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しょうがないでは済まない増税

2007年07月10日 | 輪話和コラム

機関紙「輪話和516号」コラム

▼「消えた年金」は他人事ではなかった。6月18日付の日経新聞記事「92年~96年入社の社員の年金、学生時代の分で統合漏れも」を見てイヤな予感は的中した。▼94年に就職した私は社会保険事務所で年金加入記録を確認。すると学生だった91年~94年の36ヶ月、年金額にして6万円分の国民年金が宙に浮いていたのだ。▼その場で厚生年金との統合を済ませ「消えた年金」の1つが解消されたが、年金番号が統一されたのは97年1月、10年も前の話だ。▼更に6月の給与明細、住民税は9千円も値上げ。所得税減税を差し引いても月4千円の増税は「しょうがない」では済まない額だ。▼選挙後には、消費税増税が控えている。広がる貧困と格差は、この間の課税強化が要因だ。7月29日は暮らし守る1票を投じたい。