いていた辺りに好感が持てましたし、話の作りが上手いせいか引き込まれちゃうものもありました。

仰る様にストーリー自体は在り来たりなのですよね~。
でも親子2人に感情移入出来たお陰で、感動するシーンもしっかり感動出来た様にも思えます。
マックスも憎めない可愛らしさがありましたからね~。
チャーリーなんてどう見ても駄目親父なのに、時折見せる優しさにドキッとさせられましたし。
だから余計に2人の距離が完全に縮まったハイライトシーンではほっこりとさせられた上での涙が流れたのだと思います。

ほほ~。
やはりゲーム化されているんですねぇ。
題材が題材だけにゲーム向きな部分もありますから、もしかしたら意外と面白いのかもしれませんね。
映画と同じ様にコントローラーを操りながらの対戦ロボット格闘ゲームになっているのでしょうか??
ちょっとプレイしていみたいです^^
ダメ親父の再生物語 (morkohsonimap )
2012-05-26 00:45:37
ロボット欲しさに10万ドルで息子を売り飛ばしてしまうけど・・・
息子は健気でしたということでしょうか

アメリカ映画はウエットにならずに泣かせるのが上手ですね
子役も上手だし
Unknown (KLY)
2012-05-26 01:52:37
「Look at me!」自分をさしてロボットに言っているセリフだけれど、実は息子にも言っている。あのシーンが今でも忘れられないほど強い印象があります。
しっかし、このロボットボクシングはこれはこれで別ネタで1本作ってくれないかな…それだけでも楽しそうなんですが(笑)
Unknown (ふじき78)
2012-05-26 06:27:23
「Look at me!」 アトムの前に立ちはだかるヒュー・ジャックマンのコートの下は全裸。そんなアトムを見てOSが壊れたゼウスが観客席で大虐殺。

ああ、そんな事ばかり考えてる。

スピルバーグも (sakurai)
2012-05-26 08:28:38
絶賛だったというダコタ君が、本当に素晴らしかったですね。
今回ばかりは、ヒュー様も圧倒されるくらい。
ダコタって、あっちでは男の子の名前なのか、女の子の名前なのか、そうでもいいところに引っかかりました。

ロボットといえば、噂のインド映画の「ロボット」ももうすぐ上映です!楽しみですわ。

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