銀幕大帝α

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心霊ドクターと消された記憶

2017年05月29日 20時04分03秒 | 洋画ホラー
BACKTRACK
2015年
オーストラリア
90分
ミステリー/サスペンス/ホラー
劇場公開(2016/05/14)



監督:
マイケル・ペトローニ
製作:
マイケル・ペトローニ
脚本:
マイケル・ペトローニ
出演:
エイドリアン・ブロディピーター・バウアー
サム・ニールダンカン・スチュワート
ジョージ・シェヴソフウィリアム・バウアー
ロビン・マクリーヴィーバーバラ・ヘニング
クロエ・ベイリスエリザベス・ヴァレンタイン



<ストーリー>
娘を亡くした悲しみから立ち直ろうと、仕事に復帰した精神分析医・ピーター。ある日彼の下を訪れた少女からメモを渡されたピーターは、そのメモから自分の患者たちの奇妙な共通点に気付き…。

-感想-

お前が精神分析してもらえよ、て言いたくなる主人公ですな。

患者が全員、脱線事故で亡くなった亡霊だった。
そこに気付かなかった訳がある。
脱線事故そのものがかなり過去の出来事だからだ。
少女の亡霊が現れた事でようやくその出来事に向き合う形となるのだが、何せ主人公の少年期の事なので記憶があやふや。
初めは自分と悪友が犯した不注意が原因の事故だと思い込んでいたが、実は

主人公の親父が外道

だった。

少女の亡霊の訴えはそこの部分。
何故に今更?とは思うが、主人公が愛娘を交通事故で失う瞬間に目を離した、何かに気をとられたて事に少女の亡霊が注目し「今がチャンス!」と真相を分からせる為に動きだしたのとちゃうかなぁ。
主人公もいい大人になっていることだし、行動力と考察力には期待が持てるからね。
故郷で再会した例の悪友が首吊り自殺した動機は分からないが、この事件が起きた事によって、脱線事故で母親を亡くし、主人公の父親が同じ職業だと知っている若手の女警官が、主人公と同じく脱線事故に関して疑惑を抱き始め、改めて詳細を調べる切っ掛けには繋がってはいる。

全てにケリが付いて、主人公のトラウマも幻想も悪夢に悩まされる事も無くなり話的には一件落着と言った所かな。
これでもう亡霊相手に精神分析する必要も無く、普通に生活出来るだろう。
ホラーのジャンルにはなっているが、ミステリー色の方が強いので括りとしてはそっちかも。
まあ気楽に観れる作品ではあるが、如何せん終始展開が暗く進むので、眠気がある時には避けた方がいいかもしれない。

評価:★★★
17/05/29DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2016-10-05
メーカー:松竹

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