ギコバン日記

伊藤工設計代表 伊藤 博範の日記。家づくりのお役立ち情報を発信。

二つの講座を受講してきました

2018-09-29 08:28:37 | 家づくり
9/27(木)、17時~19時

健康・ゼロエネ住宅を設計・建設するための連続講座
(住まいと環境 東北フォーラム)

3.開口部の設計の考え方
  講師:小林 光 様(東北大学准教授)

4.窓の種類と特徴
  講師:小野義彦 様(エクセルシャノン)




有住さんが総合司会です。

まとめ
開口部は換気や空気の観点から、断熱・気密共に「開ければ完全に開放的で、閉めればしっかり遮断」することが望まれる。ということです…。


午後から法務局、仙台の現場2カ所を廻り、東北工業大学一番町ロビーにての講座受講と充実した休日となりました…。

六本木ヒルズランチと2121(180906東京)

2018-09-27 12:05:03 | 思い出し日記

六本木ヒルズより新国立競技場をみる


六本木ヒルズより東京タワーをみる


なんとかしのげる暑さだったので外でランチ
毛利庭園の近くで緑がたくさんあり、
とても気持ちのいいところです。



2121安藤忠雄さんの建築を見学


外観




エントランス


内部より遊歩道をみる

横長の窓がすごく長く緑をそのまま建物に取り入れています。
コンクリートの建物で長い窓をつくる発想は安藤さんならではです。


こども図書館(180905東京)

2018-09-27 12:04:45 | 思い出し日記
こども図書館
安藤忠雄さんの建築を見学




エントランス


旧館階段


新館階段


旧館に廊下新設


旧館より新館・中庭をみる




新館と中庭




上野 西郷さん「敬天愛人」


近GGセミナー180918

2018-09-21 18:42:04 | 近木職GG
国交省地域型住宅グリーン化事業に置いて、グループを形成している工務店さんと毎月勉強会を行なっています。

先々週、行う予定でしたが台風通過によって何かあるかわからないのでこの日に変更しました。



今回のマーケティングは「運は操れる」です。

「マーケティング」の題材として、取り上げてみました。

メンタリストのDaiGoさん著の「運は操れる」から話をさせてもらいました。

本にあるように「運にまつわる5つの知られざる真実」からいろいろ考えてみました。

以下の項目は本当か!
1.「波に乗っている、ツキがきている」
2.「宝くじに当たれば幸せになる」
3.「スピチュアルを信じると幸運が訪れる」
4.「運/不運は生まれた環境でほぼ決まる」
5.「運は自分でコントロールできない」

いろんな意見が出て面白かったです。

「運は向こうからやってくるもの」ととらえると、いつまでも運を操る力は発揮されません。

「自分が幸運だと信じている人」は常に物事を受け止め希望を高める行動を起こしていく!そうです。

そうなるには自分をコントロールできる能力を高めることです。

人間の感じる幸福度は「人生を自分でコントロールできている」という感覚に比例することが分かっているそうですので「自分」を常に意識しながら運がコントロールできているか確認できると思います…。

アンティークな家具

2018-09-17 15:07:22 | 家づくり
9/13(木)中山に行ってきました。
7月の完成見学会会場にお借りした家です。
今回は、お願いこととカメラマンの助手(カバン持ち)でお伺いしました。

引っ越し片付けも終わり、造作でつくった棚に食器が収納されていました。
キレイです。



そして、年期の入った家具があちこちに…。
味があって、新築の家になじんでいます。







コーディネートが良いのでしょう。
建て主がつくっている郵便受けもなかなか味があってよかったです。


こんど山に連れて行ってもらう約束をしてきました。
早ければ今年!ですが…。
10月はいろいろな行事があるので難しいかもしれません。

来年は行きたい!そして冨士山登頂に挑戦したい!
楽しみです。



近木職会議1809

2018-09-14 15:46:18 | 近木職GG

9月の業者会議です。
設計・工事の進捗状況やこれからの催し等の話をしています。
今回、設計の進捗状況は荒川が住まいと環境 東北フォーラムの勉強会に出席のため、私が務めました。

