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10月の金利比較、更新しました(その1)。

2011-10-10 08:42:11 | Weblog
10月になりました。まずは、口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較を更新しております。

1.インターネットバンキング・ATMサービス比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=7


 今月はソニー銀行が他行宛て振り込み手数料を毎月1回無料にしていますね!すばらしいことです。ただどうせなら月3回とかに出来なかったのですかね・・・1回だと中途半端感が否めません。様子を見ながら無料回数を増やしていくという算段でしょうか?期待しておきたいと思います。

 さて、評価のポイントとなるのは、

 1.口座管理手数料があるかないか(あったとしても手軽に回避できるか)
 2.コンビニのATMを24時間無料で使えるか
 3.振込が安くできるか


の3つです。コンビニATMが平日無料になる銀行は増えてきましたので条件を「24時間」としました。

 その点では、住信SBIネット銀行新生銀行がいいですね。★★★とします。住信SBIネット銀行は他行宛て振込が毎月3回無料となっており、ゆうちょやセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニのATMが24時間無料で利用できるなど充実したサービスを提供しています。

 また新生銀行も他行宛て振込みが残高に応じて最大10回まで無料となるほか、ゆうちょ銀行や他の都市銀行のATM手数料が無料になる点が秀逸です。

 ちなみに、他行宛て振込無料化の条件はこんな感じですね。

■他行あて振込手数料無料化条件(月)

 ・住信SBIネット銀行
   3回 /無条件

 ・新生銀行
   1回 /無条件
   5回 /仕組み預金など30万円
   10回/仕組み預金など200万円

 ・ソニー銀行
   1回 /無条件

 ・みずほ銀行
   3回 /残高50万円

 ・住友信託銀行
   5回 /残高100万円

 ・三菱東京UFJ銀行
   3回 /残高500万円

 また海外でも利用することを視野に入れればシティバンク銀行のeセービングもいいですね。口座管理手数料もかかりませんし、キャッシュカードを海外のATMでそのまま使えます。さらにインターネットから海外に送金できるのは主要銀行の中では、シティバンク銀行だけとなります。

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■口座サービスランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#2


2.円預金・円定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


 今月は住友信託銀行の「秋の定期預金 金利優遇キャンペーン 」と「住友信託ダイレクト金利上乗せ」、楽天銀行の「パーカッション10お預入で最大4万円のチャンス」キャンペーン、そして三井住友銀行の「SMBCダイレクト限定 上乗せ金利定期」の4つが新しいキャンペーンですね。

 さて評価ですが、前月同様、オリックス銀行の金利を基準にしたいと思います。ですから基準としては

 ・「1年もの」で0.35%
 ・「5年もの」で0.55%


 と同等か、超えることが評価のポイントとなってきます。その基準から★★★は大和ネクスト銀行オリックス銀行東京スター銀行新生銀行、そしてあおぞら銀行、そして楽天銀行になりました。

 東京スター銀行の仕組み預金である「右肩上がり円定期」は、途中解約できない、預け入れ期間を延長するかどうかを預金者が決められない、などの制約があるものの金利はかなり魅力的ですね。

 市場金利は、8月からの株式相場の混乱や円高を受けて、大きく下落していますね。足元では1%前後という水準です。当面、金利が上昇することはなさそうです・・・。

 <長期金利(10年国債)チャート>


 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、オリックス銀行が1位となっています。

 ■円預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#3


3.FX比較
  http://www.ginkou.info/modules/fx/index.php


 キャンペーンの評価としては、プレゼント金額がいずれも10,000円を超えていることもあり、全てが★★★となっております。特に最大15,000円のトレイダーズ証券、最大20,000円のサイバーエージェントFXがお得と言えるかもしれませんね。

 FXサービス比較では、★★★は手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる為替レートの差(コスト)が特に安いトレイダーズ証券DMM.com証券GMOクリック証券、そしてサイバーエージェントFXにしています。

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、DMM.COM証券が1位となっています。

 ■FXユーザーランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#8


4.住宅ローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/hl/


 評価ですが、全般的に金利が大きくは上がりそうにない感じでもあり、 基準となる期間を「変動金利」と「10年」、それから「20年」にしました。当初、金利が低いうちに返済を進めれば、その後金利が上がっても結構、ラクになります。

