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実況中継!自腹で資産運用~9年2ヶ月目(前月比-0万円)

2015-05-18 08:57:03 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、9年2ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=915

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、昨今の株価好調を背景に、どちらかというと「上がったら売り」と変更しています。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/4くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 株価上昇局面もそろそろ終盤戦なのではないかと思っておりますので、今後はタイミングを見計らって売却しながらバランスを維持していきたいと思います。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状15%くらいのシェアで保有しています。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は20%くらいです。

 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。

 それ以外には、REIT(不動産投信)にも10%くらい投資しています。インフレに強い資産のはず、です。

<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月は残念ながら前月比マイナスとなってしまいました・・・ただその減少幅はわずか-647円です。つまり実質的には「現状維持」だったということですね。

 これくらいならポケットマネーを投下してプラスを維持したいくらいですが、まぁ、仕方ありません。ここまで6ヶ月連続上昇と華々しい戦績を残してきた当ポートフォリオですが、半年ぶりに一休み、ということになります。

 そんなわけで今月の成績はやや残念な状況ですが、ただそうは言いつつ「思ったよりは良かった」という気持ちもあります。

 日本の株価も為替相場も伸び悩んでおりましたのでもっと成績が悪かった可能性もあったことに加え、やはり5月に対する警戒感もあります。もう何度も書いていますので食傷気味の読者の方には申し訳ないですが、5月は世界的に「Sell in May」=「株は5月に売れ」と言われるほど下がりやすい月なのですね。

 もちろんアノマリー=根拠のない経験則ではあるのですが、金融市場というのはみんながそう思えば実現されるという自己実現的な側面があり、「5月の下げ」が意識されればされるほど下がりやすくなってきます。そうしたわけでこれまでの「5月の下げ」をチェックしてみると過去9年で大きかったのはこの年ですね。

・2010年5月:-37万円
・2012年5月:-45万円

 どちらもGWごろから大きく下がったので鮮明に覚えています。ただ逆に言えばそうした極端な下げは少なくとも過去9年で言えば2回しかないということですね。もっとあったような気もしましたが意外です。

 ただこのポートフォリオの集計は毎月半ばに実施していますので、集計した後で大きな下落が起きていた可能性もあります。そうした場合は5月ではなく6月の数値が悪化することになりますので、「5月+6月」の増減を見た場合の各年の勝ち負けはこのようになっています。

 ・2006年 : -
 ・2007年 : +
 ・2008年 : +
 ・2009年 : +
 ・2010年 : -
 ・2011年 : -
 ・2012年 : -
 ・2013年 : +
 ・2014年 : +
 ・2015年 : -


 つまり・・・5勝5敗全くの五分ということになります。さらに今月の成績は上記の通り実質的にはほぼ「引き分け」ですから、損益がプラスだった場合が5勝4敗1引き分けということで一歩リードしているということですね。

 そのように考えると「Sell in May」のアノマリーも実際にはそれほど説得力があるものではないということですね。アノマリーですから説得力がないのは当然かもしれませんが。

 真相はわかりませんが、2010年と2012年の5月の下げの印象が強すぎて「5月は下がることが多い」という先入観に至ってしまったのかもしれませんね。個人的にも反省したいと思います・・・。

 さて今月の成績に話を戻すと全体的にはほぼトントンではあるものの、内訳をみるとかなり好対照だったことが分かります。大きくプラスだったのは国内外の高配当株ですが、一方で国内の新興市場株は下がっています。

 海外株式でも、高配当株以外に中国株やロシア・東欧株がプラスを維持する一方で、アジア株やインド株が大きく下がっています。

 全体的にも海外債券や国内外のREITは下がっているわけですしね。かなーりバラバラです。ここ数週間は世界的に金利が上昇傾向にありましたので、債券価格が低下したり、REITの収益に懸念が出たということであれば理解できますが、しかしもしそうした背景なのであれば内外の高配当株の株価も低下するはずですね。金利が上昇すれば相対的に高配当の魅力が低下するからです。

 うーん、このバラバラな動きは一体どこから来るのでしょうか。一時的な動きの可能性もあり、ハッキリした傾向が出てくるまでもう少し様子を見るしかなさそうです。

 では今後株価が上昇するのかどうかと言うと・・・素直に考えればやはり株価は上昇する可能性が高そうですね。世界経済はアメリカを中心に堅調に成長していますし、懸案だったヨーロッパ経済も指標的には少し明るい兆しが出始めています。

 日本もようやく消費税増税の影響が消え、回復傾向が徐々に表れ始めています。

 逆に世界の株価に対する明確なリスクはアメリカの利上げですが、こちらは夏ごろと予想されていたものが秋や冬、あるいは来年へと徐々に予想が後ずれしてきています。

 とするとやはりあと数か月は今の株価の堅調さが継続する可能性が高いですね。果たしてどうなるでしょうか・・・期待だけはしておきたいと思います。

 ただ一方で、そのように株価が上昇すればするほど、こうした株式投資の「」の終わりが近づいてくることになります。どこまで上昇するのかはわかりませんが、ある日突然崩れてしまうのは間違いありません。

 何と言っても今回の株価上昇局面は2009年の3月ごろから丸6年以上続いていることになります。はっきり言って長すぎですね!

 アメリカの利上げ前に株式市場が腰折れてしまう可能性は少ないのではないかと思いますが、利上げに至ればいよいよ黄色信号~赤信号ですね。株式投資をされる方、されている方は、こうした各国の金融政策の変化についても十分配慮いただければと思います。

 ちなみにアメリカの株価は過去5年間でこのようになっています。

■アメリカ株(S&P500:1年)

 

 多少の変動はあるものの、全体的には右肩上がりを維持しています。見事ですが「順調すぎる」のも間違いありません。

 リーマンショックを経験した多くの投資家の方々は同じように終焉の足音を感じ始めているのではないでしょうか。

 次に当ポートフォリオの通算成績はこのようになっています。



 通算成績としては、すでに黒字転換している海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT国内株式/高配当株海外株式/高配当株海外株式/中国海外株式/アジア海外株式/インドが今月も黒字を維持しています。ありがたいことです。

 逆に言えば引き続き赤字にとどまるのは残り4資産ということですね!早期に黒字化することを期待したいと思います。



 全体の通算成績の推移ですが、上記の通り今月は前月比減少したものの減少幅は極めてわずかであり、通算の運用益は高水準を維持しています。プラス約168万円ということですね。

 ただ目標としては毎年25万円の利益ということなので、丸10年となる来年4月の目標は「250万円の黒字」ということになります。まだ相当なギャップがありますね・・・今後順調に利益が拡大することを期待したいと思います。

 筆者の目の黒いうちにこの目標値をクリアしたいものです・・・。

<5.今月の追加投資/売却>

 今月は特に追加投資も売却もありません。

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



 当サイトのポートフォリオが先月に引き続き1位を維持しています。これで7ヶ月連続ということですね。このまま安定的に首位を維持したいものです。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字拡大にご期待ください。

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