「PS3よりスゴい!? ウルトラマンゲームってナニ?」という記事によると、バンダイから先頃発売された「DXウルトラコクピット」というゲーム機が話題になっているらしい。これは「ウルトラマンメビウス」関連の玩具で、番組に登場する戦闘機のコックピットに模したコントローラーとウルトラマンのDVDが2枚付いており、ゲーム機本体をDVDプレーヤーに接続&DVDを再生すると、TV画面にGUYSの隊員達と怪獣達が現れ、隊員達の指示によってミサイル発射を行なう等、共に怪獣退治をするという内容。CG画面では無く、ウルトラ・シリーズの映像が使われているというのがミソ。”メビウスの世界”だけでは無く、”ウルトラ兄弟達が活躍していた世界”も体験出来るという事で、子供だけでは無くおじさん世代も購入しているとか。8,190円(税込み)という手頃な値段設定も、受けている理由なのかなあと思ったりも。
又、年末から年始にかけて、ソフトビニール製の人形を始めとしたウルトラ・シリーズ関連のグッズがかなり売れ、密かなウルトラマン・ブームになっているという話も紹介されており、これが事実ならばファンの一人としては嬉しい限り。
閑話休題。「発掘!あるある大事典Ⅱ」に於けるデータ捏造問題だが、番組が打ち切られて以降も続々と他の捏造疑惑が指摘される等、未だに尾を引いている。所謂”健康情報番組”で取り上げられた物に対してワッと飛び付く風潮にはずっと疑問を感じていたので、今回の騒動は比較的冷めた目で見ているし、敢えて記事として取り上げ様という思いもこれ迄湧かなかったのだが、次々と露見する捏造疑惑の内容が余りにも質が悪い為、捏造番組が生み出される背景に付いて私見を書いてみようと思い立った。
捏造番組が生み出される背景には、「視聴率至上主義」や「製作者のモラル&プロ意識の低下」等が挙げられるのだろうが、個人的には「次から次へと番組を作り出さなければならない環境」というのが一番大きい様に思う。
貴方が、毎週放送される健康情報番組の製作者だとする。毎週毎週、新しいネタを捜し出すだけでも至難の技ではないだろうか?そして、その関連資料&データを収集し、おまけにそれ等の検証も”極めて限定された時間”内で行なわなければならないというのは非常に困難を伴わなう事ではなかろうか?
勿論、事前に或る程度のストックを用意しているだろうし、製作側も幾つかのチームに分かれて同時進行で幾つかの回を製作しているのかもしれないので、1週間内で全てを完結させなければならないという事ではないのだろうが、それにしてもそんなに腰を据えて製作するという環境では無いと思う。次から次へと番組を作り出さない環境が、ドラマの様に創造性を許されたコンテンツでは原則無い健康情報番組の作り手を、”禁忌の世界”に追い込んでしまった面が在ったのではないだろうか。
現在、一部の放送局を除いて連日ほぼ24時間、番組が垂れ流されている。(厳密に言えば、番組&CMという事になるが。)24時間を埋め尽くす為に数多の番組が作られる訳で、この様な環境下では番組の質が玉石混淆状態となり、「こんな糞の役にも立たない下衆な番組を、何故わざわざ垂れ流すのか?」とゲンナリしてしまう番組が目に付いてしまうのも必定と言える。
だったら嘗てオイル・ショックの時代に為された様に、一定時間で一斉に放送を終了してしまう事も考えて良いのではないだろうか?そうなれば一つ一つの番組にもっと製作者は注力出来るだろうし、延いては捏造番組が生み出される可能性を減じられる様に思うのだが。*1
*1 放送時間が減らされる事でスポンサーからの収益も減ってしまうというので在れば、CM放送の単価を上げるなりの工夫をして貰いたい。
CMと言えば、番組内で出演者が自らに関係する商品や店の宣伝を平然と行なうのは非常に不快。「そんなに宣伝したかったら、自分で金を払ってCM枠を買え!」と言いたくなってしまう。ニュース番組等で、無理無理に自局の関連イベント情報を押し込むTV局の姿勢も疑問。もっと、公共の電波という意識を持って欲しい。
又、年末から年始にかけて、ソフトビニール製の人形を始めとしたウルトラ・シリーズ関連のグッズがかなり売れ、密かなウルトラマン・ブームになっているという話も紹介されており、これが事実ならばファンの一人としては嬉しい限り。

閑話休題。「発掘!あるある大事典Ⅱ」に於けるデータ捏造問題だが、番組が打ち切られて以降も続々と他の捏造疑惑が指摘される等、未だに尾を引いている。所謂”健康情報番組”で取り上げられた物に対してワッと飛び付く風潮にはずっと疑問を感じていたので、今回の騒動は比較的冷めた目で見ているし、敢えて記事として取り上げ様という思いもこれ迄湧かなかったのだが、次々と露見する捏造疑惑の内容が余りにも質が悪い為、捏造番組が生み出される背景に付いて私見を書いてみようと思い立った。
捏造番組が生み出される背景には、「視聴率至上主義」や「製作者のモラル&プロ意識の低下」等が挙げられるのだろうが、個人的には「次から次へと番組を作り出さなければならない環境」というのが一番大きい様に思う。
貴方が、毎週放送される健康情報番組の製作者だとする。毎週毎週、新しいネタを捜し出すだけでも至難の技ではないだろうか?そして、その関連資料&データを収集し、おまけにそれ等の検証も”極めて限定された時間”内で行なわなければならないというのは非常に困難を伴わなう事ではなかろうか?
勿論、事前に或る程度のストックを用意しているだろうし、製作側も幾つかのチームに分かれて同時進行で幾つかの回を製作しているのかもしれないので、1週間内で全てを完結させなければならないという事ではないのだろうが、それにしてもそんなに腰を据えて製作するという環境では無いと思う。次から次へと番組を作り出さない環境が、ドラマの様に創造性を許されたコンテンツでは原則無い健康情報番組の作り手を、”禁忌の世界”に追い込んでしまった面が在ったのではないだろうか。
現在、一部の放送局を除いて連日ほぼ24時間、番組が垂れ流されている。(厳密に言えば、番組&CMという事になるが。)24時間を埋め尽くす為に数多の番組が作られる訳で、この様な環境下では番組の質が玉石混淆状態となり、「こんな糞の役にも立たない下衆な番組を、何故わざわざ垂れ流すのか?」とゲンナリしてしまう番組が目に付いてしまうのも必定と言える。
だったら嘗てオイル・ショックの時代に為された様に、一定時間で一斉に放送を終了してしまう事も考えて良いのではないだろうか?そうなれば一つ一つの番組にもっと製作者は注力出来るだろうし、延いては捏造番組が生み出される可能性を減じられる様に思うのだが。*1

