LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

ライブの心得&本のご紹介

2011-09-09 14:46:14 | ブログ

 演奏中何を考えておるのか、特にドラマー全身を使うので精神分裂症呼ばわりされてますから。では、曲の流れのまま再現してみます。(ケース1のみ)

1 進行がある程度決まっている曲。例「ライク ア ハリケーン」 8ビート

キーボードORギターイントロの後せーので、んがっんがっどどんからAメロキープBメロ突入さびでげんげんと盛り上げミスショット後0,001秒反省し次の音(あの時こうすればなどと長く反省は一切しません。やっちまったのは過去)を継続し、トムトムとおかずを入れここから誰かのソロ。バックアップに徹しAメロBメロ普通はさびで歌だがこの曲はさびまでソロいかんいかん抑えて、とか思いつつシンバルクラッシュ、うけけ。後何コーラス^~そうそう生ビールうけけ、あっ、そろそろコーダ、ボーカルの動きを見て仕舞工事の用意。最後に決めのおかずでドカドカ終了。(バンドマンが無責任の意味よく分かりますね~)

2 進行が決まっていない曲。例「ほとんどの曲」

ライブなどでは元歌の本人も出たとこ勝負。完全に再現しようとすると「楽譜」しかありません。ではどうするか?答えはサインです。大抵、楽器を持っていない手ぶらのボーカルが合図して「胸を触った後帽子に触れるで「スリーバント」じゃない、ブレイクとか、腰をカクカクさせ汽車のまねをすればテンポを上げろ~など。田島バンドの場合、田島が「まあまあ、抑えて」と手のひらを向ければ盛り上げなくてはならないのでややこしや~と全員ずっこてたりして、油断なりません。田島バンドではサインを分かりやすくする為「爆天1回でブレイク、2回でスタート」との案が出されましたが、これをやると曲芸団となり、もはやロックバンドではありませんので却下。

ライブを見る際はボーカルの動きにご注目ください。全て「サインです」。自分勝手なバンドマンに動きで指示をするわけで、飛んだり跳ねたり転んだり死んだりは音に直結しています。この辺をご理解してライブ鑑賞などすれば楽しさ倍増間違いありません。また、演奏中におひねり(1口500円以上)を投げ与えるとバンドマン必死に拾うため演奏に変化が出て大変面白く時には違う曲になったりして笑えます。お試しください。

 今週のお勧め本(馬鹿話の罪滅ぼしに紹介します)

「不味い(まずい)」 小泉武夫 新潮文庫

著者は元東京農大教授にして発酵学者。醸造学・発酵学・食文化論の専門家。世界中の珍味・奇食に挑戦する食の冒険家。

まえがきに「美味しいものというものは、逆説的に考えれば不味いものがあるからこそ・・・」とあり不味いを伝えるため美味いを取り上げたり、実例を織り交ぜながら深く楽しく食を紹介してくれます。食べ物好きなあなた、是非読んで下さい。笑えるし、沖縄の料理も取り上げたりして中身(お汁じゃないよ)はサイコ~です。420円はお買い得。