 その結果、★★★は住信SBIネット銀行となりました。現状の住信SBIネット銀行の金利は以下の通りです。

 ・変動金利 :0.875%
 ・10年固定:1.470%
 ・20年固定:2.150%


 変動金利はついに1%を大きく下回る水準ですね!なかなか魅力的です。

 また、それ以外にも金利引き下げ条件として、給与振込などの条件がついてくるかどうかでハードルも変わってきますので、そのあたりも参考にしてください。

 加えて、無理のない返済計画を立てると、実際には逆に資金が余りやすく、繰上返済するチャンスも多いと思います。その場合には繰上返済コストも大切になってきますね。「実質コスト」+「繰上返済コスト」のトータルで銀行を選ぶと良いと思います。

 なお、2011年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■住宅ローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#6


残る、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティ・証券会社の各一覧は順次更新予定です。




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三井住友銀行:1年もの定期0.12%

2011-10-07 03:15:53 | Weblog
ここ数日の、筆者にとっての最大のニュースはなんと言ってもスティーブ・ジョブズ氏がお亡くなりになったことです。夏くらいまでバリバリ働いていましたよね。あまりの早さにビックリです・・・。年齢も50代半ばで若いですしね。

 確かにここ最近のショブズ氏の容姿は、どう見ても「末期ガン患者」そのものでありましたが、ガンという言葉は一言も聞きませんでしたし、移植手術など高度な治療をしていたようですし、そもそも何より「ジョブズ氏がガンだなんて信じたくない」という気持ちが、筆者の目を曇らせておりましたが、やっぱりガンだったのですね。残念なことであります。

 しかし何より本人が一番残念でしょうね。若すぎるし、会社が大きく成長する途上でしたからね・・・。筆者も含め、まだまだジョブズ・マジックを見たかった人も多いでしょう。

 また当然のことながら、あれだけ莫大な資産を持っていても、若すぎる死からは逃れられないという事は無常を感じずにはおれませんね。

 ただ、やや距離を置いて見るなら、これでジョブズ氏が完璧な「伝説」となったのは間違いないでしょうね。大きな変革と、大きな成功と、大きな影響を残しながら、絶頂期に突然世を去るというのは、表現が適切かどうかは分かりませんが、余りに「カッコよすぎ」ます。

 奇しくも、氏が「毎日、今日が人生最後の日だと思って行動せよ」と言っていたのを思い出しました。残念なことではありますが、心からご冥福をお祈りしたいと思います。



 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、新銀行東京の特別金利キャンペーンを取り上げました。気になる金利をチェックしてみると・・・

■新銀行東京/スーパー定期預金「特別金利キャンペーン」

 ・1年:0.35%
 ・3年:0.40%
 ・5年:0.50%


 なかなか良い金利ですね!現状の金利環境ではトップレベルと言えます。

 問題はと言えば・・・期間が10月11日までと短いこともありますが、もう1つ、毎回指摘させていただいておりますが、新規に口座を開設しようと思うと新宿にある本店に出向かないといけない、という点ですね。

 新宿は日本最大のターミナル駅の1つですから「新宿なら大丈夫」という人も少なくないとは思いますが、やはりそのためだけに新宿に行くのは面倒だし、そもそも物理的に行く事が難しい人の方が多数派であるのは間違いありません。

 経営再建中ということもあって、あえて口座開設を絞っているのかもしれませんが、この点はやはり改善してほしいものです。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.1」・・・あらら、低いですね。

 上記の通り、金利自体は悪くありませんので、やはり口座開設が面倒な点か、経営再建中という負のイメージか、あるいはその両方が足を引張ったのでしょうね。

 とは言いつつ経営再建は少しずつ進んでいるようですので、いつの日か復活することを期待したいと思います。

 では、まだの方は投票をお願いします。投票は10月30日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=739

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=508


 今回は三井住友銀行のSMBCダイレクト限定上乗せ金利定期を取り上げたいと思います。



 まずはいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 下がっておりますね・・・。1%近辺で少し踏みとどまる気配もしたのですが、結局は1%割れという状況ですね。日経平均が8,500円台という状況では金利も上がるはずがありません。

