小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

令和の始まり~母島青年会と子供の日の集い

2019年05月01日 | 母島 暮らし 子供
■平成が終わり、新年号・令和となりました。
なんか、明けましておめでとう感があります(笑)。

ハワイに行き、自分自身にとって大きな節目にもなる新しい活動があります。

今年度、総会の承認を経て、母島青年会の会長を務める事になりました。

母島青年会は返還当初から島のイベントやや行事に深く関わる組織として活動してきました。
色々変えていかなければいけないほど、島も時代と共に変わっていくものがあります。
母島の青年会もこの数年で大きく変化してきました。

今年度は参加するメンバーがより楽しく関われる青年会になるように工夫していければと思います。
僕ひとりでできるものではありません。
みんなで楽しくできればと思います。

どうぞよろしくお願いしますm(__)m


■昨日は春の1大イベント「子どもの日の集い」がありました。
母島青年会は焼きそばの提供とサッカーゲーム運営協力で参加することになりました。

青年会としても今年度新体制での初本番、
どうなるかドキドキの1日でした。

当日を迎えて、多くのメンバーが駆けつけてくれ、
一緒にワイワイと楽しくやれて本当に良かったです♪

ドタバタとしながらも、多くの皆さんの気配りと優しさのお蔭で
楽しく乗り切る事が出来ました。
お忙しい中、本当にありがとうございました♪

と同時に、色んな反省点も見えてきました。

毎回が学びの連続です。

今回は大きな失敗も犯しました。

自分自身、まだまだ至らない所ばかりですので、
みなさんのご協力を得ながら少しずつ改善していければと思います。

青年会。
僕一人では何もできないことを痛感させられます。

気を遣って、事前に声掛けをしてくれたり、
全員の集合時間より早めに来てくれていたり、
事前に発注や様々な役割をこなしてくれていたり、
みんなの気持ちが本当に素晴らしく、感動の連続です♪


■前日には焼きそばの材料を準備している時にいいことがありました。

今年度新しく青年会に参加してくれた方が、
「いままで何気なくイベントで焼きそばとかを食べていたけれど、
こうやってみんなが頑張って用意してくれていたんですね。
今回は、それが知れて良かったです」
こんな言葉をくれました。

とても嬉しかったです。

そう、何気なく当たり前にあると思っていたものが、
実はいろんな人の協力で成り立っている背景がある、
これを知れるのも
この地域活動に参加する意義なのかも知れません。

子どもの日の集いに青年会が協力する理由は、
今後の未来を作っていく子供の為に、
昔ながらのゲームや遊びを通じて、目一杯気持ちを贈る為だと思っています。

以前は本当に娯楽が少ない島の子どもの為を思った企画だったと思います。
でも今はゲームーやおもちゃは溢れています。

しかし、このイベントを通じて大人の凄さや、
子どもの凄さをお互いが認識して、より今後も仲良くこの母島でやっていければと思うのです。

今年度もどうぞよろしくおねがいしますm(__)m



■子どもの日の集いで婦人会が焼いてくれたたい焼きを食べながら、子どもと夕陽を見ていました。


みんなの事を想って、最後にもっとうまく焼けたたい焼きを届けたいっ!
そんな風に言ってくれている皆さんの存在が、たい焼きをより美味しくします♪

夕陽の上をいつも飛んでいく「グアム便」の飛行機雲。

今の時代はスマホのアプリでこの飛行機がグアム→成田行きのJALであることまで分かってしまいます(笑)。

僕は今でもスマホは持っていないのですが、
島の友人がさっと教えてくれています。

便利になるということ。
経った10年前の島暮らしではあり得なかったほど、島の暮らしも便利になってきています。
と同時に昔ながらの良さも能力も失いつつある現代。

このGW直前、伊豆諸島の海底光ケーブルが切れてしまい、
御蔵島・神津島・式根島・新島で電話やインターネットが使えなくなっているそうです(5/4に復旧見込み)。

この状況でどんなことを感じたのでしょうか?

今やネットなしでは飛行機のチケットも旅行の手配すらできなくなりつつある現代において、
通信手段が使えないという事は不便も多いでしょうが、
多くの学びを与えてくれるきっかけにもなったのではないでしょうか?

以前、僕が移住したころのは小笠原はドコモの通話のみ、
ネットはISDN回線で超遅い時代でした。

内地から来た観光客は、島でいかに携帯電話に縛られていたのかに気付き、
笑いながら素朴に過ごしていました。

今は小笠原にも光ケーブルが繋がり、
動画もサクサク見れる時代に。

携帯も3社が繋がり、ネット通販でかなり便利な暮らしとなりました。

これが使えないとしたら?
色んな事を学べるのでしょうね。

人が電気もガスも水道もなく、島で暮らしていたほんの少し前の時代を想います。


■現在は奥さんが内地なので、
毎日家事も仕事も育児も僕が中心に行っています。

夜の郵便・宅急便の配達仕事の時には
いつも友人の家族が次女を預かってくれます。

本当に有難い限りです☆

学校に毎日持って行くお弁当。

これを作れるのが本当に有難いのです♡

畑で採れた野菜に、漁師さんに頂いた魚、飼っている鶏が産んでくれる卵。
本当に有難いものばかりです。

GWの10連休のお蔭で長女も父島の高校から母島に帰って来ています。

島のみんなに聞かれる高校の事。
素直にどう答えたらいいか悩む長女(笑)。

やはり思春期の高校生、色々あるようですが、
まあ楽しく父島ライフを楽しんでいるように感じました♪

父島の子どもの日の集いでは、
小さい子供に気さくに声をかけて、彼女の良さを存分に発揮したようです(父島の友人が報告してくれました♪)。

やっぱりそんな島暮らしは有難いです(*^_^*)。
僕は大好きです!

平成最後の夕陽を見ようと子どもと歩いて灯台へ。
見事、季節は変わり、太陽は鮫ヶ崎へと沈んでいきました(笑)。
(冬はもっと見えたのに~!←太陽が季節で移動して見れなくなった)

この当たり前の日常がある有難さ。

ヨガの不久先生が言っているように、
“有る”ことが“難い(難しい)”からこそ、「ありがとう」。

この言葉の意味を噛みしめています。


僕も昭和に生まれ、昭和~平成~令和と3年号を股にかけて生きたことになります。
日本独自の感覚ですが、

西暦にはない独特のその時代を想像できるまとめ力がある気がします。

今の私達が大正生まれのレジェンドを想うように、
「ああ、昭和生まれなんですね~」
と言われるときにどんな想像されるのかドキドキしちゃいます♡

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