ギター人生・・・弾いたもん勝ちよ!

音楽について、生活について、人生について、誰もがすなるブログを私もせんとて徒然なるままにするなり。

歪み系について

2007-09-20 19:05:29 | Weblog
高校の頃からエレクトリックギターを弾き始めた私は、ご多分に漏れず歪みマニアである。ギタリストはハードロックもJAZZも皆さん歪には少なからず興味を持ち、大抵歪みモノは複数所有していると思われる。
オーディオの世界では歪みは悪だけれど、楽器の世界、自然環境の世界では歪みは音の美しさを増すための重要なファクターなのである、なんてえらそうなこと言ってみたり。
で、ギター弾くときに歪がなければペンペンとした音にしかならないのが、回路の途中で歪みが発生することにより、音が伸びてハードな感じにもなるのである。JAZZはクリーンに決まっとると言っても、アンプでそこそこ歪んだ上でのクリアトーンであり、オーディオ的な純粋なクリアとは別物である。

そしてこの歪み方次第でいい音になったり、ショボイ音になったり。
一番いいのは真空管式ギターアンプでボリュームを上げてクリッピングを発生させて歪ませるのが良いとされてるけど、世の中いろんな種類のアンプがあり、その回路や作り方やスピーカーによっても千差万別。
有名なのはフェンダー系、マーシャル系のアンプであるが、最近はさらにMATCHLESSやDR.Zやヒューズ&ケトナーやブギーやら・・・沢山のメーカーがある。
私は基本的にブルース系ギタリストであり歪み過ぎるのは嫌いで、好みはやはりフェンダー系。現在のメインアンプはHotRodDeluxeであるが、この歪みは真空管の歪みじゃないので、ちょっとつぶれた幹事であまり好きではない。

アンプ以外で歪ませることも多く、この場合エフェクター(他にも呼び方あり)と呼ばれる小さな箱を使うのが主流であり、私はこれについて高校生の頃からずっと悩んできているのである。
これらはディストーションまたはオーバードライブと呼ばれるエフェクターで、これはアンプよりもさらに多くの種類が存在する。
それぞれのメーカーのそれぞれの機種により音が違うし、同じ機種でも生産時期によってパーツが違って音が違ってくる。
こうなると全て試すわけにも行かず、好きなメーカーの気になる機種を試して購入に至ることになる。
私は過去殆どBOSS製品を買ってきたがその他にも沢山持っている。
歪みに限って言えば過去に買ったものはちょっと列挙してみると、ビッグマフ、MXRディストーション+、OD-1、OS-2、SD-1、BD-2、HM-1、GUYAチューブディストーションなど。プリアンプはBOGGIEスタジオプリアンプ、GT-3、H&KのTUBEMANなど。この中では本物の真空管を使ったものは音的には結構好きであるが、持ち運びが不便だったり不安定だったりで、簡単にスタジオやライブには持っていけないので、中心はコンパクトエフェクターになるのだ。

現在はBD-2とHM-1をボードに入れて、ソロとバッキング用に使い分けしているが、これも毎回セッティグ変えたり違うものに差し替えたりの試行錯誤である。
ギタリストの歪み追求に終わりは無いのか。
高いもので満足している報告はネット上良く見るけど、それは現時点であって、先にはまた別のものが欲しくなるのではないかな?
だって、オールマイティな車がないように、オールマイティな歪みなんて世の中ありませんからね。

こうして日々悩んで毎日が過ぎていくのであった。

機材に興味ないひとにはサッパリの日記でした。