亜岐の竹バカ日記 竹は面白い。   竹の資源化利活用 寝ても醒めても竹の事ばかり

里地里山の竹林が荒廃、寝ても醒めても竹の事ばかり 竹の利活用を考えている、竹バカ日記
竹は面白い。竹談義しませんか。

亜岐の竹バカ日記 南濃竹炭愛好会

2023-01-12 15:50:26 | 日記
今日は南濃竹炭愛好会(現在会員数19名)の活動日で竹伐採集作業です。

休息の時、菌根菌、竹を活用する野菜作りについて話をしました。
会員の多くの方が畑で農業をされています。

竹チップが有り。竹炭がある南濃竹炭愛好会の皆さんは農業をする最高の環境にいます。
なぜかについて話しました。

海津市 大垣市 津島市 稲沢市 愛西市等近郊の方
農家で竹チップ、竹炭を利用したい方、南濃竹炭愛好会に入会ください。
竹チップ、竹炭が格安で利用できます。

南濃 さぼう遊学館 砂防ふれあいセンターの傍に
竹炭窯が有ります。(駐車場 トイレ有り)

お問合せ
亜岐健司 kenj-aki@proof.ocn,ne,jp




亜岐の竹バカ日記 素人でもできる野菜作り

2023-01-10 19:34:06 | 日記
安全安心で美味しい野菜が食べたい。
自分で家庭菜園で上手くできればよいですね。
有機農業も難しい。
素人でもできる栽培方法が有ればやりたい。

興味が有ればご一読ください。
農家の方はお笑いください(笑)

                                         2023 01 10
素人ができる安全安心 美味しい野菜作り               亜岐 健司           


畑で野菜を作る
畑で野菜を作りたいが素人では難しそうですね。肥料や農薬
栽培方法もわかりません。
安全安心の野菜を食べたいですよね。


野菜作りの考え方
  主役は野菜の苗(種) もう一つの主役は土壌に住んでいる菌
野菜の根と菌が協力して互いに栄養分を与え合っている。
菌は菌根菌という。(糸状菌が野菜の根と結合して一体化)
乳酸菌は糖分を分解して乳酸をつくる。
野菜の根は菌根菌の広範囲の繋がりから養分を吸収する。
菌体の餌は有機物。竹は糖分、ミネラル分が多く最適です。
菌根菌や乳酸菌が働きやすい環境を作ることが大切なのです。
大量に肥料を与えるより、優秀で強力な菌根菌を使う方が素人
でもできる安全安心美味しい野菜作りの秘訣です。


肥料について
  野菜は光合成で作ったブドウ糖や脂肪酸を菌体に与える。
菌根菌は広範囲に張り巡らせた糸状菌でタンパク質や
でんぷんを分解して野菜にリン酸、ミネラル、水分を与える。


土壌は
野菜の根は3mm以内のリン酸を吸収する。野菜の根に結合した
菌根菌は広範囲のネットワークを使い畑全体の土壌からリン酸を
吸収して野菜に与える。野菜の根に菌根菌が結合すると野菜が
急速に成長するのはこのためです。菌根菌は凄いのです。
菌根菌が発育すると土壌が発酵状態になり腐敗菌が育たない、
ため、腐敗物を養分とする害虫も餌が無いので来なくなる。
菌根菌の育成で空気層が多くなり土壌が団粒構造になり
ふかふかの土になる。


菌体の良好な環境作り
  畑では最初に水はけを良くします。水の落とし口をつくり
水が抜けることが大事です。
土壌は最初耕して竹炭を漉き込みます。竹炭は菌体の住居
になり水分保持調整をします。
水はけを考えて畝を高くします、幅も天端に勾配を付けて
水はけをを考えて2~3倍にする。

天端全体に有機物の竹チップ、竹パウダーを薄く散布します。
強力な菌根菌の培養エキスを散布します。
土着の菌根菌育成より優秀な菌根菌を使って成果を高めます。
黒マルチを張って雨に当たらないようにします。

竹チップ、竹パウダーが発酵して菌糸発育するのを観察します。


野菜の苗を植える
  菌糸が発育してきたら、黒マルチに穴を開けて野菜の苗を
植える。
水分は少し湿っている程度で良い。
野菜の成長が急に大きくなる。この時が菌根菌が野菜の根と
結合して養分を供給しだした状態です。
菌根菌がんばれがんばれです。


やさいの収穫
  無肥料 無農薬の安全安心の野菜を収穫してください。



野菜の収穫が終了後、天地返しをして畝から繰り返します。

継続すると団粒構造の土壌が深くなります。



素人の私がした事
  畑の水はけを考え、菌体育成の環境を考え、後は
菌根菌がんばれがんばれと応援しただけ。


この先、肥料農薬は原料の減少で生産が難しくなるでしょう。
特にリンは不足してきます。
土壌のリン酸を菌体が吸収利用してくれます。有難いことです。


菌根菌の培養エキスを竹炭粉の散布して乾燥。菌体を
休眠状態にして必要な時に使用できる製品が有ります。


お問合せ
亜岐 健司  kenji-aki@proof.ocn.ne.jp