2年前、娘の就職を機に、春と秋に行くようになった家族旅行。
今回が5回目だ。
たまの旅行、遠出してみたい気持ちはあるが、昨年我が家に迎えた3代目の保護犬「とら」がおり、話し合いの末、近場の伊豆に決定。
昨秋に訪れた箱根同様、我が家からはかなり近場のため、かなりゆっくりめに出発した。
熱海を過ぎるとカーブが多くなり、車に慣れない「とら」はグロッキー状態。
伊豆多賀のモスバーガーで休憩し、気分転換に歩かせた。
伊東で伯父の墓参を済ませ、車は一路、伊豆高原へ。
この辺り、春先は桜の名所なのだが、既に葉桜。
それはそれで、好きなんだけどね。
別荘地の中にあるベーカリーカフェに到着。
敷地が広く、屋外ならば犬連れでも利用できる。
焼きたてのパンを、森の中でいただく。
あ~、癒されるぅ。
路地の奥にある割に、お客さんがひっきりなしに入ってくる。
結構、有名なお店なのかもしれない。
ごちそうさまでした!
次の目的地はシャボテン動物公園。
ここ、僕は幼少期に訪れたように思っていたが、昔の写真アルバムなどから、実は真鶴にあったサボテンドリームランドの記憶と混同していることが判明。
昔の日本人はサボテン、珍しかったのかな?
大室山の麓、広大な敷地には中南米の動植物がたくさん!
昭和34(1959)年に、東農大名誉教授の近藤典生という人が監修して出来たそうだ。この人、植物学者でありながら探検家でもあったらしく、アマゾンの経験などをベースに園を設計したという。
ちなみに種無しスイカ、この人が作ったんだって!まさに異才。
園内は犬連れOK。
ただ初見の動物ばかり、そして人ばかりで、「とら」は少々戸惑い気味。
大室山をバックにパチリ。
「とら」の表情が疲れてる(笑)。
娘はカピバラを触ったと喜んでいた。
意外なほど硬い毛だとか。
シャボテン動物公園から宿までは車で10分かからなかった。
今夜は伊豆高原わんわんパラダイスホテルにお世話になります!
部屋はこんな感じ。
想像していたよりも清潔だ。
しばし疲れを癒す。
バルコニーからは別荘地の向こうに海が見える。
晩ごはんは館内の和食レストランで。
全ての宿泊客が犬連れではあるが、どの犬も落ち着いており、めいめい食事を楽しんでいた。
社会人3年目となった娘に近況を聞く。
新しいプロジェクトに参加させてもらったり、TOEICの勉強をしたりと、堅実さに驚く。
僕らの頃はバブルのピーク、自身も浮かれていたように思うが、やっぱり時代なんだろうかと感慨に耽りながら、夜は更けてゆくのだった。