消えてゆく、変わりゆく、そして明日へつなぐ。

こんにちは。
手作り石けん教室の
サリーです。



昨日、6月14日で
熊本地震から二ヶ月となりました。

空を旋回するヘリコプターの音に
「地震直後も…」と、
思い出した。

あの時の音はすごかった。

天井から押さえつけるように、
バラバラと音が響いていた。

それも今は、夢の記憶。



あの夜のことが、夢のよう。

それでも
割れたコンクリートの内壁が、
崩れ落ちた外壁が、
夢ではなかったと、
現実を見せつける。



夢ではない。

夢ではないと思っても、
この現実こそが
夢のような気がしてならない。



台詞のない台本を与えられて、
あらすじだけの
芝居の中を
生きているようだった。

あらすじは
かつて報道でみた
阪神淡路大震災、
東日本大震災の
被災地の記憶。



一昨日だったか、
東日本…の被災地の今を
テレビで見た。

それは5年後の我々に
与えられるであろう、
台詞のない芝居の
あらすじ。

今は夢に思える現実。

それも5年後は、
地震前の暮らしこそが
夢のように懐かしく
思えるのかもしれない。



かつて何某に
妙に意固地になっていた。

それを地震がどこかに持って行った。

地震は我々の暮らし方も
生き方も価値観も変える。



何がいいのか、
何が悪いのかわからない。

だけど…。




振り向く夢もある。








夢だと思いたい今もある。










近い未来に描きたい夢もある。




今の自分にできることは
なんだろう…。








遠い昔に子どもが言った。





お母さんの手は不思議だね。

働いて冷たい手。
暖かく優しい手。
強く抱きしめてくれる手。

お母さんの手は魔法の手。



お母さんのお城は台所。
魔法のお城。

毎日のお惣菜を作るところ。
美味しいお菓子を作るところ。
楽しく石けんを作るところ。



Witch's Kitchen








膨らんでは消える石けんの泡。
まるでそれはうたかたの夢。
夢に生き、夢に暮らし、夢を見る。


一緒に夢を描こう。

Witch's Kitchen -魔女厨房-

熊本の地より
ホームソーパー検定講座
ジュニアソーパー養成講座を
開きます。