LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

いじめについて

2011-10-26 16:37:50 | ブログ

 今に始まった事ではなく昔からありました。44年前HACHI公が小学校6年の2学期に転校してきた「清美ちゃん」、小柄な体で健気に一生懸命、元気よく転校の挨拶をしていたのだけど、目には「怯え」とくたびれた服、足の細かいかさぶたなど裕福な家庭の子供ではなく(当時は皆貧しかったけどね)子供たち、訳有でしょうね~と子供なりの鋭さで格付けなどし、友達として受け入れるかどうか値踏みをしたりして。既に社会の縮図ありどす。

 子供である男子より女子の方が陰険でしたね~仲間外れ無視露骨な嫌がらせなど始まり、にぶいHACHI公「清美ちゃん」と話などすると、「お前もあちら側に別けられちゃうよ」と露骨な忠告を受け、根が小心者長いものには巻かれろと見て見ぬふり。学芸会のフオークダンス、清美と手を繋ぐと「汚い、黴菌が移ると」本人の前で話す男子達、同様に加害者側のHACHI公は情けなさや、しかし無力。学芸会当日、男子は2ッに折った割り箸など隠し持ち「清美」とのダンスでは割り箸で直接の手繋ぎを拒否。これはいけない事だと勇気を振り絞ったHACHI公、割り箸を捨て直接「清美」の手を繋ごうとすれば、激しく泣き出して拒否する清美。彼女の心の傷は計り知れず深い。その後、いろいろあって、担任の先生の配慮で転校して終わり。

 

 中学2年の時はもっと酷かった。台湾からの転校生「麗」。性格も明るく英語が得意で仲良しも多かったんだけど、台湾人というだけで毛嫌いする同級生もいた。小さなトラブルから始まり、最後には公開リンチで同級生の前で暴力を振るわれ、最初、日本語で受け答えしていた彼女が激情し中国語で泣き叫んだ時、高みの見物、傍観者の我々暗い救いようのない目の互いを見合い、己らの罪深さを思い知るが後の祭り。(その後「麗」はしぶとく卒業まで頑張ったのでセーフ)

いじめたほうって忘れてますよね。今回過去の恥を書いたのは少しの罪滅ぼし鴨しれません。

 暗い話題ですいません。ニュースを見れば子殺し・恋人殺しなど目白押しの世相のせいです。いじめた挙句殺すぐらいなら、最初からまま子にしないで捨ててくれた方が正直で宜しい。女の手前、出来もしない善人顔で無理した挙句破綻するのはアホな上に間抜けですがな。

「君は好きだけど子供の面倒は見たくないので捨てようよ。殺すよりはましじゃないか」とぬけぬけと言えるぐらいPANKのほうが人間らしい」

言われた方は はい か いいえ で答えましょう。あやふやな回答ではろくな結果にはなりません。