トライやる4日目
今日は、まず、産地よりの直接仕入れのお米の荷受けを手伝ってもらった
30Kg袋のお米が、95体。そのお米をパレットにハイ積みする作業だ
7本ハイ、8本ハイとパレットの大きさによって、積み方を変えていく必要がある
「それは、縦向き!」「口は中向けで!」
慣れない中学生に、社員や私はそう指示する
”30Kg袋を持つだけでも精一杯なのに・・・”
そう中学生達は思ったに違いない。朝から本当に重労働だったようだ。
だが、それよりも中学生が、驚いたのが、今回の産地からのトラック(4トン箱車)のドライバーが女性だった事だ。
バラ積みの車を若い女性ドライバーが富山から夜行で運転してきたのだ
そしてもちろん、彼女も、荷下ろし作業を行う。
我々と同じように、30Kgのお米をスイっと持ち上げる。確かに体格のいい女性だったが、このパワーには、我々も驚かされた。
ミーティングの後、今日は、精米機の分解清掃作業だ。
分解作業を見てもらって、仕組みを勉強してもらうと同時に、こびり付いたヌカを取り除いてもらう。
2週間前に掃除したとあって、今回は、ヌカの量は、少なめだったが、ヌカの固まりにはビックリしていたようだ。
お昼からは、ヌカ倉庫の掃除、ヌカまみれになっての作業だ。
今日は、荷受け、掃除と本当にクタクタになったようだ。
そんな彼らを見て、時間が少し早いが、30分早く、今日の体験学習は終了とした。
”トライやる”の中学生が帰っていくのを見送ってしばらくして、今度は、学生服姿の中学生グループが、我が社の前のお宅に訪れた。
どうやら、老人会長に菊の花を持ってきたようだ。そして、そんな中学生の中の一人が、我が社の方にやってきた。
見ると、昨年度、我が社で”トライやる”体験実習をしたY君だった。
昨年度は、丸坊主頭だったが、高校進学を控え、今は、長髪。そして一年で背丈もだいぶん高くなった。
たまたま我が社の近くに用事だったとはいえ、こうやって、逢いに来てくれるとはうれしいものだね。
さあ、明日は最終日です!