ギコバン日記

伊藤工設計代表 伊藤 博範の日記。家づくりのお役立ち情報を発信。

どうする?

2011-04-14 10:25:50 | 日記
物がありません!

合板がありません。
給湯器がありません。
給湯器の部品もありません。

工場が地震と津波にやられました。

床上浸水にあった家を何件か、早く直さなければなりません。
屋根瓦など、雨漏りをするところを直さなければなりませんがまだ始まってもいません。

これから…。
資材が入ってきません。

早く直さなければならないものでもお盆まではかかると思われます。

何とか生活に困らない、床上浸水とか雨漏りなどしていないお客様さまには待ってもらっています。

OB施主様は…。
「うちは後でいいから…。大変な所を優先して!」と。

心を楽にしてくれます。

自分より、この震災でもっと大変な仕事をしているのに…。
「がんばって!がんばりましょう」と言ってくれます。

勇気づけられました。



業者から聞いた話です。
「お金を出すから早くやってくれ!」
「頼んだから早くやれ!」
「いつ来るんだ!」

上から目線でしょうか?

「お金」や「命令」で職人は動きません。

自分だけ良ければいいのか!

平時より非常時の行動でその人の技量がわかると言われています。
その時、自分はどんな行動をするのか?

話し方、進め方、今後を含めての…。

試されている様な気がします。

片付け手伝い

2011-04-14 10:08:32 | 日記
ブログを忘れています。
思い出しながら書いてみます。


先週4/3(日)は多賀城市宮内で床上浸水被害にあった建具屋さんの家に行ってきました。
1階の天井まで津波がきました。

部屋にはタイヤ、ピアノ、TVがガレキとともに…。
茶箪笥の食器がそのまま流されて使えるかどうか?
高い天井にも家具がつきささって…。

平屋の作業場も屋根付近まで浸水しました。
機械は使えるのでしょうか?

庭には動かない車が2台、みんなで動かし…。

ひとつひとつ片付けました。


まわりを見渡せば家にタンクローリーが突っ込んでいるし
屋根の上に車がのっているし…。

とても一人では片付けることができないと思い、
近・木・職のメンバーで日曜日に動ける人を探し手伝ってもらいました。

大工さん2人、クロス屋さん、設備屋さん、銘木屋さん、後藤と私、そして建具屋さん本人の計8人。

クロス屋さん、設備屋さん、銘木屋さんはここ1週間くらいまともに仕事をしていないようです。
こんな感じでボランティアをしています。
午後から、クロス屋さんと銘木屋さんは、また違う現場に行きました。


頭が下がります。

1件水漏れ修理を終えて、かけつけてくれた設備屋さんは
水と発電機を持ってきました。

2~3tぐらい水を積んできました。
ケルヒャー(高圧洗浄機)持参で! さすが設備屋さん!


まわりと比べるとしっかり建っている家ですが…。

失礼ですがもうこの家はダメかもしれません。

そう思いながらも…
最後まで片付け、水洗いすることができました。


家主本人もここまで片付くとは思っていなかったようです。
顔なじみのメンバーですが…。

感謝です。