岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

感無量

2010年10月25日 01時29分14秒 | その他
私でも験を担ぐことがあるのです。夜、可児市の選挙事務所に向かうため、玄関を出てからいったん家に戻ってネクタイを赤に替えました。赤いネクタイは勝負ネクタイでもあります。議会質問のときなど勝負がかかったときは必ず赤です。リーフレットでも赤のネクタイをしています。理由は「アメリカ民主党の政治家の勝負ネクタイにならって」と説明しています。

可児市長選は50%と低い投票率でした。午後から雨が降ったこともあります。県幹部同士の選挙、とだけクローズアップされがちだったのかも知れません。投票率の低いことは後日考えるとして、投票率が低いと向こうが有利と見られていたからです。
それでも結果を出しました!

<中日新聞>
岐阜県可児市長選は24日投開票され、無所属新人で元県総務部長の冨田成輝氏(57)=民主推薦=が、無所属新人で元県ぎふ清流国体推進局長の近藤登氏(56)を破り初当選した。当日有権者数は7万6750人。投票率は50・53%で、前回の50・85%をわずかに下回った。
現職で4期目の山田豊市長(78)が引退を表明し、16年ぶりに10万人都市の新たなかじ取り役を決める選挙。冨田氏は「直接市民と接しながらまちづくりを進めたい」と9月上旬に正式に出馬表明。「市民が主役の市政」を掲げ、民主や連合岐阜、自民系の一部市議の支援を受けた。
政策では、情報公開の徹底や市民目線でのムダ削減のほか、「高齢者福祉は社会の根幹」と介護の充実などを訴え、自民系の市議会最大会派「誠颯(せいふう)会」や山田市長の応援を受けた近藤氏を退けた。

 ◇可児市長選確定得票
当 21,948 冨田成輝 無新<1> =民
   16,412 近藤登  無新 





ブログでも紹介してきたように、地元岐阜市の活動の傍ら、可児市に何度か入り、本当に微力ですが応援を続けてきました。
ちょうど一年前の視察で、夕食を終えて宿に帰りがてら冨田さんから可児市に対する思いを聞いて、「そういうことになれば応援する!」と約束をしました。思えば、私の一年目、議会質問に対し、迅速に対応してくれたこと、県立病院の経営形態見直しなどについて議会での応酬、ときには緊張をはらむようなこともありました。私のまだ少しの議会活動のなかで一番関わりのあった幹部だったかも知れません。
県職員もいろいろな思いがあったことでしょう。が、互いに究極的な思いは地域をよくすることであるとして推薦を出したのです。敗れた近藤さんも優秀な方ですし、当然苦楽を共にした人もいるわけです。でも選挙は勝たないと理想に近づけないのですから、みな頑張りました。
仲間が日々応援に入っていること、そして可児市は今井先輩の地盤であることも、私がやらねばならない理由でした。

しかし、感無量です。

ちなみに、あすから三日間(27日まで)、佐賀県と大分県に厚生環境委員会の視察に行ってます。視察箇所は、佐賀県立病院(岐阜県立三病院と同様今年4月に独立行政法人化)、産廃処理施設、障がい者福祉施設、環境配慮型の大規模食品工場などです。