ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“悠木千帆”の時代から好きだった

2018年09月17日 | 其の他

元号の「平成」は、来年4月30日で終了する。詰まり、平成は「31年」存在する訳だが、途中で元号が変わらない今年「30年」が、“実質的”には“平成最後の年”と言っても良いだろう。

 

そんな“時代の変わり目の年”というのも影響しているのだろうか、今年は有名人の訃報に触れる機会が、例年に比べて多い気がする。「有名人の訃報に触れた際、『えっ!?』と絶句してしまう機会が、例年に比べて多い気がする。」というのが、正確かもしれない。1月の星野仙一氏に始まり、全く想像だにしていなかった方々の訃報が多いからだ。

 

昨日、「女優樹木希林さんが15日に、75歳で亡くなられていた。」という報道に触れた際も、「えっ!?」と絶句してしまった。2013年に全身癌罹患している事を自ら明らかにして以降、ずっとと闘って来られていたのは知っていたけれど、彼女の普段の達観した様な言動も在って、「癌に負ける事無く、未だ未だ元気な姿を見せてくれるだろう。」と信じていたので、本当に驚いた。

 

13年前、「悠木千帆は生きていた!」という記事を書いた。自分が希林さんを女優として初めて意識したのは、1974年に放送されたドラマ寺内貫太郎一家」【動画】だった。当時31歳の彼女が演じたのは、70歳の婆さん・寺内きん役。実年齢より39歳も年上の役を演じた訳だが、其のエキセントリックコミカル役所に、すっかり魅了されてしまった。当時の彼女の芸名は「悠木千帆」。

 

寺内きん役で一躍脚光を浴びた彼女。1977年に放送開始のドラマ「ムー」【動画】、そして1978年に放送開始のドラマ「ムー一族」【動画】で演じた御手伝いさん金田久美子役で、人気女優の座を確立する。

 

「寺内貫太郎一家」で意識して以来、そう“悠木千帆”の時代からずっと、希林さんは好きな女優の1人だった。女優としても好きだったし、女優を離れた普段の時の、何とも言えない達観した雰囲気も好きだった。

 

郷ひろみ氏とのデュエット曲「お化けのロック」【動画】及び「林檎殺人事件」【動画】、「ピップエレキバンCM」【動画】、「フジカラーのCM」【動画】等、コミカルな演技を見せる希林さんも然る事乍ら晩年の彼女の“枯れた演技”(映画万引き家族」も、彼女の存在がぐっと作品を引き締めていた。)は、何とも言えない味わいが。

 

「寺内貫太郎一家」の主な関係者では向田邦子さん、伴淳三郎氏、由利徹氏、久世光彦氏、谷啓氏、加藤治子さんが去年迄に亡くなられ、今年に入ってからは左とん平氏、西城秀樹氏が亡くなられ、遂には希林さん迄旅立ってしまった。

 

“秀樹”の訃報を受け、希林さんが思い出を語っている映像を目にしたのは、4ヶ月程前の事。御自身が“死”という物を遠い存在と考えていなかったで在ろう状況で、秀樹の死を語っていた希林さん。複雑な思いだったろう。

 

未だ未だ名演技を見たかった。本当に残念だ。合掌

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2 コメント

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おばあさん役 (雫石鉄也)
2018-09-17 09:25:46
笠智衆さんが日本を代表する名おじいさん役者なら、時代は違いますが、樹木希林は名おばあさん役だと思います。
菅井きんさんも亡くなったし、このたびの希林さんが亡くなって、おばあさん役を頼める適当な女優がいなくなって、日本の映画監督は困るでしょうね。
>雫石鉄也様 (giants-55)
2018-09-17 09:56:22
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

菅井きんさんや樹木希林さん以外では、北林谷栄さん、佐々木すみ江さん、原ひさ子さん等が、“御婆さん役”が似合った女優というイメージが在ります。

自分が子供の頃、御婆さんと言えば“ヨボヨボ”というイメージが在りましたけれど、今は全体的に若い感じが在りますね。八千草薫さんや野際陽子さん等の御婆さん役なんて、昔の御婆さんとは雰囲気が全然違いますから。

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