 8月から始まった世界中の市場の混乱も収束する気配がありませんし、当面、金利上昇は期待薄ですね・・・。

 さて今回は久しぶりに三井住友銀行SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期です。9月末まで実施されていたものが、10月からリスタートしたわけですね。気になる金利はといえば以下の通りです。

■三井住友銀行「SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期」

 ・1年:通帳不発行型の場合0.12%
 ・1年:通帳発行型の場合0.10%


 あらま、相変わらず金利は低いままですね。おそらく前回の9月末までの金利からは据え置きと思われます。

 むしろこれだけ世の中金利が低下している中で、金利据え置きになったわけですから、相対的に有利になったと喜ぶべきなのかもしれませんが(笑)、しかし0.12%では・・・イマイチですねぇ。

 もちろん三井住友銀行の1年もの定期預金の店頭表示金利0.025%ですから、そこから比べると5倍近いわけですが、しかし絶対水準はやはり低いですよね。

 とは言いつつ、ではなぜこの金利優遇定期が条件を変更せずに実質的に延長されたかと言うと・・・やはりそれなりの成果・効果があったのでしょうね。

 筆者は正直利用する気になれませんが、しかし仮に高金利の定期預金を選んでも大して金利がもらえるわけではないと考えれば、割り切って「面倒だしメガバンクの定期預金でいいや」という人もいるのかもしれませんね。

 だとすると筆者としては残念ですが・・・。

 ちなみに細かーい点で気になるのはこの「通帳発行型」・「通帳不発行型」という言葉ですね。いやまぁ、確かに文字通りの意味ではあるのですが、特にこの「通帳不発行型」というのが発音するのも、書くのも、キーで叩くのも、うっとうしい(笑)。

 「通帳レス型」とか「ノン通帳タイプ」、「ペーパーレス口座」など、もう少しこなれた言葉はなかったのですかね?せめて「無通帳型」とか。

 「これだから銀行は・・・」といわれないよう、そういったセンスも磨いていって欲しいものですね。なんと言っても日本で有数の銀行なわけですから・・・。

 ここで最近の定期預金の金利をまとめるとこんな感じです。

1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

 ・あおぞら銀行インターネット支店   0.35% 
 ・オリックス銀行           0.35% ※キャンペーン金利
 ・新生銀行              0.25% ※2週間満期
 ・住信SBIネット銀行        0.19%
 ・ジャパンネット銀行         0.18%
 ・楽天銀行              0.17%
 ・ソニー銀行             0.17%
 ・三井住友銀行            0.12% ※ダイレクト限定
 ・三菱東京UFJ銀行         0.03%


 こうしてみると・・・意外に健闘しているようにも見えますね。気のせいでしょうか!?(笑)

 ではこの、通帳不発行型なら1年もので0.12%となる、三井住友銀行の「SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいですかね。投票は11月7日まで。

>>>三井住友銀行「SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期」の詳細はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


通帳不発行型なら1年もので0.12%となる、三井住友銀行の「SMBCダイレクト限定上乗せ金利定期」。あなたの評価は?(投票は11月7日まで) >>>投票はこちら




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こんな金融商品があれば買う?

2011-10-05 09:50:16 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「メガバンクがスマートフォン向けのインターネットバンキングアプリを提供し始めているようですが、あなたがインターネットバンキングを利用するのはどの端末から?」では・・・


 1位:PCのみ 92%
 2位:PCとスマートフォンから 4%
  〃:PCと携帯とスマートフォンから 4%


 ということになりました。1位は圧倒的に「PCのみ」ですね。なるほど。しかしここまで極端な結果は意外ですね!


 確かにPCの方が画面が大きいし、通信速度も速いし、入力もしやすいし、快適だと思います。


 ただ一方で、残高照会や、既に登録されている先への振り込み、あるいは急いでいる時などは、携帯やスマートフォンからアクセスしたいというニーズがありそうですけれどどうなのでしょうね!?


 筆者の場合は、家でも職場でもPC環境が整っておりますし、仕事もほとんどの時間をPCの前で過ごしますので、そんな時も基本はPCですが・・・。


 もしかすると当サイトのユーザーの方は意外に平均年齢が高く、「デジタルデバイド」ならぬ、「携帯デバイド」「スマホデバイド」なのかもしれませんね。筆者は間違いなくそうなのですけれど(笑)。


 前回のコラムでも書きましたが、筆者は古くて四角くて分厚くて重い「ザ・携帯電話」を利用しておりますが、特に不便は感じておりません。そもそも電話機能しか使っておりませんし・・・。


 そういえば全然関係ないですが、willcomが秋冬の新商品でイエデンワという、家の電話用のPHS端末を発売しましたね。バッテリーがついているかどうか分かりませんが、これを持ち歩くと相当のインパクトがあるでしょうね(笑)。あえてこれにしようかな?




