おきうとになっとう

博多に暮らす夫婦のブログ

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拍鵬時代

2012-12-25 09:44:58 | テレビ批評
昨日夜のBSで懐かしい拍鵬時代の大相撲を見た。
当時の大相撲はまさに国民的スポーツだったことがよく分かる。
観客の熱気が凄い。まるで革命の為に広場に集まった群衆のよう。
子供ながらに熱狂した記憶が甦った。

大鵬の優勝回数は32。柏戸は5。だいぶ差があった。
柏戸には身体が固いなどの欠点があったが私は柏戸が好きだった。
強いときは物凄く強い。しかし四つ相撲では脆さ丸出し。
常にヒヤヒヤさせられた。精神的にも潔いというか、雑というか。
そのせいか優勝したときなど自分のことのように喜んだ。
皆が大鵬好きだったから、判官びいきも手伝ったのだろう。

どちらも大きなケガを経験し、それを契機に相撲が変わったそうだ。
子供のころだ。そんなことには全く気付かなかった。
また、昨日のフィルムを見る限り、大鵬も無敵ではなかった。
こんなにあっさり負けることもあったのだと驚いた。
勝ち続けていくと相手が無気力になっていく。
その無気力も手伝っての優勝回数の差だっようにも思う。
ただ、総合評価では大鵬の方が数段上だっと思う。

もし今二人が対決したらどちらを応援するだろうか。
ミーハーが応援する大鵬も欠陥の多い柏戸も応援しないと思う。
もっと深い人間的なものに心引かれるからだろう。
貴乃花さらには現役の白鵬に心が傾く。
社会も変わった。人も変わった。自分も変わった。
要するに時代はどんどん変わっている。
退化することなく深みや高みを目指して進化して欲しいものだ。

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ドクターX

2012-12-12 12:45:40 | テレビ批評
近頃めずらしく、時を忘れてみてしまった。
外科医大門未知子は、特技は手術、趣味は手術、
契約派遣のフリーランサーで、手術には絶対失敗しないという。
人間関係や権威とか一切否定して自分の生き方を貫く。
設定からして面白い。

中身はあの有名なドラマ「白い巨塔」の延長線だが、シリアスではない。
デフォルメされコメディタッチの部分もあり、それだけに痛快だ。
ああいう風に生きられたらいいだろうなという願望を満たしてくれた。
また近頃は健康と医療に関心を持っているからか医師の話には惹かれる。

一般論だが、より中くだらないことが多すぎる。
ウソに溢れる虚構の中で生きなければならないのは相当辛い。
つまらないことにこだわる人が増えて生き難い社会になっている。
俗物の見栄と保身が蔓延し、その下で人生に絶望する人・
ストレスに耐え切れずに心の病に犯された人も多い。
それを考えるたびに心が痛む。

個人的見解だが、これは思った以上にレベルが高いドラマだ。
少し前たまたま見たGTOのような臭さが無いのがいい。
もっとも明日の最終回を見ないと何とも言えないが。
せめてドラマの中だけでも痛快な気分になれたら・・・。

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ドラマ“はつ恋”

2012-10-02 18:37:14 | テレビ批評
何となく見てしまった。
ガンになった主人公の主治医がたまたま高校時代の初恋の相手。
そこからドラマが始まる。主人公の女性には夫も幼い男の子もいる。
現代の御伽噺のような筋だが、心の真実を捉えている面もあった。

昔の自分と主婦としての現実の自分を木村佳乃が巧みに演じ分けていた。
この人はなかなかの演技力だと思った。
確かに女性であれ男性であれ、いくつもの顔をもって生活している。
普段は現実の自分が支配しているが、確かに違う自分も存在している。
そういう真実をドラマとして見せつけてくれた感がある。

普通いくら昔愛し合っていたとしても元には戻らないと思う。
すっかり変わってしまうものだ。外見だけでなく内面も。
ただ、無意識の部分の相性は残っているかもしれない。
他の人よりずっと簡単に仲良くなれる。
それを周りが怪しむから問題がこじれる。
強ちありえないことではないかもしれない。

しかし、ドラマのように昔のことが忘れられないというのはどうかな。
どちらかと言えば妄想に近いものではなかろうか。
このドラマ、表面的には御伽噺。
しかし、人間の深い部分に触れるところもあった。
そこを評価したい。

