ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「存亡の機」は知らなかったが、「〇〇〇〇〇〇〇」は知っている

2017年09月22日 | 時事ネタ関連

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「【国語に関する世論調査】 『存亡危機』が定着 本来の『存亡の機』を使う人は6.6%に留まる」(9月21日、産経新聞

 

「存亡の危機」が、「存続するか滅亡するかの重大な局面」の言い方として定着している事が、文化庁が21日発表した平成28年度「国語に関する世論調査」で判った。本来の慣用句の「存亡の機」と何方を使うかの問いに正しく答えた人は6.6%。「存亡の危機」は83.0%に上り、文化庁では「誤用と言える段階では無い。」とする。

 

調査は平成29年2~3月、16歳以上の男女3,566人に個別面接で行われ、有効回収率56.5%。慣用句の言い方や意味は毎年尋ねるが、「存亡の機」は初めて。

 

卑劣遣り方で、失敗させられる事。」は、本来の「足を掬われる」が平成19年度比9.6ポイントの改善。「はっきりと言わない、曖昧な言い方。」も、本来の「言葉を濁す」が平成17年度比7.4ポイント改善し、調査結果のアナウンス効果が見られた。

 

知恵熱」の意味を尋ねた所、本来の「乳幼児期に突然起こる事の在る発熱。」を選んだ人は45.6%。本来と違う「深く考えたり、頭を使ったりした後の発熱。」の40.2%を僅かに上回った。「ぞっとしない」で本来の「面白く無い。」を選べたのは22.8%で、56.1%が「恐ろしく無い。」と答えた。

 

1980年代(昭和55年~平成元年)に登場した表現の使用状況も調べた。漫画表現に由来する「目が点になる」を使う人は約半数で、40、50代が約7割と高い。「挫折する」といった意味の「心が折れる」は43.3%で、40代以下の世代が使う傾向が見られた。

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毎年、此の時期には「国語に関する世論調査」の結果が大きく報じられる。元記事で取り上げられた範囲で言えば、「存亡の機」という表現は初めて知り、「存亡の危機」という表現を普通に使っていた。他の慣用句に付いては、本来の言い方や意味合いを知っていたが、「目が点になる。」及び「心が折れる」という表現は共に理解しているものの、「心が折れる」を日常生活で使う事は無い。

 

「言葉」は時代によって変わって行く物で在り、例えば「あした」なんていうのは鎌倉時代辺りだと「朝」とか「翌朝」とかと、「朝」に関係する意味合いだけれど、今では「今日の次の日。」というのが普通の使われ方だろう。だから、極端におかしな言い方や意味合いで無い限り、そんなに目くじらを立てる様な事では無いと思っている。でも・・・。

 

先日、久し振りに動物園に行って来た。様々な動物達を見る事が出来て、癒された気分になったのだが、次の動物の名前を御存知だろうか?

 

 

気になって暫く此の動物のの前にたのだが、“動物名”を口にした20人の内で、「オラ“ン”ウータン」という正しい呼び方をしたのは2人だけで、後は皆「オラウータン」と呼んでいた。「オランウータン」という大きな表示が在るにも拘らず老若男女関係無しに誤った呼び方をしていたのだ。慣用句は未だしも、“固有名詞の変化”は流石に駄目だろう。

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2 コメント

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Unknown ()
2017-09-24 16:03:58
話し言葉として、定着しているものは、使い易いと思います。「存亡の機」というのは、小説や弁士が使う言葉ではないですか。昭和の映画を取り扱う当ブログでは、珍しい言葉ではありません。あわや死語になるところを、「存亡の危機」という、代用語があったのは、幸運なのではないでしょうか。

日本語独特の表現は難しいといいますか、英語に訳し易い言葉ほど、親しみがあると思います。英語で話せと言われて、最も困るのは、難しい言葉を脳内で瞬時に訳す事でしょう。使える単語や語彙が限られて居れば、会話は試行錯誤によって、改善されると思うのです。それは、翻せば、高い日本語能力があれば、早期に習う事によって英語も出来る、という事です。
>隆様 (giants-55)
2017-09-24 20:21:30
書き込み有難う御座いました。

「話し言葉として、定着している物は、使い易いと思います。」、其れは在るでしょうね。以前、記事で書いた事ですが、「ざっくり言うと」なんていう表現も、池上彰氏が屡々口にしていた事で、一般的に定着した感が在ります。其れ迄は「ざっくり」と言えば、「ナイフの様な切れ味鋭い物で、一気に切る。」という使われ方が普通だったのに・・・。

「英語に訳し易い言葉程、親しみが在ると思います。」、此れも在るでしょうね。でも、最近は逆のケースで、「無闇矢鱈と、英単語を会話や文章に用いる。」傾向が強く、其の英単語の持つコンセプトが今一判り難い事から、見聞していて頭がパニック状態になる事も。

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