Apple AirPods Pro

戯休「今日はアップルのワイヤレスイヤフォン/ヘッドセット『AirPods Pro』のお話。」
執事「おお、純正品に新しいモデルが加わるのですな。」
戯休「まぁ・・・名前は少々いただけないけれども。」
君主「先週、Proというネーミングで良くも悪くも色々考えてしまいましたからね。」
戯休「今回のこれは冷静に考えると、何がProやねん？！とツッコみたくなるところではある。　民生用の上位がプロ機とは限らないだろうという意味で。」
執事「そこにツッコみだすと際限がない気もしますがなぁ・・・。」
戯休「プロという言葉に過度に弱いのは、プロと知り合いな俺SUGEEE！な人であったり、家庭用とは違う俺カッケー！であったり、そういった類。　気を付けよう、甘い言葉とプロ名付け。」
君主「勿論、プロと冠するに相応しい用途や機能があるのは事実ですし、実力が家庭用を超えるものがあるのもまた事実ですが。」
戯休「安直なネーミングはいけませんよというだけの話さぁ。」
執事「それで、これはどうなんですかの？　少々いただけないという事ですがな。」
戯休「主な変更点はノイズキャンセリング機能が加わったこと。　そして形状がカナル型になったこと。　そしてIPX4相当の耐汗、耐水仕様になったことかな。」
君主「普通に良い改良ですね。　どれも皆から求められている内容でしょう。」
戯休「俺からすればどれもマストに近い内容だしね・・・。」
執事「主に公共の交通機関での使用を考えますからな。　NC機能は実に助かりますしのぅ。」
戯休「外音取り込み機能もあるのも便利と思う。」
君主「カナル型などはそれこそ主殿には絶対条件に近いでしょう。」
戯休「前のAirPodsなんか、俺個人のみの感想だと、着け心地悪かったからね・・。　NC機能の為もあるんだろうけど、カナルになって良かったよ。」
執事「音の個性は大分前から変わるとは思いますが、離れる人よりも近寄る人のほうが多いと思ってしまいますなぁ。」
戯休「耐汗仕様というのも助かる。　耳から滝のような汗をかく人もそうはいないと思うけど、何かの弾みで触ってしまう事はあるだろうし。」
君主「夕立等、急な天候変更時の保険にもなります。　うっかり風呂やプールに入る人は流石にいないかと思いますが。」
戯休「NC機能が追加された分、稼働時間は30分ほど短くなっちゃうけど、そこはご愛敬かな・・・。　もしかしたら全長が短くなったのと関係があるのかもしれないけど。」
執事「全長・・・おお、言われてみれば見掛けの特色でもあったノーズ部分が短いですな。」
戯休「約1cm短くなったらしい。　面白いのは、世間一般の話題の挙げ方を見ると、NCよりも何よりも、その外見の変更が一番取り上げられてたことなんだわ・・・。」
君主「・・・・やっぱりそこまで快くは思われていなかったんでしょうかね。」
戯休「うどんやらきしめんやら冷や麦やら言われてたみたい。　その類のが耳からぶら下がってるみたいな。」
執事「・・・・予想の斜め上を行く不名誉な呼ばれっぷりですのぅ・・・・。」
戯休「信仰心の無い俺でさえプロペラントタンクかと思っていたのにね・・・・。」
君主「そもそもどこの世界に耳に推進剤を貯蔵する必要のある人がいるのです？！」
戯休「え・・・じゃあ・・・・VF-1Jの機銃部分とか？」
執事「ピンポイント過ぎてボケとしては最低なレベルですぞ？！」
戯休「でもセンサーってわけにいかないじゃん？　実際センサーやらマイクやら詰まってるんだろうし・・・。」
君主「無理矢理ボケる必要からして不要と思います・・・。」
戯休「むぅ・・・。　世知辛いなぁ・・・。　他にも『助けて！　色を赤くしたら耳血と勘違いされちゃうの！』ってネタを醸造してたのにさ。」
執事「・・・・世間様はただでさえ天災に苦労されているのですから、人災まで撒かないようにお願いしますぞ・・・・。」
戯休「ヒデェ言い分だ・・・・。」
君主「ですが気持ちは分かりますよ・・・。」
戯休「ちなみに他の欠点としては・・・価格が高めに感じる事かなぁ・・・・。　2万円台後半ともなると、他社でも相当力が入ってるのが射程距離になるし。」
執事「機能的に拘りの無い方であれば、まず支払わないでしょうなぁ・・・。」
戯休「俺も選ばないクチかな。　まぁiPhoneとの連携は一番であると思うし、そこを重視するか、純正品重視とか、そういう事であれば全く問題ないとは思う。　あとはProという名前が・・・・」
君主「それはもういいですってば。」