美味しいお米を大切な貴方に! BLOG 『HIRO’s Diary』 

お米の専門店の店主が、日々想う事、今日あった出来事などを中心に書いてます!!かなり趣味の部分も多いけどね\(^_^)/

お正月餅の予約販売

2005年11月29日 19時12分04秒 | その他仕事の事

年末商品は、”おせち料理”と、もう一つが”お正月餅”

老舗のおもち屋さんで、搗いてもらったお餅を配達する。

お鏡、棒のし、小餅などにしてもらって、配達日当日に搗いてもらう。

もちろん、”杵つきもち”だ。といっても、杵を搗くのは機械だが・・・

我が社では、もうこのお正月餅の配達をはじめてから何年になるのだろう

私が物心ついた頃から、年末といえば、父と一緒に、おもち屋さんにお餅をとりに行ったものだった。

搗きあがった小餅が、きれいに並べられてあり、乾かされている光景は、昔から変わらない。この光景をみると、年末という感じがするものだ。(写真は、昨年度の年末に撮ったものです)

昔、子供の頃は、年末の27から30日は、夜になると、お餅の配達に手伝わされた。なぜなら、昼間は、お米の配達などで、手が回らないし、それに、お餅が乾かないと配達出来ないからです。いつも終わるのは、9時を過ぎていた。30日などは、もっと遅くなることもあった。

それが今はというと、年々お餅を食べる人が少なくなってきた。というよりも、お正月でなくても、お餅は食べられるからね。それに、お正月だからといっても、外食産業は営業しているし、量販店は元旦から営業している。

でも、”お正月にお餅を食べる”というのは日本の文化の一つ!

そして我が社で扱っているお餅は、完全無添加の搗きたて杵搗き餅だ!

この良さをPRして、一時は2石(280Kg)を切るまで落ち込んだお正月餅の販売が、一昨年にはとうとう4石(560Kg)までにふくれあがった。

でも、昨年は、それまでの伸びが止まってしまった。そして何と言っても、お鏡をつくるお客様が少なく、件数ばかりが増える状態になった。

それでも、昔を思えば、30日でも、8時までには配達が終了してしまう

もっと増やさなければ・・・

今日、おもち屋さんに、お正月餅の打ち合わせに赴いた。我が社もそうだが、おもち屋さんも、代が変わっている。私とあまり歳もかわらない。

「年々売り上げが減ってきている。安いスーパーの切り餅に押されて・・・

それにお正月にお家にいない家庭も増えてきているね。」

と泣き言を言うおもち屋のご主人。

「でも、うちのお正月餅の売り上げは頑張ってますよ!いつも、お客様には喜んでもらってます。今年も頑張って予約を取ってきますから、よろしくお願いしますね!」

と私は激をとばした。

とはいうものの、予約の出だしが悪い・・・もっと頑張らなければ!

そこで、こんな替え歌を作ってみた。

お正月には”餅”食べて~、”おせち”をつついて笑いましょう~

お正月の”お餅”と”おせち”は、日本の文化だ!

”クリスマス”や”バレンテインデー”は、西洋の文化ですよ!

「我が社の歳末商品は、日本の文化を守るという意味あるものだ!誇りを持って、自信を持って、お客様にすすめよう!」

と今日の朝礼で社員に激を飛ばした。

さあ、明日で11月も終わり、いよいよ師走に突入だ!


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