「兇人邸の殺人」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「魔眼の匣の殺人」から数ヶ月後。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲（はむら　ゆずる）と剣崎比留子（けんざき　ひるこ）が、突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟"として人気を博す地方のテーマ・パークだった。園内に聳える異様な建物「兇人邸」に、比留子達が追う班目機関の研究成 . . . 本文を読む

帯に短し襷に長し

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊・森祇晶氏（現役生活：２０年）　［安打］１，３４１（平均：約６７．０／年）　［本塁打］８１（平均：約４．０／年）　［打点］５８２（平均：２９．１）　［打率］.２３６・山倉和博氏（現役生活：１３年）　［安打］８３２（平均：６４．０／年）　［本塁打］１１３（平均：約８．６／年）　［打点］ . . . 本文を読む

「合唱 岬洋介の帰還」

今年３月、「書き続ける事」という記事を書いた。「日本には漫画を対象にした物を除くと、２００位の文学賞が存在する。」と、８年前の記事で紹介したが、有名な文学賞を受賞したからといって、売れっ子の小説家になれる訳では無い。有名な文学賞を受賞しても、結局は“消えてしまう者”も少なく無いのが現実。「どんなに凄い文学賞を受賞したとしても、後が続かずに“一発屋”で . . . 本文を読む

久留米勤労補導学園

戦争は数多くの犠牲者を生み出すが、特に“社会的弱者”とされる者達には、苛烈な犠牲を強いる。社会的弱者とはざっくり言えば、老人や女性、そして子供だ。「戦争の結果、保護者を失った子供。」で在る“戦災孤児”の内、「一定の住居も持たず、物乞い等をして彷徨い暮らす子供。」は“浮浪児”と呼ばれていた。「太平洋戦争により、日本では約１２万人 . . . 本文を読む

「巨鳥の影」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊・仕事中の刑事が給油に立ち寄ったＧＳで、勤務していたのは外国人だった。其の時、聞き慣れない鳥の鳴き声が。或る盗難事件の捜査過程で、別の外国人従業員が浮かんだ。彼は逮捕されたが、違和感が残る。其の後、真犯人が判明したが・・・。（「巨鳥の影」）・語り手は新米刑事。空き巣男を、女教師が正当 . . . 本文を読む

「２０２１年ドラフト会議」を終えて

昨日、「２０２１年ドラフト会議」が開催された。例年に比べると、今年のドラフト会議は“目玉不足”の感が否めなかった。「事前に１巡目指名選手を公表していたのが、今年はホークスとライオンズの２チームだけだった。」というのも、「目玉不足故に、他チームが箝口令を敷いたから。」ではなかろうか。「今年のドラフトで籤を引くのは原辰徳監督では無く、今村司球団社長になった。」という発表がされた . . . 本文を読む

国民の権利を蔑ろにする国

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「中国の元警官がウイグル拷問証言　『殴って蹴った。』、米ＣＮＮ報道」（１０月９日、共同通信）米ＣＮＮテレヴィは９日迄に、「中国新疆ウイグル自治区で、ウイグル族への拷問に関与した。」とする中国の元警察官の男性に対するインタヴューを報じた。男性は「痣が出来て腫れ上がる迄殴り、蹴った。」と . . . 本文を読む

歴代監督の現役時代のポジション 第１４弾［後楽園イーグルス等編］ Ｐａｒｔ２

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「ゴールドスターの歴代監督の現役時代のポジション」①　坪内道則氏：外野手②　藤本定義氏：無し③　松木謙治郎氏：１塁手＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「投手：０人、捕手：０人、１塁手：１人、２塁手：０人、３ . . . 本文を読む

歴代監督の現役時代のポジション 第１４弾［後楽園イーグルス等編］ Ｐａｒｔ１

「歴代監督の現役時代のポジション　第１弾［ホークス編］」、「歴代監督の現役時代のポジション　第２弾［マリーンズ編］ 」、「歴代監督の現役時代のポジション　第３弾［ライオンズ編］ 」、「歴代監督の現役時代のポジション　第４弾［ゴールデンイーグルス編］」、「歴代監督の現役時代のポジション　第５弾［ファイターズ編］」、「歴代監督の現役時代のポジション　第６弾［バファローズ編］」、「歴代監督の現役時代のポ . . . 本文を読む

「雷神」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊埼玉で小料理屋を営む藤原幸人（ふじわら　ゆきひと）の元に掛かって来た１本の脅迫電話。其れが、惨劇の始まりだった。昭和の終わり、藤原家に降り掛かった「母の不審死」と「毒殺事件」。真相を解き明かすべく、幸人は姉の亜沙実（あさみ）等と共に、３０年の時を経て、因習残る故郷へと潜入調査を試みる . . . 本文を読む

ジュリーの歌ベスト１０

先日放送された音楽番組では、沢田研二氏の特集が組まれていた。（再結成前の）ザ・タイガース時代の“ジュリー”の記憶は無いに等しい自分だが、１９７０年代から１９８０年代初めの彼の歌には、思い入れが深い物が結構在る。歌だけでは無く、衣装や振り付けも印象的だった彼。ソロ歌手として彼が歌った作品の中から、今日はベスト１０を選んでみたい。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ . . . 本文を読む

歴代監督の現役時代のポジション 第１３弾［大阪近鉄バファローズ編］

「歴代監督の現役時代のポジション　第１弾［ホークス編］」、「歴代監督の現役時代のポジション　第２弾［マリーンズ編］ 」、「歴代監督の現役時代のポジション　第３弾［ライオンズ編］ 」、「歴代監督の現役時代のポジション　第４弾［ゴールデンイーグルス編］」、「歴代監督の現役時代のポジション　第５弾［ファイターズ編］」、「歴代監督の現役時代のポジション　第６弾［バファローズ編］」、「歴代監督の現役時代のポ . . . 本文を読む

「バスクル新宿」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊沢山の人々が行き交うバス・ターミナル「バスクル新宿」。其れ其れの目的地を持つ人々が、一時同じ時間を過ごし、同じ事件に巻き込まれて・・・。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊大崎梢さんの小説「バスクル新宿」 . . . 本文を読む

トップの質

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「極貧層、国民の４分の３に　コロナと燃料不足が悪化に拍車　ヴェネズエラ」（１０月４日、共同通信）「経済破綻に喘ぐ南米最貧国ヴェネズエラで、日々の食べ物に事欠く極貧層の割合が、２０２１年に国民の７６．６％に達した。」事、カトリカ・アンドレス・ベジョ大学（ＵＣＡＢ）の実施した調査で判った . . . 本文を読む

秋来ぬと 目には清かに見えねども

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「秋来ぬと　目には清かに見えねども　風の音にぞ　驚かれぬる」（「古今和歌集」収録）［現代語訳］（立秋の日になっても）秋が来たと、はっきりと目には見えないけれど、風の音で（秋の到来に）、はっと気付きました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ . . . 本文を読む