BALMUDA The Range

戯休「今日はバルミューダのオーブンレンジ『BALMUDA The Range』のお話をしましょうか。」
女王「バルミューダの新作はオーブンレンジですか・・・。　本当に調理家電に注力しているのですね。」
戯休「ま、それだけトースターが売れたってことでしょ。　何だかんだで大ヒット商品だしね。」
旗本「扇風機も暖房機も支持を得、電気炊飯器も話題であったな。」
戯休「あれもTV番組が取材に来るレベルだったよね。　勿論どれも完璧な商品ではないけれど、惹かれるだけのものは確実にある。」
女王「そんな中でもオーブンレンジは今や調理家電の花形。　どこまでのものか楽しみですね。」
戯休「それがねぇ・・・敢えて言うなら、その特徴は『操作時にギターの音色が鳴る』に尽きるのよ。」
旗本「・・・それだけか？」
戯休「どうもその開発目的は、キッチンを楽しくさせるというものらしい。」
女王「・・・そうですか・・。」
戯休「見た目は確かにスマートで格好良いほうだと思うけど、機能もシンプルでね。　本当にそんな感じ。」
旗本「・・・・それはまた・・・正直、期待外れな印象だが・・・。」
戯休「期待外れというか、元の位置に戻ったというかね・・・。　まだ電気ケトルはまぁ判らなくもないんだけど。」
女王「実際、電気ケトルであのような注ぎ口はそうありませんしね。」
戯休「だけど今度はねぇ・・・。　自分も調理を楽しんだりするから聞きたいけど、操作時にギターの音が鳴って、楽しくなるもんかね？」
旗本「最初の数日は意外性もあるかも知れぬが、すぐに飽きるのではないか？」
戯休「俺はむしろやかましいわ！と思うが・・・。」
女王「調理されていない方々からしても、耳障りに感じる事があるのではないでしょうか・・・。」
戯休「各サイトであの名物社長の言が載ってるけど、個人的には・・・・いよいよイキッてきたかな、と感じたよ。」
旗本「ふむ・・・。　いわゆる、調子に乗っているとか、生意気とかいう意か・・・。」
戯休「その商品でなければ出来ないという物があるからこそ、それを選ぶ価値がある。　オーブンレンジであることは間違いないけど、普通に他メーカーでも十分だよね。」
女王「デザイン等は差異があるかもしれませんが、それまでですね。」
戯休「どうも量販店で見て、オーブンレンジはどれも家に合わない同じ色で、キーが多くて操作が煩雑、と思って問題にしたそうだけど・・・・問題か？」
旗本「操作については、ボタンを選んで1つ押すだけという簡易さもある。　慣れる必要はあるが、そう問題視する必要もあるまい。」
戯休「地デジ開始時、リモコンでチャンネルを選ぶのに、ボタンが少なくても地デジやBSボタンを押してから数字を選ぶのと、ボタンが多くても最初から地デジやBS等の分までチャンネルボタンがあるかどうかの話にも似てるね。」
女王「色についてはそうですね・・・。　確かに派手なものもありますが、『白物家電』故に落ち着いた色もありますし・・。」
戯休「何かこう・・・バルミューダの製品群に合う外観の物を出しました的にも思えるのは、俺がひねくれてるからなのかね？」
旗本「・・・素直な感性ではないと思うが・・・全く無いとも言い切れぬか・・・・。」
戯休「もうさ、『バルミューダ』っていうブランド名だけで勝負できるとか思い上がっていないかと心配にもなるですよ。　『バルミューダ』の名前で格好さえ良ければ売れるって過信していないかい？と。」
女王「好調な時に陥り易い落とし穴ではありますね・・・。」
戯休「今迄はさ、目の付けどころや技術等、一流家電メーカーと違うところで勝負をして、その上で凄いと感じたから俺も欲しい家電に上げてたけどさ。　ここに来てこれとは、商品1つについて失望するんじゃなくて、メーカーに失望を抱きそうなレベルだよ・・・。」
旗本「一通りを同社製品で揃えるのを目標にしているのやもしれんが、そこに囚われてばかりでは拙かろう。」
戯休「良いものが出来ないなら出来ないで、そこは無理に出さないで欲しいくらい。　まぁ・・・料理にそう力を入れない人には評判いいかもしれないけどね。」
女王「次回以降でしょうね・・・。　またこのようなもので来るのか、それとも再度こちらが驚くような技術の商品を出してくるのか・・・。」
戯休「勿論、驚くような商品であることを熱望します。　そしてその際はこの前は好き勝手書きやがってと鼻で笑ってやって下さい。　お願いします。」