 新しいiPhoneがKDDIからも発売されるなど、スマートフォンの勢いは止まりそうにありませんね。筆者もそろそろどこかでスマホデビューを検討したいと思います。それでも電話機能しか使わないのかもしれませんが・・・。


 では前回の読者アンケートについて、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=738


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=561



 さて今回は、金融商品のアイデアあれこれについて。


            --- Ginkou ---


個人マネー、こんな金融商品あれば買うかも
http://www.nikkei.com/money/column/teiryu.aspx?g=DGXNMSFZ01017_01102011000000


 個人の資産運用が一段と保守的になっている。日銀の資金循環統計によると、家計の金融資産のうち現預金が占める割合は6月末現在で55.7%とバブル崩壊後の最高を更新した。なかでも銀行の普通預金は3月末に比べて10兆円強も増加した。証券会社の幹部は「何をPRしても顧客の反応は鈍い」と浮かない顔だ。ただ、海外では証券会社の定番商品でも、日本ではなぜか買えない商品も多い。店頭に並べば、食指が動くかもしれない。


 9月20日に発表された資金循環統計によると、6月末の個人金融資産1491兆円のうち829兆円が現預金だ。なかでも普通預金は306兆円と全体の20.5%を占め、投資信託の53兆円(3.5%)や株式の62兆円(4.1%)を大幅に上回る。大和総研によると、定額郵便貯金の集中満期と5年物個人向け国債の満期償還が普通預金の増加に結びつき、「運用難のなか、今後もさらに増加しそうだ」という。


 数年前に人気だった外債ファンドも、リーマン・ショック後に急増した通貨選択型ファンドも運用成績の悪化で資金が流出中。ブラジルでは日本の個人マネーの引き揚げが急激な通貨安をもたらしているほどだ。証券会社の新規口座開設数も伸び悩んでいる。大手オンライン証券が毎月公表している月間の口座増加数は、個人の投資意欲を測るバロメーターだが、あるオンライン証券は「不都合な真実」を見せたくないのか、過去分も含めて最近、すべてホームページから削除した。


 ただ、市場関係者からは「工夫の余地はある」との声も出る。例えば東北の自治体などが個人向けに1口100万円程度で東北復興債を発行すれば、復興支援の気持ちから買う人が集まるかもしれない。仮に10年債で利回りが国債並みならば、年間の利息は1万円程度だ。それを現金ではなく、東北の産品や宿泊施設の宿泊券などで支払えば、地域への愛着もわくだろう。手間は掛かるが、復興事業費の確保と観光振興の一石二鳥にもなる。


 インフレになれば償還額が増える物価連動国債の個人向け販売も選択肢だ。機関投資家向けには2004年から発行されているが、これを個人向けに1口100万円程度で販売すればいい。海外では米国のように証券会社経由のほか、政府がオンラインで個人に直接販売している国もある。今はデフレ気味とはいえ、勤労収入のない高齢者の間では、インフレを恐れている人も多い。決算期末の評価損が気になって物価連動国債を中長期保有しにくい機関投資家よりも、決算のない個人のほうが購入層としてふさわしい。


 超長期国債の個人向け販売も考えられる。現在、個人は郵便局などで最長10年の国債までしか買えないが、もっと長期に利息収入を得たい人もいるはずだ。20~30年国債ならば、年利回りは2%前後になる。「そんな長期商品は売れない」との指摘もあるが、大手証券は米国やフランスの30年国債を個人向けに販売している。日本の超長期国債を売らないのは、顧客ニーズの有無よりも、顧客の資金が長期に動かなくなることを嫌う証券会社側の都合ではないだろうか。


