ふとしたこと

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美渓

2010年03月14日 22時31分50秒 | 渓流釣り
ややこしい渓であることは、数年前に「いやしの温泉郷」の露天風呂でご一緒させた頂いた老人から聞いていた。

ここへ行くときはウチまでおいでなさいと言われていたのだが、臆病なオイラはそんなところへ行こうという気がついぞ起きなかった。

ところが、ITさんから行こうや!とお誘いを受けたのだから堪らない。ぜひに!とお願いした。

なるほど、ややこしい。とてもぢゃないがオイラ一人でなんてトンでもないのである。
しかし、なんともいえぬ好天に恵まれて、レイホクの美渓が微笑んでくれた。



ITさんは釣りも素晴らしいけれど、渓歩きは芸術品だと思った。これはIさんとも共通しているが、骨が固まらない頃から鍛えられた渓歩きとでも言うのだろう。

オイラの歩きはブザマの極みで生き恥を晒すようなものだった。彼にとっては、超ユル谷のはず。でも、オイラにとってはこういうところでないといけないのだ。

そこそこお魚が遊んでくれるし、何より渓が美しかった。帰りなんぞ、暑くて、ジャケットをリュックサックに放り込んでも、まだ汗が吹き出る。

それでも、ところどころに残雪。



ITさんは汗などまったくかいていなかったのには驚いた。ようするに彼にとっては汗が出るような運動量ではないのだ。

しかも、夕べは殆ど寝ていないとノタマウではないか?
オイラは二日酔い状態で、足元がふらつくので危ない。

慎重に水の中を岩伝いに上がり下がりしました。岩を飛ぶなんてことは絶対にしませ~ん。

今日は水量が平水時よりもかなり多かったそうだ。それでも上流へ行くにつれて水が減ってくるとアタリが渋くなって釣れなくなってきたので納竿。

自然林に囲まれた渓はそこにいるだけで幸福感に包まれる。源流域での釣りの醍醐味ってこういうものなんだって改めて再認識した今日の釣りでした。

ITさん、本日はありがとうございました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
渓遊び (ぴかぴ)
2010-03-14 23:40:27
めっちゃ幸せそうやん 命の洗濯ですね よかったよかった
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森と水 (ginjiro)
2010-03-15 07:51:31
おかげさまで、久しぶりに森と水の美しさにボ~っとすることができました。

釣れなくても良いんだよね。川歩きハイキング。

野点のセットも揃いました。
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