藤澤棟梁と高橋棟梁は国交省地域型住宅グリーン化事業でグループを組んでいる有住建設さんの建て方に行っていましたが…お疲れの中、参加していただきました。

会議では外壁屋さんから「迷惑の事例」として、今日の出来事を話していただきました。
隣の現場(基礎工事)にてガソリンタンクを道路脇に蓋をしないまま置いて帰り、近隣住民の方が心配していたとの報告でした。狭い道路にも工事車両を止めているというクレームも聞かされたそうです。

関係ない隣の現場なのですが外壁屋さんが隣の工事の後始末をしてくれたそうです。
お宅の現場はしっかりやっているとのこと…。

藤澤棟梁は近隣の方から差し入れをいただいているそうです。
いつもより疲れる建て方の仕事が終わって、会議に出席してくれる人は…違いますね。
安心して現場を任せられます。

現場では何が起きるかわかりません。
弊社でも全くない訳ではありませんが最近は事前に防げることはふさいでいると思いますし、そのための会議と思っています。

最後に、大工さんだけでなく外壁屋さんもいい人と近隣の方に言われたそうで、本人はニコニコしていました。
ありがとうございます。


建築の日本展 その遺伝子のもたらすもの

2018-09-11 14:57:20 | 


9/6(木)は森美術館で開催している「建築の日本展」に行ってきました。

澁谷から2.8km、歩いて30分とのグーグルが表示したので都会を探索しながら美術館へ向かうことにしました。

リュックを背負っていたので背中に大量の汗をかきながらでしたが、朝食で水分をしっかり取ったのでここまでは大丈夫!

入口には大きな木組みが置いてありました。



ミラノ国際博覧会2015 日本館 木組みインフィニティー

建築の日本展は次のような構成で進んでいきます。
01 可能性としての木造
02 超越する美学
03 安らかなる屋根
04 建築としての工芸
05 連なる空間
06 開かれた折衷
07 集まって生きる形
08 発見された日本
09 共生する自然

最初の「可能性としての木造」では入ってすぐのところに平等院鳳凰堂の組み物の模型が展示されていました。



鳳凰をイメージした深く突き出し、反りがある大屋根をどうやってもたせているのか?

斜め下方に差し込む尾垂木という長い材を入れ、尻側に荷重をかけテコの原理で先端を持ち上げています。

仏教伝来により、組み方の技術が持ち込まれてきましたが日本では風雨が大陸より強いので軒をさらに深く出さざるを得なかったようで、工匠たちは屋根裏の隙間を広げてそこに太く、長い丸太を入れれば軒を深くすることを思いついたようです。

幾重にも重なる木組みに見とれてしまいました…。

木組みから発生した日本建築ですが過去と現在を比較し、展示しています。



明治には木造でつくる西洋建築をつくり、昭和にはコンクリートでつくる木組風の建築をつくることになります。ホテル東光園や香川県庁舎などですが時代と共に建築が変わっていきます。真似ることからさらに進化する。

例えば東大寺南大門と磯崎新が計画した空中都市や隈研吾が設計した梼原 木橋ミュージアムを比較しています。



また、孤篷(こほう)庵(あん) 忘(ぼう)筌(せん)という茶室は縁側の先に障子を建てています。室内と縁側の部分にもありますが縁先に上部だけあり、下がありません。内部から見ると庭下の風景が切り取られた形でみることになりますし、そこから入る場合は、障子戸をくぐって入ってくるようになっています。これを前田圭介のアトリエ・ビスクドールと比較しています。敷地境界廻りに設けられた塀が浮いていて、植栽の上と下が見えるようになります。

過去から受け継いで進化している!
現代の建築も素材や構造、形は変われど日本を感じてしまいます。

今の住宅はどうだろう!
軒や庇がない家は進化したものだろうか?

大体は価格を下げるため、カッコよさからではないだろうか…。

原点を大事にしなくては…。

こんな模型もありました。
千利休がつくった待庵



原寸で再現されています。
中に入ることもでき、長い列をつくっていました。

丹下健三の自宅模型(1/3)



かなりの見応えがありました。
時間にして3時間ぐらいはいたでしょうか…。

足がTDLに行った以上になりましたが、そこに行かないと分からないものがあります。
体は疲れましたが…なんかやる気が出てきました!


