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世界の株が上昇しているそうですが。

2009-04-16 07:02:56 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「一時的かもしれませんが、最近、持ち直しを見せる世界の株価。今、投資をすべき?それともすべきでない?」では・・・


 1位:今、投資をすべき 45%
 2位:よく分からないので毎月一定額投資 25%
 3位:今は投資をすべきではない 11%
 4位:よく分からないので様子見 9%
 5位:よく分からないので自分のルールにしたがって投資 6%
 6位:投資はしない 2%


となりました。圧倒的な1位は「今、投資をすべき」というかなーり心強いご意見ですね!約半数の方がそう答えています。2位は「よく分からないので毎月一定額投資」で、これも約3割ということで、全体として「投資」派は約8割ということになりますね。みなさん強気です。


 ただ世の中、全般として投資が盛り上がっているかと言うとそうでもありませんね。引き続き世の主流派は「円定期預金」という感じがします。当サイトの読者の中に、肝の据わった投資家層が多くいらっしゃるのか、「投資をすべき」と思いながらも行動が伴わないケースが多いのか、あるいはどっちもなのか、という感じでしょうか。


 筆者はと言うと、時に「今、投資をすべき」と思い、時に「もう、売り時かしら」と不安になり、悶々としながらも、「どうせ予想なんて当たらんし」と半ばあきらめ「自分のルールにしたがって投資」している、という感じですね。


 ただ自分のルールに基本は「売り」は少ないので、どちらかと言うと「毎月一定額投資」に近いです。精神衛生的にはやはりラクはラクですけれどね。ルールに任せると。果たして吉と出るのか凶と出るのか、投資暦が10年くらいになったら検証したいと思います


 一応、統計的には10年保有しつづけて元本割れする投資は少ないということになっています。筆者が投資を開始したのは、恐らく多くの方と同じように2004年ごろです。まだ5年しか経っていません。あと5年後ですね。自分の投資スタイルを見直すのは。


 それまでは「毎月一定額投資」に近い自分のルールに従って投資していきたいと思っています。


 では投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。4月25日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=466


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=327



 さて今回も、最近の株式相場について。


            --- Ginkou ---


好調な株式市場が示すのは、ユーフォリアか?
http://money.jp.msn.com/investor/stock/columns/columnarticle.aspx?ac=fp2009040900&cc=02&nt=02


ここ1ヶ月で20%以上上昇した株式市場


 世界の株式市場はここひと月ほど「好調」です。リーマン・ブラザーズ破綻以前の水準と比べれば見る影もなく下がったままですので、その当時からずっと株式を保有している人にとっては焼け石に水のように感じられるかもしれませんが、たとえば3月の初めに株式投資を始めた人にとってはここ1ヶ月の間に20%以上の大幅上昇となっており、一部にはほくそえんでいる方もいらっしゃることと思います。


上昇の背景(1)-景気減速のもっとも急激な局面は既に終わった?


(中略)


上昇の背景(2)-英・米・日の量的金融緩和政策発動


(中略)


上昇の背景(3)-財政政策に対する期待


(中略)


このまま上昇が続く可能性は低い?


 さて、ではこの上昇がこのまま続くのかどうかが次の問題になるわけですが、結論から言えば筆者はそうなる可能性は低いと見ています。


 最大の理由は、世界の金融システムが実はほとんど改善していないと見ざるを得ないためです。日本の不良債権処理には非常に長い時間がかかりましたが、一般論として、金融機関のバランス・シート修復には非常に時間がかかります。今回のケースを日本の場合と比較してみると、これは賛否両論ありますが、おそらく日本のケースよりもかなり深刻であると見た方がよいというのが筆者の見方です。日本の問題は「企業の財テク」でしたが、今回は「一般の人々の住宅」が対象で、さらに「デリバティブズの利用による問題の尋常でない拡散」が問題となっています。こうした問題を解決するためのコストは、かなり長い間株式市場に重石となってのしかかるはずです。


 また、個人的に気がかりなのは、量的金融緩和政策が発動されているにもかかわらず、長期金利や社債利回りがほとんど下がっていないことです。世界の金利は今年に入ってから上昇していますが、「景気が回復しているから金利上昇は当然」といえるような状況とはとてもいえません。これは筆者の見立てでは「政策対応が不十分だから」である可能性が高いです。金利は昨年の春先にもベア・スターンズ救済を好感してその後いったんかなり上昇しましたが、これが景気や不動産市場に圧力をかけ続け、リーマン・ブラザーズ破綻の遠からぬ要因になったのは記憶に新しいところです。


 以上を総合的に判断しますと、確かに、景気がもっとも急速に落ちる局面を私たちは既に通過したのかもしれません。しかしながらここからは、これまでほどには急ではないにせよ、さらに長い長い下り坂が続いていて、最初は少し安心してほっとするかもしれませんが、そのうち再びどんどん不安になってくる...そんな感じになるのではないでしょうか?足元の状態はそんな「ほっと息をつくユーフォリオ」ではないか、筆者はそのように感じています。


グローバル債券ファンドマネージャー 鈴木 英寿


〔 出典:MSNマネー 〕


            --- Ginkou ---


 引き続き世界の株価は堅調に推移していますね。前回のコラムで取り上げたのが新興国の株式で、代表的な株式指数である「MSCIエマージング」指数に関して、こうコメントしました。


