ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

変な機械・・・

2015年04月28日 07時53分06秒 | 皮細工

 

カバーをはぐってみれば・・・

 

こんなの。

右端からのぞくと・・・

テーブルの下にはクラッチ・モーターがあって

モーターの軸からベルトが二本で

主軸とグラインダー軸を駆動する。

上面に戻って主要な部分を拡大してみると

この中央に見える丸い大きなリングみたいなのが刃である。

これが高速で回転する。

そのすぐ上にあるのが押さえ金具である。

後ろから見ると

この隙間に皮を差し込んで

薄く漉(す)くのである。

この機械は皮漉き機なのでした。

回転する刃は使い終わるとグラインダーで研げる仕掛けになっていて

回転するグラインダーと回転する刃が触れ合って

刃が砥がれるのである。

刃を研いでいる時は、火花が飛び散ってなんだか恐ろしい。

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皮細工をするとき、皮を薄く漉くニーズは非常に高く

これをナイフや手動の革漉き器で均一に薄くすることは

殆ど不可能に思われる。

で、多少とも皮細工をする人達にとって

皮漉き機は必要投資ということになる。

そんな訳で今回仕入れた皮漉き機械です。

それにしても奇妙な格好をしてると思うんだけど

あちこちにオイルを差す穴が開いています。

あれぇ~

これに似た機械見たことあるぞ!と思い出す。

何年か前に手袋工場で出会ったマシンたち。

そうなんです。

手袋を縫うためのミシン。

これらの機械にも非常に良く似た「OIL->」のマークがありました!

こういう機械って好きですねぇ。

アナログの香りがたっぷりでね。

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さぁ~連休が終わったら釣りの合間に

革漉き機をうんと使わないとなぁ☆

 


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