ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

管理社会

2018年09月10日 | 其の他

池上彰氏の本「知らないと恥をかく世界の大問題9」に、興味深い記述が在った。

 

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中国を見ていると、ものすごく進んでいる分野と遅れている分野があるのですね。たとえば中国ではいま「無人コンビニ」が急拡大しています。店に入る段階の顔認証で個人認証ができるので、万引きをしてもすぐにばれてしまいます。決済も顔認証で本人の口座から引き落とされるシステムです。音声認識技術も進んでいて、声で誰なのかを特定する技術は、アメリカアップル社を上回るといわれています。声を聞いただけで誰なのか、どういう顔をしているのかがわかってしまうという事です。

 

そうすると何が起こるのか。たとえば北京駐在している海外メディア支局の電話はすべて中国当局盗聴されています。これは日本のメディアも海外のメディアも、誰もが知っていることです。記者たちの北京の住まいの電話も盗聴されている。だから大事な話はわざと公衆電話を使います。公衆電話なら、盗聴されても個人を特定できないからです。公衆電話で名前を名乗らないままやりとりをして情報を得るのです。

 

しかし、音声認識ソフトが導入されると、公衆電話を使って名前を名乗らなくても個人が特定されてしまいます。ビッグデータを使って民を管理する巨大なシステムが、まもなく完成するということです。

 

IT(情報技術)AI(人工知能)が進化すればいろいろなことが便利になる一方で、それを悪用しようと思えば、とてつもない管理社会」が生まれる。中国はこの分野でも世界の覇権を狙う一方で、大掛かり監視社会、管理社会になろうとしているのです。

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顔認証や音声認識が普及する事で国民の利便性向上する一方、国がそういうシステムを悪用すると、徹底的に国民を管理&監視出来る。物事の危険性という物を全く考える事無く、「そんな事は絶対に在り得ない。」と無根拠に切り捨てる国民が増えれば増える程、為政者は管理社会を作り易い

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