ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ズバリ聞きます!(61)

2019年07月15日 | 「ズバリ聞きます!」

一昨日行われたオール・スター・ゲーム第2戦は、「11対3」でセ・リーグパ・リーグに打ち勝った。其の結果、今年のオール・スター・ゲームは「セ・リーグ:1勝、パ・リーグ:1勝」となり、通算成績は「セ・リーグ:79勝、パ・リーグ:85勝」という事に。

セ・パ合せて6本のホームランが乱れ飛んだ第2戦、「今年、大腸癌の手術を受け、実践復帰を果たした原口文仁選手が、前日に続いてホームランを放った。」事や、「大ヴェテラン藤川球児投手が9回裏に登板し、3人の打者に対し全て直球勝負挑み、完全に打ち取った。」事等、 タイガースの選手達の活躍が目立った。

中でも凄かったのは、古田敦也氏以来27年振りとなる、オール・スター・ゲーム史上2人目のサイクル安打を達成した近本広司選手。だ。「ホームラン→2塁打単打→2塁打」として迎えた第5打席、見事に3塁打を放ち、記録を達成。「オール・スター・ゲームにて、新人でサイクル安打を放ったのは初。」というのだから本当に凄い!

、今回の記録達成に関して、サイクル安打に王手掛った第5打席目、打つのが一番難しいとされる3塁打を残した近本選手に対し、守備側のパ・リーグの選手達が、達成アシストの“忖度”をしたのではないか?という声が上がっており、野球ファンの間で賛否両論在るのだとか。

後述する理由から、自分は今年“も”オール・スター・ゲームを生中継で見ていない。だから、幾つかのスポーツ・ニュースを見た上での判断となってしまうけれど、「接戦でも無いのに、外野が何故か前進守備を敷いていた。」、「2塁を回った所で、一旦3塁に向かうのを躊躇した近本選手だったが、外野の打球処理が余りにスローモーだった事から、3塁に向かった。」、「中継に入った選手が一度は送球を躊躇い、結局、投げたボールはワン・バウンドクロス・プレーのタイミングも、3塁の選手が見事にスルーし、空タッチでセーフ。」という状況を考え合わせると、「大記録達成させるべく、パ・リーグの選手達がアシストした。」という面は否定出来ない様に思う。

今回の件にアシストが在ったとしてだが、「在り。」とするファンは「“御祭り”なんだし、ファンも喜んでいるのだから、目くじらを立てる様な事では無い。」というのが、逆に「無し。」とするファンは「スポーツに、“嘘”は在って欲しく無い。常に真剣勝負で無ければ、八百長の様で。」というのが主な理由の様だが、何方の考え方も理解出来る。(「在り。」と考えるファンの方が多い様だが。)

今回の件に関して言えばだが、自分は「在り。」と考えている。でも、同時に御祭りのオール・スター・ゲームだからと言って、全てが『在り。』という訳では無い。とも。

多くの記録が残されているけれど、例えば江夏豊氏(タイガース)が1971年7月17日に記録した「連続奪三振:9人」という大記録なんぞは、選手間の“忖度”が全く介在せず、真剣勝負だったからこそ、多くのファンを感動させし、今も語り継がれて来ているのだと思う。こういう記録に関しては、絶対に“忖度”が在ってはならない。

其の一方で、“忖度”と言うのか、又は“ファンを喜ばす演出”と言うのか、表現に難しい所は在るけれど、そういうのもオール・スター・ゲームでは在って良いと思う。「100%真剣勝負でなければならない。」というので在れば、「事前に『〇〇選手に対して今日は、全て直球勝負で挑みます!』と宣言し、実行する。」なんていうのは、「事前に投げる球を明らかにするのは、真剣勝負とは言えない。」という事になろうし、「1996年のオール・スター・ゲームで、野手イチロー選手が党首として登板。」なんていう“面白さ”は見られなくなってしまうだろう。

レギュラー・シーズンの試合での“忖度”のは別だが(と言って、優勝が確定した後、引退する選手に“打てる球”を投げたり等の忖度は在ったりもするが。)、オール・スター・ゲームに関しては、そんなに目くじらを立てる事も無いだろう。少なくとも4打席目は近本選手に対するパ・リーグ投手達の忖度は全く感じられなかったし、そんな中で全てに結果を残した近本選手は見事!2打席目の2塁打も、3塁に向かっていれば3塁打になっていたと思うし、そうなれば第4打席の段階でサイクル安打は達成されていたのだし。今回の大記録、近本選手は胸を張って良い。

