ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

別の形で生き残る

2010年10月30日 | 御笑い関連
今季の成績から「もう引退だろうな。」と予想はしていたけれど、実際に引退会見を目にすると寂しい思いが在った。南海ホークス唯一の生き残り選手だった大道典嘉選手が23年間のプロ野球人生に幕を下ろす事となり、来季からはあのバットを極端に短く持つ打撃は見られなくなってしまう事に。御洒落な選手が多くなった中、嘗て加藤英司選手や門田博光選手等の様な“おっちゃん選手”は絶滅危惧種と言っても良い。数少ないおっちゃん選手の一人だった大道選手に、「長年、御疲れ様でした。」の言葉を贈りたい。

閑話休題

ダウンタウン松本人志氏、ナインティナイン岡村隆史氏、中川家中川剛氏、次長課長河本準一氏と、6月以降病で長期入院する御笑いタレントが続いている。「持病が悪化した。」というケースも在ろうが、「『心身共に疲労した為。』というのが、本当は大きいのではないか?」とも個人的には感じている。

TV局は経費削の為、ギャラの高い出演者のリストラ断行し、其れは御笑いタレントも例外では無い。そこそこ顔が知れ、よりギャラの安い連中を起用するのは未だ良い方で、雨後の筍如く生み出されるニューカマーを「一山幾ら」といった感じで大勢起用して御茶を濁すというケースも珍しく無い。御笑いの世界でメジャー級となった人間でも「仕事が無くなるかもしれない。」という恐怖を以前以上に感じるだろうし、だからこそ「心身共に疲労し切ってしまう芸人が増えているのではないか。」と思うのだ。

御笑いの世界でも、長く生き残るのは至難。「気付いたら消えていた。」というお笑いタレントは、枚挙に遑が無い。でも肝心な「御笑い」からやや軸足を移し、別の形で生き残る人間も存在する。

今から10年程前だったか、たまたま深夜にTVを点けた所、或る若手の御笑いコンビが出演する番組を放送していた。当時、御笑い好きの間ではそこそこ名前が知られる存在にはなっていたけれど、一般的な知名度は決して高くなかった2人。「新番組の打ち合わせ」という事で狭い個室に呼ばれるも、2人だけ残して部屋は外から鍵を掛けられてしまう。そして「新番組の打ち合わせとは全くの嘘で、実は彼等の姿が生放送で現在流されている事。」が室内のスピーカーにて明らかにされ、「台本も全く無い中、時間内(確か30分番組だったと思う。)に2人で面白い事をする様に。」との指示が彼等に与えられた。顔面蒼白になる彼等が、どんな面白い事をしてくれるのか期待した。深夜帯とは言え、一定時間を、其れも生放送という形で与えられるのだから、TV局としては“若手の星”として捉えていたのだろうから。

しかし、彼等は自分の期待を大きく裏切る事に。「えー、どうしよう、どうしよう。」とアタフタするのも、最初の内は御愛嬌に成り得るだろうが、彼等は番組の最初から最後「えー、どうしよう、どうしよう。」とアタフタしているだけだった。苟も「プロ」で在るならば、此れ醜態以外の何物でも無く、こんな機転が利かず、1つも面白い事が言えない様では、御笑いタレントとしては致命的早晩消えるな。と思ったもの。

ところがコンビ結成から15年経った彼等は、今でも図太く生き残っている。ファンの方には申し訳無いのだけれど、彼等の笑い自体は相変わらず全く面白く感じられないのだが、片方は計算尽く(本人も認めているが。)の“茶々入れ”で雛壇芸人の1人として重宝がられる一方、作家や映画監督としての道も切り開いた。そしてもう片方も、“イケメン筋肉タレント”としてTVに出演している。本来の形としてでは無く、別の形で生き残っている彼等。「早晩消える。」という自分の予想を外させたのは、「品庄」こと品川庄司の2人で在る。
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2 コメント

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いろいろ (ハムぞー)
2010-11-03 07:46:52
>大道
今シーズン出番があまりなかったので
危ないかなあ、と思っていたらやはり
今年限りでした。残念です。
これで全く南海戦士はいなくなりました。
残された「阪急戦士」中嶋兼任選手には
頑張って欲しいです。


>お笑い
我々が子供の頃と違って
お笑い芸人の数が多いこともあり
今の笑いについていけません。

果たしてどんな人たちが残っていけるのか
本当に長きに渡って「笑わせられる」のは
誰なのか、興味があり升。
>ハムぞー様 (giants-55)
2010-11-03 09:45:55
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

*********************
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
*********************

余りにも有名な「平家物語」の冒頭の文章ですが、世の中に「不滅な存在」は先ず無い。其れを頭では理解しているけれど、リアル・タイムで見続けて来たチームの愛称が変更され、そして其の愛称を知らない世代が増えて来ているというのは、何とも寂しいもの。大道選手が現役として頑張っていたからこそ、「南海ホークス最後の生き残り」という呼称と共に、「南海ホークス」の事を知らない世代にも其の存在を認識して貰えていた部分は在った様に思え、其の意味でも残念です。

人の考え方は千差万別で、其れは「御笑い」に関しても例外ならず。ですから「笑われるのも才能だ。」と考える方を否定はしないけれど、個人的には「笑わせてこそなんぼが御笑いで在り、笑われるのは誰でも出来る事。」という思いが在ります。其の意味では、「本当に笑わせる技量」を持った“芸人”がどれだけ今居るのか疑問。

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