このカメラの愛好者が見たらカンカンに怒る使い方だったに違いない。
いや、なに、フィルムを感光させて
さぁ~巻き戻そうと
カメラの底についてるボッチを押し込んで
巻き上げクランクを右に回してグルグル巻き取るだけのことなんですがね。
某ホームページの記事にこのカメラの操作法があった。
これを参考にして操作してたんだけど。
まぁ、普通にカメラの底のボッチを押し込んで・・・までは良かった。
さらに書いてあったのは
”軍艦部にある「R」ボタンを右周りに回しても巻き取ることが出来ます”という
くだりである。
確かに右周りにボタンを回してもクランクは回る。
だが・・・いつのまにかカメラの底のボッチが復元してる。
で、無理やり巻き取るとパーフォレーションが破壊された。
最初はフィルムが途中で切れてしまった。
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こりゃぁ~ちょっとまじめに考えないといけない。
ふ~む。
駄目ぢゃないかなぁと思いながらカメラのキ○ム○へ出掛けて
昔のフィルムカメラなんだけどマニュアルってものはないでしょうか?
と。
店員さん、メーカへ電話して色々やり取りしてる。
店内には・・・シーズンなんですねぇ。
年賀状を作りたいっていうお客が来て何やらディスプレイの前に
腰掛けて画像をチェックしたりしてる。
広い店には所狭しと最新のデジカメやアクセサリがいっぱい!
:
やがて店員さんが戻ってきて
「古いカメラなんで正規のマニュアルは無いんですが
コピーしてマニュアルみたいに作ることは出来るらしいんですが
それではどうでしょうか?」と。
「大いに結構ですな!」とオイラ。
:
待つこと2週間。
カメラ屋さんの電話連絡で貰いに行きましたな。
おお!
なんともそれらしいマニュアルだ!!
コピーと製本の手間を思えば
1000円也は納得いくGood Priceです。
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早速、フィルム巻上げの仕掛けについて勉強?
マニュアルによれば・・・フィルムの巻上げは・・・
なんと?
”軍艦部にある「R」ボタンを右周りに回して、下へ押し込んで巻き取ります。”
と書いてあるではないか?
オイラ素直だからそのとおり、小さなレバーを右に回して押し込んでみた。
すると、カチリとした感触でレバーが固定された。
このちっちゃい”R” レバーを右に回しただけでは駄目で、回した後でさらに
下へ押し込まなければいけないのでした。
すぐに裏蓋を開けてスプロケットの軸を回してみると・・・
実にスムーズに回転する。
こうでなくっちゃな!
カメラの底のボタンを押し込むだけではスプロケットの軸が
フリーにならないので強引に巻き取るとパーフォレーションが壊れたり
フィルムが切れたりしたのでした。
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いい加減なことばかりしてるとお爺にはロクなことが起きないと
言うことが実証されました。
さぁ~今日はフィルムを入れて好きな場所へ行くことにします。
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