*1 放送時間が減らされる事でスポンサーからの収益も減ってしまうというので在れば、CM放送の単価を上げるなりの工夫をして貰いたい。
CMと言えば、番組内で出演者が自らに関係する商品や店の宣伝を平然と行なうのは非常に不快。「そんなに宣伝したかったら、自分で金を払ってCM枠を買え!」と言いたくなってしまう。ニュース番組等で、無理無理に自局の関連イベント情報を押し込むTV局の姿勢も疑問。もっと、公共の電波という意識を持って欲しい。

>一定時間で一斉に放送を終了してしまう事も考えて良いのではないだろうか?
この部分に関しまして別の見解がありまして、
放送枠の拡大で深夜アニメが現状のように氾濫する前とした後では、決定的に違う事がありまして、平均的なレベルが下がる一方で、非常に実験的な作家性の強い作品も増えました。いわゆる「大人の」鑑賞に耐えるアニメという奴で、玉石混合の玉の部分ですね。同じようなことがバラエティー番組にもあって、深夜番組→ゴールデン進出というパターンが定着して久しいです。
最大公約数的な番組作りから脱却という意味では、原則24時間放送は意味があるのではないでしょうか?
本題の捏造に関しては、テレビの『演出』の問題では?と思います。いまどき、100%の真実のみを番組として垂れ流しているなんてありえません。嘘でなくても編集をした段階で、ニュース番組でも内容に偏りが出るのは当然。それを鵜呑みにする視聴者側にも問題があると思います。
情報の捏造に対しては是とは思いませんが、あるある大辞典だけを問題視して騒ぎ立てるのは如何なものかというのが趣旨です。
大手ゼネコンや自動車会社等が収益アップの為、下請けや孫受け等の”下部組織”を締め上げている様は、江戸幕府が農民に対して「生かさぬ様に殺さぬように」という過酷な年貢の取り立てをしていた図式と似ていますよね。”あるある”の製作会社として表面的に名前の挙がっている会社も、実際には下請けや孫受けに番組制作を廻す”手配師”の様な役割だったとも言われています。仕事を廻す事で利益を得る。其処には「利益さえ上がれば、下請け達がどんな番組を作ろうが知ったこっちゃない。」という意識が在ったのではないかとどうしても考えてしまいます。
今回のデータ捏造問題に関して言えば、先ず結論在りきで、それに合わしたデータや映像を”作り上げた”という事の様です。こういう手法を採っているのは、やま様も書かれておられる様に決して”あるある”だけでは無いと自分も思います。街頭インタビュー、特に皇室問題に関するものは、見事な程に意見のベクトルが同じですから(苦笑)。
私は一番の原因は月並みかもしれませんが、報道機関が組織としてモラルを重んじる組織だったのか?
というところにあります。
自分のブログの記事と重複するので恐縮なのですが、テレビ局って芸能事務所やその他から常に過剰な接待を受けてると聞きます。タレントを番組に起用してもらうために。女性タレントの場合はそれ以上のことも・・・
例えバラエティであっても公共の電波を使って放送しているのだからタレントの起用は公平であるべき。
番組制作者の感性によるべきで決して接待を受けてはいけないと思う。報道でなくても公共の電波を使って仕事している以上は接待を受けることはモラルのない卑しい行為なのです。
公務員なら普通に贈収賄が成立します。
普段から平気でそんなことしてる組織にモラルなんて期待できないと思います。
一見しては関係ないことかもしれませんが、組織としての倫理観を腐りはじめたら、別のところを腐ってくるのです。
報道にたずさわる者はせめて公務員並みの倫理規定を設けるべきです。
しかし、ウルトラマン世代でよかったよなぁ。
しかし、そんなものは元から無いんです。
学歴社会を批判するメディア、さーて、四大卒じゃない記者が何人いますかねえ?で、観てる側もまた女子アナの学歴なんか気にしたりするんです。
関テレを批判するメディアや庶民だって所詮同じ穴のムジナ。ならば大企業や政治家にも、大衆の欲望にも媚びない報道機関があるのかといえば、大メディアにはありません。朝日も産経もアタシは髪の毛一本ほどの違いしか感じません。では無いのかといえばさにあらず。聖教新聞とか赤旗とか、レコンキスタとか前進とかは媚びてません。ただし読み手が偏ります。
つまり大メディアは商売でやってることを忘れてはいけません。ただ、商売なら商道というものがあるはずです。
八百屋が腐った大根を売れば潰れます。風俗嬢が病気を客にうつしたらその店は潰れます。ゴキブリが駆け回るラーメン屋に誰が入りますか。つまり、高いだけでありもしない理想や倫理なんて掲げずに、商売の常道に則って報道、放送すればいいだけなのです。