ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

続投ならば、“陣容”の一新を!

2018年09月16日 | スポーツ関連

2014年、リーグ優勝は果たしたものの、CSでタイガースに4立て食らい無様に散ったジャイアンツ常日頃より「武士道」だ何だと、“潔さ”や“形式”を重んじる発言を好んでしていた原辰徳監督だけに、「今季限りでの退任を申し入れるだろうな。」と思っていたのだが、何事も無く続投となった。

 

実際の所は当事者のみぞ知るだが、「以前より『自民党から出馬して政治家になる。』という願望を隠そうとしていなかった彼だけに、今季限りで退任するよりも、来季(2015年)で退任した方が、2016年夏に行われる参院選に出馬する上で“新鮮味”が在ると判断したから、2014年に退任しなかったのだろうな。」と、自分は考えた。(2016年の参院選に彼が出馬する事は無かったが、頼りにしていた甘利明経済再生担当大臣スキャンダルに巻き込まれた事で、出馬したくても出来なかったというのが本当の所だろう。だから、「彼は、来夏参院選に出馬する可能性大。」と思っている。)

 

結果としてチームを崩壊させた上で、2015年に退任した原前監督。3年前の記事「苦難の道が待っているとは思うけれど」で書いた様に、「現役続行を望み乍らも、チーム事情から引退を余儀無くされ、“火中の栗を拾う”思いでジャイアンツの監督を引き受けた。」のが高橋由伸監督だ。

 

現役時代から好きな選手の1人だったし、何よりも監督を引き受けざるをなかった経緯を知っているだけに、「何としても、ジャイアンツの監督として成功して欲しい。」という思いが強かった。又、崩壊したチーム状況を考えると、「最悪3年間位は、ジャイアンツが優勝出来なくても我慢しないと。」という思いも。そして、其の3年間が終わろうとしている。

 

昨日、対ベイスターズ戦に敗れ、4連敗を喫したジャイアンツ。優勝の可能性が完全消滅し、又、自力でのCS進出の可能性も消滅した。今季のセ・リーグ順位予想ではジャイアンツを3位と予想したが、Bクラスに終わる可能性も出て来た。「4年連続で、ジャイアンツが優勝を逃した。」事が確定し、今季もBクラス確定となると、「2年連続でBクラスとなった、ジャイアンツ初の監督。」という不名誉な事になる。

 

無理矢理引退させ、監督業を押し付けたジャイアンツとしては、高橋監督を表立って批判する事は出来ない様で、彼のナベツネ”ですら「素晴らしい監督。」と高橋監督を絶賛し続けている。チームが低迷し続けているのに、フロントは高橋監督の続投口にしている。普通ならば、解任話が飛び交ってもおかしくない状況なのに・・・。

 

自分今季の高橋監督を採点すると、「若手野手を起用し続け、戦力の底上げを果たした。」という点では「80点」位与えられる。特に「岡本和真選手を4番打者として定着させた。」というのは見事だ。

 

でも、采配という面で言えば、「20点」が良い所。同じミスを何度も何度も繰り返し、落とした試合が幾つ在った事か。2年前には「ジャイアンツこそ“超変革”が必要」、そして去年は「今オフにジャイアンツがすべき事」と、ジャイアンツが取り組まなければならない課題を書いて来たけれど、采配面で高橋監督の成長は殆ど感じられない。(「少しは成長したかな。」と思った事も在ったけれど、再び元に戻ったり。)

 

高橋監督の采配で足りない点は幾つか在るけれど、大きく言えば2点。1つは勝負勘鈍さで在り、もう1つは飴と鞭が使えていない。という事だろう。

 

「勝負勘の鈍さ」で言えば、「投手起用」や「代打代走起用」に顕著に表れている。「明らかに不調な投手を引っ張り過ぎた事で失点を重ね、結果として追い付けない。」、「大量リードすると相手チームを舐め、格下投手を登板させ、失点を重ねる。『やばい!』と思って慌てて格上投手を登板させるも、火が点いた相手打線を抑え切れずに更なる失点を重ね、同点に追い付かれたり、逆転されてしまう。」、「“先”を考えない代打策に出て失敗し、後の大事な場面で打撃陣が弱くなってしまう。」、「代走起用のタイミングが遅れ、『何故、此のタイミングで?』と疑問に思ってしまう、“遅れたタイミング”での起用が結構在る。」等々。

 