 福島第1原子力発電所の事故を受けて価格が急落した東京電力債など、高利回り債も投資対象になる可能性がある。東電債は一般担保付きだから「損害賠償請求債権よりも優先請求権がある」(外資系証券のアナリスト)。満期にもよるが、利回りは4~5%と国債や定期預金を大幅に上回る。ただ、一般に高利回り債券は信用リスクが大きいため、米国でも投資信託を通じて複数の社債に分散投資をするのが普通だ。日本でも格付けが低い債券を組み込む高利回り債投信ができれば、個人の資産運用手段の拡充と社債市場の活性化の両面のつながりそうだ。


 最後にもう1つ。個人投資家の間には国債と聞くと、財政破綻を意識して価格が大幅に下落する日が遅かれ早かれ到来すると考える人も多い。しかし、国債の値下がりに懸ける個人向け金融商品はほとんどない。強いていえば、国債先物を対象にしたCFD(差金決済取引)ぐらいだ。米国では債券指数と逆方向に取引価格が動くショートETF(上場投信)なども上場され、個人が売買している。外為市場に個人が外国為替証拠金(FX)取引を通じて影響を及ぼし始めたのと同様、金利の世界でもミセス・ワタナベが誕生していいのかもしれない。





〔 出典:日本経済新聞 〕


            --- Ginkou ---


 8月から始まった株式市場の混乱が尾を引いておりますね。というか、ますます混迷度合いが増しつつあるように感じます。いやはや。


 リーマンショックの再来か?という言葉もささやかれ始めましたね。ただ個人的にはここまで相場が悲観的になってくると反転が近いような気がしますがどうでしょう?実際、株価収益率=PER相当な割安水準ですし。


 ただ日本人にとってありがたいのは、経済が混乱すればするほど円高、つまり自分たちの通貨の価値が上がる点でしょうね。「円高アレルギー」は根強いですが、仮にその逆の「経済が混乱すればするほど円安になる」としたらどうでしょう?


 株価が下がるだけでなく通貨も下がるわけですから、ガソリン価格や電気代、石油製品、食料品などの値段が上昇していくことになります。まさに「泣き面に蜂」という状況になってしまいますね。


 自国の通貨の価値が上がるということは、自分の給料の価値も上がるわけですし、自分自身の経済的な価値も上昇することになります。その分、海外の労働力・モノをジャンジャン買えばいいわけで、日本人はもっと胸を張って円高を肯定的に捉えてもいいと思いますけれどね。


 もちろん今のまま財政赤字が続くようであれば、早晩、円高傾向も終わりを迎えそうでありますが・・・。


 と前置きが長くなりましたが、上記記事によれば、長引く相場の低迷を受けて日本の個人マネー定期預金や普通預金などに滞留しているとのことであります。そりゃそうでしょうね。先が読めないという消極的な理由もあれば、デフレ環境や、円高が進む状態の元では、「定期預金が最も高利回りの商品である」という積極的な考え方もできると思います。


 万年、フルインベストメント=全額投資を貫いてきた筆者ですが(笑)、最近は定期預金の有利さも見直しつつあります・・・。


 上記記事ではさらに、そんな保守化が進む日本の個人マネーのニーズに合いそうな金融商品のアイデアも提案しておりますね。具体的には以下の通りです。


・個人向け東北復興債 : 利息の代わりに東北の産品や宿泊施設利用券などが受け取れる
・インフレ連動国債 : 元本が消費者物価指数に連動する国債
・超長期国債 : 発行から償還までの期間が20年や30年の国債
・高利回り社債ファンド : 東京電力債など日本企業が発行する円建て高利回り社債に、分散投資をする投信
・ショートETF : 対象となる株価指数や債券価格指数などが下落すると価格が上昇する上場投資信託


 どうでしょう?筆者のようなマニアにはなかなか面白いアイデアだなと思いますが、普通の方はそうでもないでしょうね(笑)。


 とは言いつつ筆者も、では身銭を切ってこの中のどれかを購入するかと聞かれると少し躊躇しますね。インフレは全然予感できませんし、日本の社債なら直接購入できますよね?多分。ショートETF=値下がりしたら儲かるETFも、難易度が高そうですし。


 あえて言えば超長期国債ですかね。仮に期間20年や30年で利息が2%とかになり、さらに個人向け国債のように少ないペナルティで購入できるということになれば喜んで購入させていただきます。一応、現状でも20年もの国債では1.7%程度の金利があるようですね。


