カンパーニュ・レシピ

私のこれまで持ち続けていた、カンパーニュのイメージ‥‥‥
（カンパーニュとは、”田舎風”と言う意味です）

それはとにかく、ハードで、
ライ麦やふすまのの硬い噛みごたえがあって、
どっしり日持ちがするパン！…だったんですけど……

今日焼けたカンパーニュ。
これは、これまで作った私のパンの中で、ひょっとして
一番出来の良いカンパーニュだったんじゃないかな～。
いや、これまで作って来た、パンの中でも1番の出来だった気がします。
午前中から捏ね始めて、焼き上がったのが夜の10時。
薄暗いキッチンで、1人感動してしまいました。(笑)



マクロで撮ると、なんか「マンジュウヒトデ」みたいだ…；(分かる?；）

完成したカンパーニュは、フルーティな酸味とレーズンの甘い香り。
残りわずかとなった、レーズン酵母液を、ストレートで投入して作ったのですが、
一緒に漬けてあったレーズンがほのかな酸味を放ってくれたようです。
(漬けてあった実ごと、捏ねました～）
しかも、これまで食べたカンパーニュの中でも
これだけしっとりふっくらしたのは初めてかも！？

理由は簡単。
先日教えていただいた、レスプランドールのご主人のレシピを
カンパーニュに取り入れてみたから。

本来はイーストのふっくら柔らかいパンに使うべきなんでしょうけど、
どうしても早く試してみたくて、
捏ねてる途中で、急きょショートニングとオリーブ油を投入してみました。

これは…。

ひょっとして、どのパンにも合うんじゃないの～！？

天然酵母ってどうしても、硬くなりがちなのですけど、
これは表面はパリッ！中はふっくらし～っとり。



まだ湯気が立ち昇る、焼き立てだからなのかもしれませんが、
天然酵母でこんなにしっとり焼けたのは初めてだったので
クロちゅん、物凄く感動してしまいました。

本来カンパーニュのレシピには、脂肪分はほとんど
使いませんもんね。＾＾；
使っても小さじ1程度とか～・・・
ある意味、邪道なのかもしれませんけど・・・私はこのカンパーニュが好きだっ！！

せっかくなので、レシピです。(覚え書き）

強力粉２１０ｇ
全粒粉　４０ｇ
自家製酵母液１４０ｃｃ（実10粒も含む）
塩　　　　４ｇ
砂糖　　１０ｇ
ショートニング１５ｇ
エクストラバージンオイル１５ｇ

胡桃　満身の力で握り潰し、軽く一握り（計量せずに放りこんだので）
甘納豆　←(オイ）目があったので‥‥‥合うかな～？と。(合いました）




甘納豆じゃなくて、いつもだったらドライいちじくなんですけどね。＾＾；
このところずっと、甘納豆入りのベーグルを作ろう作ろうと思いつつ
ずっと作ってなかったので、甘納豆カンパーニュってどうよ?みたいな～。
夫にはドン引きされたけど、そんな嫌な味じゃなかったYo。

あと、うちにはパヌトン(？って言うのかな）いわゆる、発酵かごなんて
洒落たものはないので、すり鉢でうっすらと模様をつけてみましたー。
それなりに見えるじゃん～と、一人ゲラ笑い。

ここのところ、順調だったダイエットも一晩でぶち壊してしまうくらいに
やめられない止まらない～(かっぱえびせんじゃなくて・・・）
どうしようー。美味しいよぉー。



追記：一夜明けて・・・やっぱり酸味のあるパンに甘納豆は微妙かも？？
　　　冷めたら、ちょっと考え方変わりました（オイオイ

レーズンの実ごと使われる方は、素直にいちじくのほうがあうかもしれませんねー…
一転二転してすみません；