ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

皆で一斉に

2018年06月12日 | 時事ネタ関連

サントリードリームマッチ2018」の無料観戦者募集が行われている。初参戦桧山進次郎氏、三浦大輔氏、仁志敏久氏、門倉健氏、岩村明憲氏、真中満氏、そして林昌範氏の7名。インターネット上での応募は、此方で「6月27日(水)23時59分」受け付けている。楽しいイヴェントなので、興味の在る方は応募されたし。

 

閑話休題

 

北朝鮮の様に長期に亘っ独裁政治が行われている国家に付いて、「多くの国民が過酷な状況に置かれ続けているのに、何で彼等は一斉に立ち上がって、体制を崩壊させないのだろうか?」と疑問を口にする人が居る。「大勢で一斉に立ち上がれば、過酷な状況を変えられるのに。」という考えは判らないでも無いのだが、現実問題としては非常に難しいだろう。

 

「一斉に立ち上がる。」というのは、事前に“5W1H”、即ち何時何処で、誰が、何を、何故、何の様にして立ち上がるのか?』を周到に決めておく。事が最重要で在り、盗聴等の監視体制が徹底的に敷かれている独裁国家では、そういった事は不可能に近いだろうから。事前且つ周到に取り決めていなければ、実際に立ち上がったものの1人だけ(乃至は少数)で、捕まって粛清されてしまうという事になってしまう。

 

3日前に発生した「東海道新幹線殺傷事件」では、1人の男性が死亡、2人の女性が負傷した。刃物で彼等を襲った犯人は、「むしゃくしゃして遣った。誰でも良かった。」と無差別殺傷で在った事を口にしている様だが、とんでもない話だ。こういう主張をする馬鹿が結構居るけれど、刺し殺したいなら、自分を刺して死ね!と言いたい。一面識も無い相手から突然刺され、殺傷された被害者は「気の毒。」の一言では片付けられない。

 

負傷した2人の女性、「命に別状無し。」というのは不幸中の幸い。遣る瀬無いのは、亡くなられた38歳の男性だ。一面識も無い女性が襲われているのを見て、正義感から止めに入った所を滅多刺しされて亡くなられたのだから。無念の内に亡くなられた彼、そして其の御遺族の気持ちを思うと堪らなくなる。

 

「同じ車両に居た人達が、一斉に犯人を取り押さえに行けば、死者が出る事にはならなかったのではないか?」と考える人も居るだろうが、上記した理由から「皆で一斉に」というのは非常に難しかったと思う。当日は東方神起ライヴ新横浜で開催された関係で、当該新幹線は混み合っていたと言う。東方神起のライヴとなると、恐らくは女性ファンが多数だろう。女性が多かったで在ろう車両で、突然発生した予想外の出来事に対し、「皆で一斉に取り押さえに行く。」というのは、極めて難しかったのではないか。

 

自分が現場に居合わせた場合、率先して取り押さえに行く自信は無い。其れだけに、見ず知らずの女性を助けに立ち上がった彼の勇気には、心から敬意表す

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2 コメント

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勇気ある行動だけれど (Kei)
2018-06-15 00:28:51
この事件の記事を見て、真っ先に思い出したのは、今年の3月公開された、クリント・イーストウッド監督の「15時17分、パリ行き」です。
これは2015年に起きた実話の映画化作品で、パリ行きの特急列車内で、乗客として乗っていたイスラム過激派の男が小銃を取り出し、無差別テロを試みた時に、乗り合わせていたアメリカ軍人とその友人ら4人の男たちが、勇敢にも犯人にとびかかり、犯人を取り押さえる事に成功して惨事を未然に防いだ、その経過をドラマ化したものです。その時の勇敢な人たちがそのまま本人役で出演している事でも話題になりました。
この軍人たちがもし乗り合わせていなかったら、無差別テロによって多数の死者が出たのは間違いないでしょう。
で、何故取り押さえる事が出来たかと言うと、まずこの人たちの内2人が軍人として訓練を受けていた事、友人たちで事前に打ち合わせしてチームプレイで行動した事、飛びかかった時犯人がひるんだのか、銃が発射されなかった、等、いくつかの理由が挙げられています。
こんな具合に、いろんな好条件が重ならないと、勇敢に行動しても、一歩間違えればこの人たちも殺されていたかも知れません。運が良かったとしか言えません。

で、今回の事件、「同じ車両に居た人達が、一斉に犯人を取り押さえに行けば、死者が出る事にはならなかったのではないか?」という考えは、以上の事からも賛同出来ません。訓練も受けていない素人が何人集まっても烏合の衆で、凶器を持っている犯人にそううまく立ち向かえるものではありません。失敗する確率が高いと思われます。
先のパリのテロ事件でも、軍人の一人が犯人に刺され怪我を負っています。軍人でなかったら死んでいたかも知れません。
こういう事件の遭遇したら、武器も持たない人間は、まず犯人から遠く離れるべきです。それでも女性を助けたいと思ったなら、手近にある物を投げつけるなり、クッションになる物をまとうなり、とにかく相手の凶器から身を守る方法を第一に考えるべきでしょう。
まあこれも、後から思いつくからこそ言える事で、その場に遭遇したら私でもとても冷静な判断など出来ないでしょう。怖い時代になったものです。
>Kei様 (giants-55)
2018-06-15 02:00:52
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

映画「15時17分、パリ行き」は、「見たいな。」と思いつつ、タイミングが合わなくて見れなかった作品。実話の映画という事で、非常に興味が在りました。

凶器を持った犯人を取り押さえるというのは、訓練を重ねた警察官でも大変な事。必死に抵抗するで在ろう犯人は、予想外の行動に出る事も在るだろうし、だからこそ怪我をしたり、最悪の場合命を落とす事も。

ですので、一般人が犯人を取り押さえたり、被害に遭っている人を助け様とするのは、とても危険な行為と言えましょう。今回、命を落とされた男性は本当に気の毒だし、勇気の在る行為というのは間違い在りませんが、必要以上に英雄視されてしまうのは、色んな意味で危険だとも思いますね。

哀しい事件では在りますが、新幹線の座席のクッションが簡単に外せ、其れが“盾”として使用出来るというのは、多くの人達への参考になったと思います。

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