藤田嗣治展

2018-09-08 10:41:15 | 



9/5(水)、藤田嗣治の作品を観たくて、東京都美術館に行ってきました。




美術館正面 エントランスはエスカレーターで地下にあります。


エントランスホール天井


10年ぐらい前に藤田嗣治のTV番組に出合い、そこから興味を持ちはじめました。
秋田県立美術館に作品を観に行ったりもしました。

今回没後50年ということで世界各国から126展が集まりました。
どうしても観たかった乳白色の裸婦像を観ることが出来る最後のチャンスかと…。

作品は
Ⅰ  原風景―家族と風景
Ⅱ  始まりのパリ―第一次世界大戦をはさんで
Ⅲ  1920年代の自画像と肖像―「時代を」まとうひとの姿
Ⅳ  「乳白色の裸婦」の時代
Ⅴ  1930年代・旅する画家―北米・中南米・アジア
Ⅵ-1「歴史」に直面する―二度「大戦」との遭遇
Ⅵ-2「歴史」に直面する―作戦記録画へ
Ⅶ  戦後の20年―東京・ニューヨーク・パリ
Ⅷ  カトリックへの道行き
で紹介されていて、わかりやすかったです。

はじまりのパリではピカソのようなキュビスムの作品を観ることができました。
交流があって、影響を受けたのでしょう。

アイリーンとは交流があったようなのでコルビジェとも交流があったかもしれません…。
そんなことを想い(妄想)ながら、観ていくのも面白いものです。

乳白色は黒との対比でより鮮やかに見えました。
日本の筆を利用して描く絵は、細い線に日本らしさを感じます。





旅の絵などは乳白色ではなく原色の色が入り、好みではないのですが…。
年代や旅などで変化・進化しているのがわかります。

日本で生まれ、パリで育てられた藤田の作品を観ることができ、とても満足です。


ちなみに東京都美術館の旧館の設計は岡田信一郎です。
新館は前川國男です。

上野駅から東京都美術館に向かう途中にある東京都文化会館の設計も前川國男です。
弘前市民会館の照明と同じだったので思わずパチリ!




お金が貯まる家

2018-09-03 10:08:22 | 家づくり
お金が貯まる家に住みたい!
高断熱化で450万円の節約!

新建新聞社・新建ハウジングで発売している「だん」に掲載された見出しです。





これは2020年に義務化される省エネ基準の家とHEAT20(民間団体)で考えるG2レベルの省エネ基準で比較した場合で差額が450万円になる。ということです。

まず、人生で一番高い買い物は建物ではなく、「光熱費」です。
50年間の光熱費を計算すると…
次世代省エネ基準は 2,593.6万円
G2レベルは   2,141.2万円

差額が452.7万円になります。
2020年度から義務化になる省エネ基準ですがレベルが低すぎるからです。

家を購入する場合は、将来のことも考え決めましょう!
ただたんに家賃レベルだから、営業の方がいい感じだから、安い家だから…は
もう、やめましょう!ということです。

弊社でもこのようなエネルギー計算をして比較しています。
一般社団法人 日本エネルギーパス協会に加盟し、次世代省エネ基準との比較をし、将来消費するエネルギーを金額で算出しています。


最近引き渡した平屋建ての家で比較してみます。
UA値:0.36、Q値:1.62、C値:0.5、第3種換気です。











年間の光熱費の差額が-169,466円です。
50年間ですと -8,473,300円になります。
これは全館冷暖房時での金額になります。
ちなみに間欠冷暖房時での計算もできます。





年間の光熱費の差額が-136,883円です。
50年間ですと -6,844,150円になります。

建物の大きさや形状により、すこし変わってきますが50年で比較すると大きな金額になることは間違いありません。

将来消費する金額まで提示すれば、なぜこのような仕様になっているのかわかってもらえるのではないでしょうか?


自然素材を利用しているからエコハウスとはすぐに言えません。
最近、自然素材をメインとしている会社もUA値を気にし始めました。

断熱性能を上げ、UA値も次世代省エネ基準の0.75から北海道レベルの0.46ぐらいまできていますが…。

UA値が低ければ良いかというと…それだけではわかりません。

消費エネルギーの計算まではいっていないところがほとんどですが、ぜひ計算をしていただき、差額がどのぐらいになるかまで確認したいところです。