2016年7月アニメ ピックアップ

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン


今更このアニメをピックアップして記事にするのは、予想どおりこのアニメが全く売れていないからである。

以前、ブログに書いた文章はこうだ。



＞原作未読。

＞ファンタジー世界の戦記もの。

＞よくあるラノベのアニメ化かと思っていたら、とんだダークホースアニメだったでござる。

＞キャラクターデザインが濃いので人を選ぶ作風だが、俺は好き。　「ジョジョ」とかも好きだしね。


＞よくあるラノベとの違いは、主人公がおれつえー系ではないこと。

＞超能力を発揮して敵を蹴散らしたり無双したりしないこと。

＞戦略や戦術を駆使し、仲間や兵を動かし、勝利に導く軍師ポジションであること。

＞戦争の描写、主に人間を殺害する描写が軽んじられていないこと。

＞人を殺すことの重みが静かに伝わって来る。

＞でも主人公が屁理屈こねたお調子者かつ女好きのセクハラ野郎だったりするので、そこまでシリアスな雰囲気ではない。


＞俺はすごい作品だと感じたが、全体的に地味なせいでアニメは売れないと思う。 原作は売れるかもね。





原作を売るための販促アニメだったということならまだマシだが

どんなに面白い作品でも、売れなければ意味が無いと思う。

売れなければ続編（2期）も期待できない。

俺は続きが見たいんだよ。



敗因、売れなかった原因を考えてみる。

まずは、俺が買わなかった理由。

BOXで販売されなかったこと。

全7巻で、1～6巻は2話ずつ収録。7巻は1話。

7巻もあったら収納場所に困るし、1～2話ずつ収録だと一気に視聴するときにディスクの入れ替えが面倒だ。

最近のアニメはそういう事情を考慮してBOX販売が多くなってきたというのに、売上単価の期待が裏目に出たね。


次に、ネットでよく見る意見。

キャラクターデザインが受け付けない。

俺にとっては好みのデザインだし、人それぞれの趣味の問題だから一概には言えないが・・・。

どんなに面白い作品でも、まずは視聴してもらわないと評価すらされないわけで。

視聴してもらうための切っ掛けとして、キャラクターデザインというのは非常に重要だ。

ただし例外として、放送終了後にクチコミで評価が広まるケースがある。

見た目ではなく、中身が評価されて人気が上昇することは悪いことではない。