で、上で「自分は今年“も”オール・スター・ゲームを生中継で見ていない。」と書いたけれど、其の理由を書く。昔から「何で、此の選手が選ばれたの?『オール・スター・ゲーム』を名乗る以上、“本当のスター”だけが選ばれて欲しい。」という思いが在ったけれど、そういう思いが非常に強くなった近年は、生中継で見なくなってしまったのだ。

今年のオール・スター・ゲームで言えば、セ・パ各29人、合計58人の選手が選ばれているけれど、多過ぎると思う。“商売”の関係で複数の試合(2014年以降は2試合。)を行わざるをないのだろうけれど、1年に1試合、出場選手はセ・パ各20人位にし、“本当のスター”だけを出場させる事で、オール・スター・ゲームの“存在価値”を高める。という風にして欲しい。

最後に、皆様にズバリ聞きます!オール・スター・ゲームでの“忖度”、貴方はどう考えますか?


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4 コメント

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存在意義はお祭 (雫石鉄也)
2019-07-15 09:04:26
昔は、交流戦がなかったので、セパの1軍レギュラークラスの真剣勝負の場はオールスターしかなかったですね。
今は交流戦があるので、オールスターの存在意義は「お祭」だけでしょう。いわば、相撲でいう「花相撲」がオールスターでしょう。ですから、お客を喜ばせるのなら「忖度」大いにけっこうだと思います。
>雫石鉄也様 (giants-55)
2019-07-15 09:50:46
書き込み有り難う御座いました。

“花相撲”、正にそうですね。レギュラー・シーズンでの忖度はどうかと思いますが(優勝やチームの順位が確定した後、引退選手に花を持たせる行為は、まあ許容範囲と考えていますが。)、オール・スター・ゲームは“御祭り”ですから。

唯、江夏投手の件の様に、真剣勝負すべき所は、そういう物が介在して欲しくないですね。
粋な計らい (Kei)
2019-07-21 14:16:11
私は阪神ファンなので、オールスター第二戦での阪神勢の活躍は嬉しかったですね。
オールスター戦は「御祭り」という意見には賛成です。勝ち負けより、“いかに観衆を楽しませるか”が大事だと思います。
その意味で、サイクルヒットを打てるかどうか、近本選手の第五打席目は、観衆はハラハラ、ワクワクしながら楽しんだと思います。
近本選手もプレッシャーがかかる中、よく外野のフェンス際まで大飛球を撃ったものだと感心します。凡打は無論のこと、外野手正面のヒットでもダメなわけですから。
これでパ・リーグの外野手は「ここまで頑張ったんだから、こりゃアシストしてあげよう」と思ったのでしょうね。それがあの守備に現れたのだと思います。私もそれで良かったと思います。
ただ不満を言うなら、近本選手の「2塁を回った所で、一旦は3塁に向かうのを躊躇した」のはいただけません。2塁打止まりではサイクルヒットになりませんから、ここは脇目もふらず3塁まで全力疾走すべきでした。それでアウトになったとしても、観衆は「よくやった」と拍手するでしょうから。

最後に、このパ・リーグ選手のアシストを「忖度」と表現するのは、私はちょっと気に入りません。
と言うのは、最近この言葉、政治の世界において、「上(政権)の意向を慮って、下(官僚)が裏工作をする事」という意味によく使われるようになり、ネガティブな、うさんくさいイメージが定着してるように思います。だから観衆を楽しませてくれたあのプレーを「忖度」と呼んでしまっては、なんだか「裏取引の八百長まがい」的ニュアンスになってしまい、個人的には使って欲しくないフレーズだと思います。
日本語には、これらのプレーに相応しい、いい言葉があります。それは、「粋な計らい」。
「忖度」より、ずっとポジティブなイメージがあります。何より「粋」ってまさに日本人らしくて、とても素敵な言葉だと私は思っています。是非。この言葉使っていただきたいですね。
>Kei様 (giants-55)
2019-07-21 16:42:29
書き込み有り難う御座いました。

“粋な計らい”、確かに“忖度”よりは、今回の場合相応しいですね。記事でも書きました様に、第4打席迄に凄い結果を残していなければ、第5打席の偉業は成し得られていない訳で、其れが在ったからこそ、パ・リーグの選手達も自然と粋な計らいが出来た。近本選手、本当に凄い選手です。

世界的に“排他主義”が強くなった事で、「〇〇は、XXでなければならない。」的な“MUST志向”が幅を利かせ出し、息苦しさを感じる事も在る。そんな中、“MUST志向”では無い面が出た今回の球宴、個人的には良かったと思います。(とは言え、リアル・タイムでは見なかったのですが。

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