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SONGS 由紀さおり

2012-01-26 08:56:46 | テレビ批評
去年、欧米で彼女が大ブレークした事は知っていた。
この番組でその片鱗を窺うことができた。
年齢から来るものも多少感じたが、世界に誇れる技量の持ち主であることに変わりない。
いずれにせよ、若いころ流行った曲を聴くと強いノスタルジアに襲われるのも事実だ。

一番印象深かったのは彼女をブレークさせたジャズバンド、ピンク・マルティーニ。
まさにプロ。もちろんもっと素晴らしいバンドもあるかもしれないが、見事だった。
その生命力の底からわきあがってくるような“乗り”。良い音楽の原点だ。
“ブルーライト横浜”は限局とは別の曲のような乗りの良さだった。

インターネットを通じての大ブレーク。まさに今の時代ならではの出来事だ。
閉塞感の大きい時代。埋もれている古き良きものが復活する時代なのかも。
金儲けのための作られたブームが支配する時代。
欧米では人々が本当に聴きたい音楽が復活する。日本はまだまだ・・・。

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かもめ食堂

2012-01-24 11:16:23 | テレビ批評
モカがしきりに勧めるので一緒に見た。
現代の御伽噺ともいうべき不思議な魅力を持った作品だった。
フィンランドで日本風下町食堂を開いたらどうなるか。
下町的人情を異国を背景にして浮き彫りにしようとしたのだろう。

人情の本質はどこの国も共通していることは容易に想像がつく。
服装や好みは違っていても、中身はホモサピエンスである。
それにしても、日本人は人間模様を描くのが好きと見える。
個人の葛藤や衝突でさえ、人情の流れで捉えてしまう。これは国民性なのか。

この映画で見る限り、フィンランドは高齢化の先進国のようだ。
日本人が描いたからそうなのか、個人の孤独が背景に色濃く出ていた。
まさにこれからの日本人が直面する最大の課題かも、
安らかな生活に退屈して破壊するのではなく、楽しんで生きる術を身につけなければ。

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カーネーション

2012-01-18 17:16:24 | テレビ批評
今年度の朝ドラは大阪の勝ちだと思う。
前年度はゲゲゲの東京の勝ちだったと思うが。
作り話と実話をもとにしたドラマの現実感の差は大きい。
もちろん、作り話といってもいろんな実話の寄せ集めだろうが。

確かに昭和に対するノスタルジアもあるかもしれない。
ただ、デフォルメされたエピソードの中にも現実感がある。
去年の大河ドラマなどファンタジーとしか。見る気もしなかった。
小説でも現実感のない空想で作ったものはそれだけのものでしかない。

カーネーションにはセットにも日本人の心情にも現実感がある。
ゲゲゲもそうだが、ああいうゴミゴミした中で暮らしていた時代があったのだ。
ああいう時代のエネルギーもまた凄かった。主人公の逞しい“生きる力”。
今の日本人が失ったもの。それがカーネーションの魅力だろうか。

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さよなら大河ドラマ

2011-02-28 08:09:30 | テレビ批評
さすがに大河ドラマを見なくなった。
時代背景が好きなので、つまらないが惰性で見ていた。
さすがに覚めた目にも限界だね。
視聴率もがた落ちだそうだ。

脚本も演技もまったくつまらない。
ホームドラマを時代劇にしただけ。
製作にカネがかかっていないことも丸見えである。
新しいことへの挑戦もいいかげんな気持ちでやられると白ける。

龍馬伝にも相当問題があった。
ただ、皆まじめにやっている印象が救いだった。
それにしても福山人気は大したものだ。
特にIQの高い女性がぞっこんだから、何か持っているんだろうね。

いやはや、こんなの一年も続けるならNHKには苦情が殺到するのでは。
大河ドラマではないが「坂の上の雲」もカネはかかっているが出来栄えは平凡である。
一回見れば十分だろう。大河ドラマもそろそろ限界かな。

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同窓会ー最終回

2010-06-18 19:06:46 | テレビ批評
心中モノにはならなかった。
モカの評価はバカらしいの一言だったが、そうとも言えないものがあったと思う。
きわめて現代風のメルヘンとして、また、ある意味現実的な終わり方でもあった。

