ひさびさに仕事の話題で~す
当社は、駐車場の地下に10キロリットルの灯油タンク2基を設置している。
地下灯油タンクは、3年に一度、漏洩検査をすることが法令で定められており、今日は、3年ぶりの検査の日となった。
朝9時30分から、検査業者の車が来て、検査が始まった。
一昨日、この業者の営業より、所轄消防署に対しての検査施行届けが出されて、今日を迎えたのである。
検査は、気層部と液層部に分けて行われる。
気層部というのは、普段は液体のない部分、つまり、タンクからポンプまでの間や、タンク内のガスを排出する通気口などの部分で、いわば、配管の部分である。
この部分の検査は、数十分で終了、時間のかかるのは、液層部、つまり地下タンク本体の検査だ。
灯油タンクの給油ハッチや、液量計の部分に写真のような器材が取り付けられて、さあ、スタートだ
今回、その方法を聞いてみた。
まず、タンク内部に液面を押さない程度の圧力をかけ、そして今度は、その空気を徐々に抜いていくそうだ。もし、タンクに穴が空いていると、液面にタンク内から気泡が現れるらしい。この作業は、1時間30分余りの時間が係るらしい。
なぜ、気密検査(圧力を一杯にかけて、漏れを調べる)の方法をとらないかというと、もし、漏れが生じた場合、地中を灯油で汚染することになるからだ。
写真のような器材で、直径0.3㎜の穴まで見つけることができるそうだ。凄い!
検査は12時頃、無事終了、異常なしで終わった。
検査結果は、この業者が報告書を作成し、所轄消防署に提出する。
3年に1回の検査、今回も問題なしで良かった