ギコバン日記

伊藤工設計代表 伊藤 博範の日記。家づくりのお役立ち情報を発信。

平成の最初と最後

2019-03-14 14:02:59 | 思い出し日記
完成見学会と構造見学会が終わりました。

若林の家予約完成見学では5組のご家族に!





利府の家予約構造見学では3組のご家族に観ていただきました。



少しでも参考になれば幸いです。

若林の家見学では、お土産の「おはぎ」が人気でした。
昨年、遠見塚の家の建て主様からおみやげとしていただいた「おはぎ」がとても美味しかったのと、お店が見学会場の近くだったので使わせていただきました…。



美味しいものはみんなに紹介したくなります。

紹介していただいた建て主様はメジャーな大きなお店より、小さなお店が好きなんだそうです。

そんな訳で新築も弊社で請け追わせていただきましたが、
「おはぎ」には負けています…。

勝ち負けではないのですが…
この完成された「おはぎ」を超えたい!と思っています。

若林の家の建て主様も小さな工務店、伊藤工設計を選んでいただきました…。
まだ外構工事が終わっていませんが打ち合わせから建物完成まで約1年半。

敷地を確認して…
解体工事があって…
地盤調査が2回入って…
建て主様には蜜ろうワックスも塗っていただきました。
いろいろ思い出します。

平成の最後の年に引き渡すことが出来ました。
ありがとうございます。


完成見学会場の近くにコンクリート造のアパートを建設したことを思い出しました。
見学会が終わった後、行ってみることに!

いました!いや、建っていました!



私が初めて現場代理人としてつくったコンクリート造4階建てのアパートです!

たしか、平成元年の完成です。30年前ですからバブル期と言えますが…。
「お金」の恩恵は受けませんでしたが仕事をするチャンス、経験は与えてもらいました。

木造の住宅設計を経て、設計事務所では鉄骨造やコンクリート造の設計をするのですが…。
どうやって造るのかがわかりませんでした。

そこで現場監督を志願することに!
単純です。

木造の場合、基礎工事が終わると土台を敷いて、ほぞ(穴)に柱を建てて、梁を架け、そこに2階の柱を建てていくことがすぐイメージできると思います。

コンクリート造の場合、1階の壁の位置をどうやって2階、3階、4階の同じ位置に来るのかわかりませんでした…。

2階スラブ(床)に穴をあけておき下げ振りで縦・横の離れを読み、上階に基準点を移動し。
トランシットで90°を振り、誤差を確認等…。

これを2人でやると早いのですが1人でやります。
上に行ったり、下に行ったり、向こうに行ったり…。
朝6時の状況です。

鉄筋の荷揚げが終わる前に、墨を引かなければいけません。
その当時、マイ墨つぼをもっていましたが大墨(基準線)は1人ではできません。
応援をもらって8:30まで終わらせます。

コンクリート造は基礎工事が終わると一段落!
深く地面を掘るので山がこないか(地面が崩れないか)心配でした。

現場では職人がいつも怒っていました。

水を撒くホースのたたみ方が悪いと怒られ!
納品書には注文した通りの本数があるのに実際は少なく…で怒鳴られ!
段取りが悪いと怒鳴られ!
問題なくても怒鳴られ!
怒鳴られ!

そうやって育てていただいたことを思い出しました…。
平成元年、そんな時代でした。

平成最後の年に、同じ地に家を建てさせていただきました。
平成の最初と最後。

怒鳴られたことには意味がありました。
縁を感じます。すべてに感謝したいです。
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