まもなく、地元で起こった小2女児殺人事件の犯行時間から1週間となる
1週間前の午後6時頃、この残虐な犯行が行われ、幼い命が奪われた・・・
こんな卑劣な犯行をおこした犯人を本当に憎く思うと共に、我が社よりわずか100メートルほどしか離れていないところで、幼い命が奪われたことに、本当に悲しくてたまらない。そして、それと同時に、どうしてこんな事件が、こんな平和で静かな住宅街で起こったのか、今もって、疑問であり、不安な毎日が続く・・・
犯人の手がかりも見つかっていないようで、連日、警察やマスコミの人々が周辺道路を往来する。
この新野辺の昼間の人口は以前に比べてどのくらい増えたのだろう?100人?いや200人?いやもっとかな・・・我が社の前の道路も、様々ところから来た車が往来する。
いろんなシーンで、声をかけられ、事件の事を聞かれる毎日、それでなくても、違った場所に行っても、事件の話題を聞かれるのに、この話題には、もう、ふれたくないのが本心だでも、そんなマスコミの人々も、昨日、”地域や学校に配慮”という申し合わせをしたというニュースも聞いたありがたいことだ
小学校の集団登下校も今日で5日目、毎日の引率登校、下校時の引き渡し、保護者の疲れもピークに達しているのが現実、毎日の生活が大きく変わってしまったこの1週間、でも、この事件発生から、こんな変化も見られ出した。
小学生、中学生の登校時、引率以外の地域の方々、お年寄りを中心に、子供達を見守る姿が見られる。
警察の方々が、子供達に「おはよう!」と声をかけるのと同じように、地域の方々も子供達に「おはよう!」と声をかけているのです
そして、そんな大人達に対して最初は恥ずかしそうにしていた子供達も、次第に「おはようございます!」と声を出しはじめている。
この新野辺という地域、昔から住んでいる人と新しく住みはじめた人が入り混ざっている住宅地、子供がもうこの地域から出て行っているお年寄りには、こんな新しく住みだした子供達との交流もなく、子供達も、こんなお年寄りとの交流もない。
登下校などで、道ですれ違っても挨拶もしない・・・ここだけではないと思うが、都会では不思議でない光景だが、少なくても、私の子供の頃、30数年前、小学校の頃は、こんな風ではなかった。
”地域の人々が、子供を見守っている”
そんな風景が、現在では、失われている。
でも、今回の事件で、このような変化が・・・
”地域にぬくもりが少しずつ戻ってきた”と私は思った。
現代社会における”地域のあり方”の問題を、今回の事件の捜査の難航が、まざまざと語っているようだ。
犯人が捕まりそうにない、だんだんと犯人逮捕にあきらめかけはじめている今日、この事件をきっかけに、
地域が変わりつつある!
そしてそんな地域の姿を、天国にいった柚希ちゃんに喜んで欲しい
今は、そう願いたい
今日、地元、神戸製鋼 加古川製鉄所で毎年開催される地域と企業の交流である「神鋼かこがわフェスティバル」の中止が決まった
楽しみにしていた子供達にとって、また一つ”がっかり”が増えてしまったが、この重苦しい雰囲気が、少しずつでも、地域の力で元気になって行って欲しいと私は思います
事件発生から1週間が経った・・・改めて、柚希ちゃんのご冥福をお祈りいたします