 この指数で言えば「1,000」あたりを越えてくれば、かなり回復トレンドが出てきたと言えそうですが、現状の水準だとまだそこまでいきません。せめて900台に乗せないと、単なる「ボックス圏内」(一定の範囲内で上がったり下がったりを繰り返すこと)という感じになりますよね。


 で、現在の「MSCIエマージング」指数に関してはこういうことになっています。


■MSCIエマージング指数(1年)


 


 そう、「せめて900台」のギリギリ900に乗っています。ウーン、微妙(笑)。ただまだ持ちこたえているのはいいニュースですね。去年の9月以降、相場に関していいニュースなんて一つもなかったわけで、そういう意味でいいニュースが出てきただけでもいいじゃないか、なんて思ってしまいますね。かなり期待値が低いですが。


 それ以外の世界の主要国の株価指数はこちらをご覧ください。もちろんどの国も上昇しています。


■世界の株式指数(1年)
 http://www.ginkou.info/modules/chart/


 で、このまま株価が上昇を続けるかどうか、ということですね。問題は。


 筆者も専門家ではないので詳しくは分かりませんが(ちなみに、専門家だと株価の予想が当たるわけではない点は要注意です)、プロに近い人の見方は基本的に今の株価上昇に懐疑的なようですね。


 単に今の上昇は、今まで売りを続けた人が買い戻しただけの技術的な上昇だ、という人もいますし、テクニカル的にはかなり過熱感が出ているらしく、「早晩、下落する」と思っている人もいます。ロシアや中国ではすでに「バブル論」もあるようですね。さすがにそれは早いと思いますが・・・。


 また上記に引用させていただいた鈴木氏のように、いろいろ今後を期待させるようなニュースが続いたので、たまたま上昇したけれど、基本的には「世界の金融システムが実はほとんど改善していない」ので、まだまだ先は長い、というような人も多いようですね。


 何をもって「実は改善していない」となっているのか、筆者のような素人にはじぇんじぇん分かりませんので調べてみることにします。


 ※※※ サイト検索中。しばらくお待ちください。 ※※※


 ※※※ サイト検索中。しばらくお待ちください。10分経過 ※※※


 ※※※ サイト検索中。しばらくお待ちください。20分経過 ※※※


 ※※※ サイト検索中。しばらくお待ちください。30分経過 ※※※


あぁ、しんどい(苦笑)。世界の銀行の不良債権は200兆円~400兆円というのが概ねの見方のようですね。ちなみに日本のバブル崩壊時の不良債権は100兆円ということになっているようです。


 で、アメリカの銀行の不良債権処理額に関しては、アメリカの預金保険公社(FDIC)が発表しているようですが、英語力の弱い筆者にはFDIC社のサイトをチェックするまでのガッツはなく、こちらの記事からの引用にとどめさせていただきます。


■e株リポート:特集 5月危機
 
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/report/news/20090413org00m020021000c.html?link_id=RLH04


 内容は悲観的ですが、趣旨はそちらではないので、この部分のみを引用。


 「国際通貨基金(IMF)は、銀行、証券、保険などのサブプライム損失額は最終的に2・2兆ドル(約218兆円)に達すると予想している。一方で、07年の夏から09年初までに実施された損失処理は、ブルームバーグなどの試算では1兆ドル(約99兆円)程度だ。そのうち米国が7000億ドル、欧州が3000億ドル程度だ。」


 要は100兆円の不良債権処理が済んでいるということですね。それはそれでものすごいスピードですが、全体が200兆円とすると道のりはまだ半ばということになりますので、このあたりが鈴木氏の指摘する「世界の金融システムが実はほとんど改善していない」ことの所以なのかもしれません。


 ただ一方で。


 不良債権自体は決して固定されたものではなく、世の中の景気や企業の収益、株式・土地の値段によって減ったり増えたりします。そして一度、不良債権が減り始めれば、銀行の収益が向上し、より不良債権の処理が進むという好循環が回り始めます。


 今回、破滅的な悪循環が進んだわけですが、その逆だって十分、ありうるわけです。


 まずは株式がちょっぴり上昇しました。それによって富を得た人もいると思います。その少しいい流れが景気や企業の収益、土地の値段にまで波及していくかどうかですね。もしかすると税金を不良債権処理につぎ込むより、株式相場につぎ込んで株価を倍くらいにできれば、そのほうが実はよっぽど景気回復には効くかもしれませんねー。


 トヨタの二期連続赤字の見通しには萎えましたが、アメリカの投資銀行である(正確には、投資銀行だった)ゴールドマン・サックスの黒字化には勇気付けられました。 
 
 果たしてどうなることやら。


 正直言って、このまま株価が底を打つのか、まだまだ二番底、三番底があるのか、じぇんじぇん分かりませんが、ただ繰り返しになりますが、いいニュースが全くなかった今までと比べると、いいニュースが出始めただけでいいニュースです。


 どうせ先が読めないなら、期待せずに期待しておきたいと思います。


 ・・・何だかどっちつかずの無責任なコメントですね。すみません。ただ筆者は、実際に毎月投資をしてリスクをとっていますので、そこは信じていただいて(?)結構です。読者の方にだけ損をさせたりはしません(笑)。



 さて、今回の読者アンケートは「一時的かもしれませんが、最近、持ち直しを見せる世界の株価。実際に投資をしてみた?それともしていない?」でいきましょう。今回は実際のアクションをお聞きしたいと思います。5月15日まで。


 
■一時的かもしれませんが、最近、持ち直しを見せる世界の株価。実際に投資をしてみた?それともしていない?(5月15日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=471


 






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