 さて筆者がこれらの商品に付け加えるとすると以下のような商品アイデアですかね。


・メガソーラーファンド : 今後、建設が期待される大規模太陽光発電所に投資するファンド
・風力発電ファンド : 風力発電所に投資するファンド
・TPPファンド : 今後、農政改革により出現が期待される大規模農業会社に投資するファンド
・リニア新幹線ファンド : 建設が予定されているリニア新幹線に投資するファンド
・円高歓迎ファンド : 円高を背景に海外の株式や資産をとにかく買いまくるファンド


 ・・・ここでネタ切れです・・・。


 中でもやはりメガソーラーファンドには興味がありますかね。太陽光発電関連企業に投資するファンドはありますが、もっと直接的に、太陽光発電そのものに投資したい、という人は多いのではないでしょうか?


 特にマンションに住んでいたり、賃貸住宅に住んでいる方々は、いくら太陽光発電への関心が強くなっても、自前でソーラーパネルを設置するわけにはいきません。そういうニーズへの受け皿にもなりそうですしね。


 太陽光発電そのものはまだまだ採算を得るのは難しそうですが、技術革新と製品の値下がりが続けばそのうち、ビジネスとして採算が取れるのではないかと思っております。


 資源の少ない日本の安全保障施策としてもぜひ進めたいですね。


 ということで今回の読者アンケートでは、「<複数回答可>混乱・低迷する市場動向を受けて、日本の個人マネーはますます円預金に集中しているようですが、こんな金融商品なら買ってみたい?」でいきましょう。11月5日まで。


■<複数回答可>混乱・低迷する市場動向を受けて、日本の個人マネーはますます円預金に集中しているようですが、こんな金融商品なら買ってみたい?(11月5日まで)
 
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=740





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銀行人気ランキング、10月の途中経過

2011-10-01 14:05:58 | Weblog

当サイトで恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その「2011年版」が早速、開始しております。ぜひ投票をお願いします。皆さんの1票が結構、大切です。


 ■銀行人気ランキング2011、投票はこちらから!
  
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16


 さて、10月1日現在の途中経過はこういうことになっております。


1.総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)


 1位:住信SBIネット銀行  2位:新生銀行  3位:三菱東京UFJ銀行


 ■投票開始!2011年版総合ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=653


2.口座サービスランキング


 1位:住信SBIネット銀行  2位:新生銀行  3位:楽天銀行


 ■投票開始!2011年版口座サービスランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=654


3.円預金ランキング


 1位:オリックス銀行  2位:新生銀行  3位:東京スター銀行


 ■投票開始!2011年版円預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=655


4.外貨預金ランキング


 1位:住信SBIネット銀行  2位:ソニー銀行  3位:楽天銀行


 ■投票開始!2011年版外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=656


5.FX(為替証拠金取引)ランキング


 1位:DMM.COM証券  2位:トレイダーズ証券  3位:外為ジャパン(旧MJ)、住信SBIネット銀行、★マネーパートナーズ


 ■投票開始!2011年版FX(為替証拠金取引)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=657


6.投資信託ランキング


 1位:住信SBIネット銀行  2位:楽天銀行  3位:ジャパンネット銀行


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7.住宅ローンランキング


 1位:住信SBIネット銀行  2位:楽天モーゲージ(楽天銀行)  3位:新生銀行、東京スター銀行、三菱東京UFJ銀行、住友信託銀行


 ■投票開始!2011年版住宅ローンランキング
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8.カードローンランキング


 1位:三菱東京UFJ銀行  2位:みずほ銀行  3位:住信SBIネット銀行


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9.セキュリティランキング


 1位:新生銀行  2位:シティバンク銀行  3位:三井住友銀行、住信SBIネット銀行


 ■投票開始!2011年版セキュリティランキング
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10.証券会社ランキング


 1位:GMOクリック証券  2位:楽天証券  3位:SBI証券


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 昨年に引き続き住信SBIネット銀行の人気が維持されておりますね。総合ランキング、口座サービスランキング、外貨預金ランキング、投資信託ランキング、住宅ローンランキングの1位を占めております。


 ネット銀行の口座開設を検討されている方には「とりあえず申し込んでおくべし」と言ってしまえる人気っぷりですね。


 今月の動きとしては、マネーパートナーズがFXランキングの同率3位になっています。


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