現在開発は GetFLV 2 に移行しました(こちら)。
以下は過去のバージョンの記事となります。
先日、YouTube.com のフラッシュ動画をダウンロードする手順をご紹介しましたが、これをある程度自動化するプログラム(スクリプト)を書いてみました。Windows でのみ動作します。
インストールすると Internet Explorer の右クリック・メニューに「FLV 動画をダウンロード」という項目が追加されます(何もない領域で右クリック)。これを YouTube.com や video.google.com の動画のページやリンク上で実行するとダイレクトでファイルの保存ダイアログが開くようになります。よろしければ試してみてくださ~い(笑)。
当スクリプトを用いることで発生した如何なる問題においても
当方は一切の責任を負いかねます。
動作環境
YouTube の仕様が変更されたため、以下の環境以外では動作しないと思います。これ以外の Windows での回避策は「2006/04/30 開発メモ」をご覧ください。
Windows 2000 SP3 以降
Windows XP SP1 以降
Windows Server 2003 SP1 以降
※ IE7 で動作させる場合、インターネット オプションのフィッシング詐欺機能を無効にする必要があるようです(うっきゅうさんからの情報)。
インストール方法
getflv.exe (直前のバージョンはこちら)
まず上記のファイルをダウンロードしてください。自己解凍書庫形式になっていますので、ファイルを実行するだけで自動的に解凍とインストールが行われます。アンチ・ウイルス・ソフトの設定によってはスクリプトの実行が遮断される場合がありますが、その場合は実行を許可することで正常にインストールできると思います。インストールに成功するとその旨のメッセージが表示されます。このツールの機能はインストール後に起動した IE から適用されます。自己解凍書庫がお嫌いな方はこちらをどうぞ(getflv.zip)。
注1)インストール後にフォルダを移動した場合は再度「インストール」ファイルを実行してください。
注2)インストール中に他のプログラムが起動してしまう場合(多くは WEB 作成ソフトだと思いますが・・・)、または関連付けられたプログラムが存在しない場合は保存先ディレクトリにある「インストール」ファイルを手動で実行させる必要があります。同ファイルの右クリック メニューから「コマンド プロンプトで開く」を実行してください。同様にインストールが行われ、成功するとその旨のメッセージが表示されます。
使用方法
初回起動時に表示されるダイアログについて:
本スクリプトには動画ファイルのメタ情報を任意のフォルダにテキスト ファイルとして保存する機能が備わっています。初回起動時にこの機能を有効にするかの確認ダイアログが表示されます。実際に使っていただければどういう機能なのかはわかると思います(笑)。ログ機能の設定を変更したい場合、GetFLV フォルダに生成された getflv.ini を削除することで、再び確認ダイアログが表示されるようになります。
直接ダウンロードには二通りの方法があります。一つは現在見ている動画をダウンロードする場合、もう一つは動画ページへのリンクからダウンロードする場合です。
1)見ている動画をダウンロードする
YouTube または Google Video の動画視聴ページを開き、任意の場所で右クリックをしてください。カーソルの位置によっては正しくメニューが出ないので出来るだけ何もない領域での右クリックをお薦めします。メニューが表示されたら、「FLV 動画をダウンロード」を選択してください。しばらくすると保存ダイアログが表示されます(場合によっては 10秒ほどかかりますが、YouTube 側のサーバとの通信に必要な時間です)。
2)動画ページへのリンクからダウンロード
リンクされている文字列や画像の上で右クリックをしてください。メニューが表示されたら、「FLV 動画をダウンロード」を選択してください。あとは(1)と同様です。例えば検索結果から動画ページを開かずに直接ダウンロードができるので便利だと思います。ただし視聴にログインが必要となる動画の場合、リンクからはダウンロードできません。動画ページより実行してください。
ファイル名について(YouTube の場合)
保存時の利便性を考慮して、ファイル名のデフォルトは動画のタイトルとなります。本スクリプトではちょっと特殊な方法で保存ダイアログのファイル名を設定しているため、内部的には YouTube のサーバと何度かやり取りをしています。通常は問題ないのですが、タイトルに日本語が使われている場合、ファイル名に設定したタイトルが途中で切れてしまう場合があるようです。またリダイレクト先のサーバによっては、リクエストの仕様が異なるため、ファイル名を指定できません。この場合、動画の ID がファイル名となりますが、クリップボードには「動画タイトル+.flv」の文字列が格納されているのでペーストしてお使いください。
アンインストール方法
IE の右クリック・メニューから「FLV 動画をダウンロード」の項目を削除したい場合は「アンインストール」ファイルを実行してください(IE 再起動後よりメニューは非表示となります)。インストール・フォルダも削除すれば綺麗さっぱり元どおりになります(笑)。手動で行いたい方は以下のキーをレジストリより削除してください。
HKEY_CURRENT_USERSoftwareMicrosoftInternet ExplorerMenuExtFLV 動画をダウンロード(&F)
追加機能 (1)
インストール先のフォルダにある「インストール2」ファイルを実行すると、さらに「FLV 動画の URL をクリップボードにコピー」というメニューが追加されます。機能はメニュー名が示す通りです。外部ダウンローダーのクリップボード監視機能と併用すると便利かもしれません(例えば Irvine で拡張子「flv」や URL「.flv?video_id=」を監視対象にするなど)。アンインストールは「アンインストール2」ファイルで行ってください。
追加機能 (2)
ブログなどに埋め込まれたエンベッド動画の右クリック保存に対応しました。単に動画上で右クリックすると Flash プレーヤーのメニューが表示されてしまうので、一旦動画を囲むように選択範囲を作り、動画領域以外の選択範囲部分で右クリックをしてください。
Clogger 情報共有サービス
現在インターネット上のあらゆる情報を集め、カタログのように見せながら情報を共有することができるサービス「Clogger」との A8 プログラム提携を行っております(詳細は下記バナーのリンク先をご覧ください)。
質問される方へ
GetFLV スクリプトに関すること以外の質問はご遠慮くださいませ。また適当で構いませんから名前は入力してください(呼びかけの際に困ってしまうので/笑)。まずは本文を熟読し、すでに書かれていることを質問することのないようにお願いします。上手く動作しない場合は、答える側が必要とする情報を提供してください。最低限、あなたが何をした結果どうなったのか、またはならなかったのか、は書いてください。加えて Windows 及び Internet Explorer のヴァージョン(サービス・パックの状態含む)、アンチ・ウイルス・ソフトの有無も併記願います。また以下のような書籍も参考になると思います。興味のある方はチェックしてみてください。
※ プロキシ環境下で Windows Update に失敗する方は当スクリプトも正常に動作しないと思います。これはスクリプト内部で使用している WinHTTP というコンポーネントが通常とは異なるプロキシ情報を参照するためです。回避策はこちら。
FAQ
よくある質問をまとめましたので必ず読んでください。
記事はこちらです。
質問、要望、御意見、感想等は BBS をご利用ください。
http://jbbs.livedoor.jp/music/17105/
以前に書き込みされたコメントはこちらです。
開発メモはこちらです。