恋愛は一種の幻覚である場合が多い。
受験生が勉強に追われて、遊びに憧れる。試験が終わると遊びなどどうでも良くなる。
若い頃、そういう心理に似ていると思った記憶がある。
甘いロマンチックな感情は、若者にとって抑えがたい未知の衝動だった。
しかし、蜃気楼のように追いかければ追いかけるほど真の恋愛は逃げていくようだった。

それを中年の男女が演じたら、というのがこのドラマのプロットだろう。
憧れと現実の狭間の中で、やはり何かを求めなければ生きていけない自分。
それが描かれているようで妙に説得力を感じてしまった。

ストーリーはたしかにモカの言う通りかもしれない。
しかし、その下に流れる現代風の人間感覚は意外にリアルに感じられた。
それと最後のまとめ方に脚本家の力量を感じた。
そんなもんなんだねぇ、という感じ。
これが見事だと言うのは、私がひねくれているせいかもしれないが。

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ドクターG (NHK)

2010-06-18 17:54:55 | テレビ批評
クイズ形式による四人の研修医の病気診断。
実例をもとにした症例であるから現実感がある。
医師はこうやって判断するのかという診断過程も分かる。
しかし、一番のメリットは自分の健康状態の把握に役立つことだ。

「自分で判断せずに医師に相談を」というのは決まり文句。
しかし、医者に行くかどうかをまず判断するのは自分だ。
何でも相談すれば医師は喜ぶだろう。タダではないのだから。
逆に、勝手に判断して手遅れになることもある。
こういう番組を参考にすれば多少は分かるようになるだろう。

医者も人間である。
思い込みで強引に患者をその病気にしてしまう医師もいる。
それじゃあ相談にもならない。
何事に関しても、決まり文句は一般論だと思っている。
必要条件かもしれないが十分条件ではない。

医師に対抗するためにはある程度の知識が必要である。
この番組を見て、ネットで検索し、知識をつけておくのがいい。
患者の主張に真面目に答えない医師は信用しないほうがいいだろう。

タケシの家庭の医学は脅しの要素が強すぎて、論理的ではない。
その点、この番組は真面目なインターテイメントであることを付記しておく。

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同窓会 love again syndrome

2010-06-07 10:39:44 | テレビ批評
日程の関係で、この時間に遅い夕食。
モカと一緒に見る羽目に。
どうでもいいドラマだが、モカがあまりに批判的なので、つい逆に擁護することに。
好きかどうかは別として、男は美人に甘いのかもしれない。

どこにでもありそうな設定の中で、その割に現実離れしている話。
この手の恋愛ドラマは多い。
何となく夢が掻きたてられるのか、人気も高い。
現実そのものじゃあ、・・・やり切れんもんね。

一度も家事をしたことがない人が主婦しているとすぐ分かる演技。
恋愛心理も、心のひだが演技からもう一つ伝わってこない。ナレーション頼りだ。
ただ、よくできているのは状況が二人を追い詰めていく流れだ。
近松の心中物の現代版の印象だ。
ああいう状況になれば、男も女も破滅的と分かっていても恋に溺れる可能性は高い。
そこの描き方はなかなかのものと思った次第。

魔性の恋、破滅への選択、・・、恋愛の深層にあるものは自らの人生への絶望かもしれない。
相手を傷つけ、自分も傷つく。その償いは重いものになる。

恋なら微笑を伴う恋がいい。
言葉無くして伝わる愛、すべてを包摂する一生変わらぬ愛がいい。
不倫の恋も、恋自体としては美しく見えるかもしれない。
しかし、それならなぜ他の人と結婚したのか。
裏切る羽目になる結婚をした、それは不誠実では?

結婚した後でも、いいなあと思う人に出会うことは誰にでもある。
しかし、それは不倫ではない。
そういう気持ちが起こっても、やがては幻滅と共に消えていくことも多い。
結婚生活とは別次元の話だ。
最後は価値観の問題になるかもしれないが、恋愛よりも大事なことが人生いっぱいあるような。
友達関係で十分。愛を捧げる人は一生に一人が原則だ。

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