バッタの水あそび。

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バッタが増えた ~つわりが教えてくれたこと~

2009-06-07 23:07:38 | ビリヤード以外
こんばんは。先日、朝起きると自分のメガネがない。ヨメのメガネが転がっている。なんと、ヨメがバッタのメガネをかけていました。



グラスホッパーです。



ヨメ「なんか見にくいと思ったんだよね~」



だったら気づけ。





さてさて、今宵も前回の続きでございます。



では参りましょう、玉の話はでてこない「バッタのたまにっき。」



『バッタが増えた ~つわりが教えてくれたこと~』




はじまり はじまり~♪






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さて、妊娠すればまるでセット販売のように訪れるのがつわりであります。



これって、嘔吐したくなったり酸っぱいものが食べたくなるもんだと思ってたんですけど、人によって全然症状が違うらしいですね。



ヨメの場合、一番顕著だった症状は、、、、




食欲がなくなること。

以前このブログにも書きましたが、バッタのヨメは食べることが大好きで、よくバッタに見覚えのないお菓子の空袋が転がっていて「ダイエット中じゃなかったのか!?」と夫婦喧嘩になりかけたり(ぉぃ)。そんなコが食べたくないっていうんだから、よほどのことでしょう。

またヨメは活字もマンガも好きで、中でもマンガは食に関するマンガ、たとえば美味しんぼとかクッキングパパとか華麗なる食卓とかを良く買ってきて読んでたんですが、そういう食べ物に関する書物を目にしただけで吐き気がしたりするのだから、かなりの重症。


まあ毎日そこまで酷いわけじゃないけど、食べたい、、、いや、食べれそうなものが毎日コロコロ変わる。となると困るのが、夕食のメニューであります。



たとえば、とある平日、、、、、




バッタ帰宅。10分後くらいにヨメ帰宅。バッタ家では、先に帰ったほうが夕食を作るというルール。



バッタ「おかえり。今日はトンコツ焼きそばと中華風玉子スープを作ろうと思うんだけど、どう?(^^)」

ヨメ「うーん、、、今日はちょっと油っこいものはダメそう(××)。雑炊とかならなんとか、、、、、」



、、、ここでキレたら男がすたる。ってか、これから食べるご飯が不味くなる。ここはバッタのモットー、

「家事やるぞ 中途半端じゃグチになる 徹底的ならネタになる」

に従い、、、、、



バッタ「(うやうやしく) かしこまりました。雑炊はシャケとカニとご用意できますが、いかがなさいますか?(^^)」←手には雑炊の元(爆)




、、、この技が一発決まれば、次の会社の飲み会ではモテモテ決定である(爆)←それが目的じゃないよ、ホントホント(笑)





また、違う平日。




今日は仕事が少し遅くなった。あんまり二人とも遅い時は、二人ともそれぞれ外食してくるのがバッタ家のルール。

その日は、なんとかお家ごはんかな? というくらいの時間だった。

さあ帰ろうとケータイを見ると、ヨメからメールが。



「今日、はやいけどご飯つくる元気ないから食べてくる。ごめん。お寿司ならなんとか食べれそうだから、、、」




、、、バッタ家のルールを厳密に適用するならば、ヨメが先に帰って夕食を作ってなければならない。そこへ、「あたしゃ今日は寿司と決めたんだ、あんたは勝手になんか食べて来い」と連絡。

バッタは思わず吹き出した。50年前なら速攻で三行半だよなぁと思うと笑わずにはいられない(笑)

さて、ここで問題です! こんなとき、旦那がとるべき行動は、次のうちどれ?



1.何も食べずに帰って怒鳴る

2.寿司を食べて帰る

3.寿司より高いものを食べて帰る

4.寿司より安いものを食べて帰る





正解は、、、、



1は論外。誰も幸せにならない。

2はまあ正解でしょう。家に帰れば「寿司って聞いたら俺も食べたくなってさ~」と話も弾むことでしょう。

3もまあ正解かな。「俺はもっといいもの食べたもんね~♪」とやれば、ルールを破って罪悪感に襲われているヨメの心を、わずかかもしれませんが癒してあげられるでしょう。但し、財布が傷むという欠点があるので2のほうがまだ優秀な回答であると言えましょう。

4が、バッタ的大正解。以下に詳細を記しましょう、、、、



ラーメン屋に入り、カウンターに座る。普段ならチャーシューメンを頼むところだが、あえて普通のラーメンを注文。そしてお冷やを一口含み、こう呟く、、、、



「いい時代になったねぇ、、、、」



、、、こうすれば、メールを見た瞬間の笑いが更に倍。家に帰ってヨメに話せばさらに倍。しかも財布もほとんど傷まないから幸せプラス。どうだまいったか!(笑)






さてさて、このように平日はまだなんとかこうやってツブシが効く。問題は週末です。

というのは、当時のバッタ家は共稼ぎ。となると、食材は週末にまとめ買いなワケです。



カートを引いてお買い物、、、ところが。



ヨメは「完成した食事ならまだしも、材料を見ると確実に気持ち悪くなる」と言う。なかでも、生肉がとことんダメ。

とゆーことで、バッタが大好きなお肉コーナーはスルー(;;)(笑)
まあ、後で戻ってカートにいれるんだけども(笑)。

そして魚コーナーにきて、やっと献立の話ができる。



バッタ「今晩なに食べたい?(^^)」
ヨメ「なにも食べたくない(~~;)」
バッタ「、、、、なんなら食べられそう?(^^;)」
ヨメ「ごはんのこと考えると気持ち悪くなるから、完成したメニューで言って。そしたら食べれそうかどうか答えるから(~~;)」



、、、、ここでキレたら男がすたる。


「家事やるぞ! 中途半端だとグチになる!! 徹底的だとネタになる!!」



バッタは魚コーナーを見回し、解決の糸口を探る。そうすると、今日マグロ解体ショーをやったとのポップを発見。




バッタ「おっ、今日マグロをバラしたらしいで! どうりでうまそうな刺身がようけならんどるわ(^~^)」


、、、同時にヨメの表情をチラ見(笑)。しかし表情は冴えない。


食べるのがいや、、、、ってことは、あんまり噛まなくてもいいもののほうがいいのかな? とひらめいたバッタ。



バッタ「おおっ、このタタキめっちゃうまそっ! 今日さばいたマグロのタタキでネギトロ丼したらうんまいぞ~(^^)」

ヨメ「あ、うん、おいしそー(^^)」


やっとヨメが笑った!


バッタ「よっしゃ、ほな野菜コーナー戻ってネギもろてくるわ(^^)」





、、、、やっと夕食のメニューが決まった、、、、、、orz





野菜コーナーに向かいながら、バッタは思った。




男親って、こーやって子供のあやし方を覚えていくのかな、と。







つわりが教えてくれたこと。それは、苦しんだりグズったりする人の癒し方ではないか、と。



ジュニア「生まれてくる前にちゃんと勉強しといてね。そーそー、そーやるんだよ」




、、、ヨメの腹の中から、そんな声が聞こえた気がした。



~つづく~



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あの日に食べたネギトロ丼。切ったネギとマグロのタタキをのせただけのネギトロ丼。それは一生忘れられないくらいステキな、思い出の味になりましたとさ。めでたしめでたし(^~^)




では、待て次号!

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