今季に限った事では無いが、此の3年間のジャイアンツは“詰まらないミス”が余りにも多過ぎる。バント・ミスの多さは、其の典型だろう。大事な場面では悉くと言って良い程に失敗し、失敗する選手は小林誠司選手等、“毎度毎度のメンバー”許り。バント・ミスが続くと選手達にバント練習をさせてはいる様だが、付け焼刃的としか思えない。普段から徹底的に練習させ、其の練習も様々な場面を想定しての物で無いと、全く意味が無い。

 

又、昨日の試合でも見られたが、キャッチャーのリードが非常に単調で、素人の自分でも“次の配球”が読めてしまう事が殆ど。あんなにも単調なリードをされれば、プロの打者なら読み切って打つのは容易今季のジャイアンツの投手陣、被本塁打が非常に多いのは、キャッチャーのリード面による部分も大きいと思う。

 

こういう詰まらないミスや単調なリードをした場合、高橋監督はもっと厳しい姿勢を見せるべきだ。星野仙一氏の様な“暴力的手法”は反対だが、時には選手を怒鳴り上げても良いし、又、ミス等を繰り返す選手は起用しない等の厳しい姿勢が必要だと思う。起用されなくなった選手が切磋琢磨し、「もう同じ過ちを繰り返さないだろう。」と判断したら、再び起用する。そういう飴と鞭が、高橋監督は使えていない。(バント・ミスや単調なリードに関しては本来、担当するコーチ達が率先して指導すべきでは在るのだが。)

 

こんなにもチームを低迷させ続けた事を考えると、全試合を終了した段階で、高橋監督は進退伺を出すのではないだろうか。無理矢理引退させた経緯を考えると、「フロントの方から高橋監督を解任する。」というのは考え難いが、高橋監督の方から進退伺が出されたという事になれば、「監督自ら『退任したい。』と申し入れが在り、思い止まる様に説得を続けたが、監督の意思は強く、残念乍ら退任を認める事になった。」という大義名分は立つだろう。

 

個人的な考えを言えば、高橋監督が采配面を含めて大きく変わらない限り、続投しても優勝は非常に難しいと思う。3年間変われなかった人物が、来季からガラッと変われるだろうか?“傷”を更に深めないという意味で、今季限りで高橋監督が退任するというのも「在り。」な気がしている。「監督の座を一旦退き、“在野”で監督としての修行を積む。そして、再び監督として復帰する。」というのも悪く無いと思うのだが・・・。

 

仮に高橋監督を続投させるでの在れば、チームの“陣容”を一新させる必要が在る。「選手で言えば菅野智之投手クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手、坂本勇人選手、岡本和真選手、重信慎之介選手以外は全てトレード対象とする。」位の大胆な“血の入れ替え”が必要だろうし、何よりも「コーチ陣の一掃」は不可欠高橋監督に適切なアドヴァイスを行い、従わせられる様なコーチを揃えないと、高橋監督は良い意味で変われないと思う。

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2 コメント

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まだまし (雫石鉄也)
2018-09-16 04:04:15
巨人はまだマシです。阪神はさらにひどい惨状です。
巨人は岡本という自前で生え抜きの4番打者が育ってるじゃありませんか。阪神はそれすらなく、外部からロサリオを引っ張て来たが全く役立たず。
大山が少しは片鱗を見せてきましたがまだまだです。
三顧の礼で迎えられた金本監督ですが、若手を育てようとしてますが、意あって力足らずという現状です。
ですから、野手は福留、糸井、先発はメッセンジャー、頼りの救援陣は藤川、能見といったベテラン頼み。でも、金本退陣の後は、金本チルドレンが花を咲かせてくれると信じてます。
>雫石鉄也様 (giants-55)
2018-09-16 09:43:04
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

今季、我がジャイアンツは大苦戦し続けましたが、タイガースも同様でしたね。と言うか、「カープ以外の5チームが皆、大苦戦した今季。」と言って良いかもしれません。


投手陣はさっぱりでしたが、野手陣に関しては若手が台頭して来たジャイアンツ。岡本選手の4番定着なんぞは、申し訳無いけれど想像すらしていなかった。此の点に関しては、高橋監督の功績だと思います。

金本監督、色々言われている様ですが、個人的には頑張っていると思います。若い芽を育て様と苦心惨憺しているのが伝わって来ますし、実際に大山選手が伸びつつ在る。又、怒るべき場面で選手を怒れない高橋監督に対し、きちんと怒れる金本監督というのも、自分は「良いな。」と思うし。

「感情を表に出さず、内に秘める。」というのは決して悪い事では無いけれど、でも、何も手を打たない(飴と鞭)では、チームは弛緩するだけ。「性格的に、高橋監督はそういう事が出来ない。」というので在れば、“鬼軍曹”的な人物をコーチとして据えるべき。

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