中学の同期でずっと独身貴族の堀川建築士。しばらくぶりの対面で飲み会近況報告。人生の折り返しまで過ぎ（１００歳仮定）我らの季節はすでに秋。２年前には「子供など一生持たないだろうから代わりにＢＭＷなど買ったりしてね。」とか言ってたけど話が一段落ついた頃、そわそわと何か話したがり、いつもとは違うにやけ顔で「いや～実は子供が生まれたんだよ」と口火を切る。いつも、オシャレで専門家らしいニヒルさは何処にもありません。
それから、スーパー親バカと化す。
最後の出会いは私５４歳彼女３７歳（出産時３９歳）で二人にとってはラストチャンスであり、男の子を授かり、名前は「京（ケイ）と名付け偶然にも「スーパーコンピューター京」と同じであり別の漢字も考えたが字画もＢＥＳＴだったし、なにより生後２～３か月で性格がハッキリしてるし、保育園は自分と同じカトリック系に入れよう、小学校も母校に入れる。あ～可愛い、こんな幸せが有ったんだね人生には。とマシンガントークがエンドレス。
すでに子育てを終えつつあるＨＡＣHI公「奴が２０歳まで、つまり君が７５、６歳位まで頑張って入園式運動会学芸会卒業式弁当作りその他もろもろ親としてやりたまえ。僕も遠くの方から応援してるよ。と意地悪に応援しても「当たり前だ、これから始まる全てを楽しむ」と屁の河童。仕方が無いので現役保育士である同居人より「新米パパの心得講座」にて子育ての再認識。
確かに「子供は３歳ぐらいまでに全ての親孝行を自然にやり終える」から奴（堀川）は今が一番幸せであることは火中の栗を前歯で噛む（ＢＹ山下洋輔）より明白。
久々の幸せちゃんと呑み、周りもほんのりと。ついでに彼女募集中の田島にアドバイス。
「恋は１０打数１安打で良い。振られる事を恐れず、早く打席に立ちヒットを打て」。すると田島「今、目を付けている女性６名ほどいます」って、球種を絞らんと当たらんゾ～。
「ジンライムの様なお月さま」とキヨシロ―は歌ったけど甘酸っぱい恋をしてみたいねっ。